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ペットコラムPECOLA

愛犬・愛猫との毎日を応援するペットコラム『PECOLA』。
犬・猫に関する豆知識や、ペットの健康・しつけなどのお悩みに関する情報を幅広くご紹介します。

カテゴリ: 健康

 

食べ物の保管にも要注意!ネコちゃんの誤飲誤食を防ごう

    誤飲誤食とは、食べてはいけないものを誤って食べてしまうこと。 近年ではペットの誤飲事故はとても多く発生しており、そのほとんどが家の中で起きているとされています。 とくにネコちゃんは高いところに登ることができるため、ワンちゃんよりも手の届く範囲が広く、中には戸棚の開け方を覚えてしまう賢い子も… 飲みこんでしまったものによっては、開腹手術が必要なこともあるため、飼い主さんが未然に防ぐ環境を整えてあげなくてはなりません。 そこで今回は、ネコちゃんの誤飲誤食の危険性や対処法など詳しくみていきましょう。   誤飲しやすいもの   まずはネコちゃんが誤飲しやすいものをいくつかご紹介します。 愛猫の生活スペースに危険なものがないか、確認してみましょう。   ネコちゃん用のオモチャ ネコちゃん用のオモチャなら安心と思いがちですが、小さいものだと飲みこんでしまうことがあります。 とくに、指先サイズのネズミや小動物を模したオモチャの誤飲事故が増えているようです。   紐状のもの 紐や糸、ビニールテープ、リボンなどの細長いものはネコちゃんが興味持ちやすいため、誤飲してしまうことがあります。 長さのあるものは、一度飲みこむと全部を吐き出すことが難しいため、大変危険です。   洋服や布類のタグ 愛猫のベッドに毛布やタオルを敷いている飼い主さんも多いでしょう。 布製品についているタグはネコちゃんが興味を持ちやすく、噛みちぎりやすいため注意が必要です。  …

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ネコちゃんにも歯磨きは必要?習慣化するためのステップとは

    キレイ好きな猫ちゃんはいつも自分の体をグルーミングしていますよね。 でも、そんなネコちゃんでも自分で「歯」を磨くことはできません。 一説には、3歳以上のネコちゃんの約8割が歯周病や歯肉炎を患っていると言われる程、口腔内トラブルは多いんです。 しかし、歯磨きはもちろん、口の周りを触られるのも苦手という子も多いでしょう。 警戒心の強いネコちゃんに歯磨きを習慣づけるためには、いきなり歯ブラシを使うのではなく、少しずつステップを踏んで慣らしていかなくてはいけません。 そこで今回は、ネコちゃんの歯磨きの必要性や、歯磨きに慣れさせる方法を詳しく解説していきます。   ネコちゃんにも歯磨きは必要?   飼い主さんの中には「歯磨きは必要なの?」と疑問を持つ方もいらっしゃるかもしれません。 また、歯磨きを嫌がるネコちゃんの場合は、ついケアをサボってしまうこともありますよね。 ですが、口腔内のケアが十分でないと、歯周病にかかってしまう可能性が高まります。 歯周病が悪化してしまうと痛みで食事がとれなくなったり、抜歯が必要になることも・・・。 そんな口腔内トラブルの予防に何よりも効果的なのが歯磨きです。 数あるデンタルケアの中でも、歯周病の原因である歯垢を取り除く効果が最も大きいと言われています。 歯垢とは、食べカスや口内で分解された糖をエサに繁殖した細菌のかたまりのこと。 この歯垢を放っておくと、唾液に含まれるミネラルと結びつき、硬く石灰化し歯石となってしまいます。 とくに、ネコちゃんは口内がアルカリ性であることから、私たち人間の約5倍ものスピードで、歯垢が歯石に変化してしまいます。 歯石になってしまうと飼い主さんの手では取り除くことが難しいため、動物病院での治療が必要です。 だからこそ、定期的な歯磨きで愛猫の健康を守ってあげましょう。  

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愛犬のカイカイに要注意!アトピー性皮膚炎について知ろう

  ワンちゃんが動物病院を受診する理由として最も多いのが皮膚トラブル。 その皮膚トラブルの中でも知られているのが「アトピー性皮膚炎」という、アレルギーや遺伝、居住環境など多くの要因が関与し発症するアレルギー性皮膚炎の一種です。 アトピーは遺伝的な要素も強く、特定の犬種に多いと言われているため、愛犬が発症しやすい犬種かどうかもあらかじめ把握しておくといいですね。 ここではアトピー性皮膚炎はどんな病気なのか、またその症状や原因、治療法についてご紹介します。   アトピー性皮膚炎とは   アトピー性皮膚炎とは、ダニや花粉などの環境中のアレルゲンに対し、体内で過剰な免疫反応が起こることによって発症します。 しかし、その原因はアレルゲンだけにとどまらず、皮膚のバリア機能の低下やアレルギー体質、遺伝などさまざまな要因が絡み合い発症するため、治療には多方向からのアプローチが必要となります。 発症すると皮膚に痒みを感じ、ひどい場合だと脱毛などの症状が見られるので、愛犬にアトピー性皮膚炎が疑われる場合は、動物病院で治療にあたりましょう。   アトピー性皮膚炎チェック項目 アトピー性皮膚炎の主な症状である痒みは、さまざまな皮膚疾患やアレルギーによっても発症するため、他の病気との区別が難しいとされています。 区別の方法としては、感染症や食物アレルギーの原因となるものを除去してもなお、痒みが残った場合にアレルゲンを調べ、アトピー性皮膚炎の診断がなされます。 痒みの症状が見られ、次の項目に複数当てはまる場合は、アトピー性皮膚炎の可能性が高いため、動物病院への相談をおすすめします。 チェック項目 ・3歳以下で発症 ・室内飼育 ・前足に症状がある ・ステロイド治療により症状が改善される ・腰から背中に症状が見られない ・耳の縁には症状が見られない    …

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スタッフ犬の食事を大公開!ブッチオンリー派?ドライフードとミックス派?

トライアルセットをご注文されたお客様から、ブッチの与え方に関するご相談を多くいただきます。 「ブッチだけの食事でいいの?」 「ドライフードにトッピングしても大丈夫?」 「ウェットフードは歯石がつきやすい?」 などなど・・・ そこで今回は、毎日の食事にウェットフードであるブッチを取り入れることへの心配を取りのぞくべく、よくいただくご質問にコラムでお答えします! さらに・・・ 毎日ブッチを食べているスタッフ犬の中から、3タイプの食事をピックアップして「ブッチの与え方」を大公開♪ (じつは、スタッフ犬の中にもドライやソフトタイプのフードと併用している子もいるんです!) 皆さんの愛犬に合った与え方を見つけるために、ぜひお役立てください。   ブッチの基本情報 まずは、ブッチの基本情報をおさえておきましょう! ブッチは環境規制が世界一厳しいとされるニュージーランド産の原材料を使い、ニュージーランドで製造される総合栄養食のペットフード。 日本ではまだまだ新参者ですが、ニュージーランドでは1964年の創業から57年にわたり愛され、スーパーマーケットのお肉売り場に並ぶほどのロングセラー商品なんです。 その信頼はとても厚く、ペットだけでなく動物園のトラやライオンのための肉食獣用フードを製造しているほど! 皆さんにお伝えしたいブッチのこだわりは、もっともっとたくさんあるのですが、ここに書ききれないので・・・簡単にポイントだけまとめてご紹介します! ブッチのこだわりポイント ・年齢、犬種を問わないオールステージの総合栄養食 ・人工保存料、調味料、着色料、合成香料を使用しない ・環境規制の厳しいニュージーランド産の原材料を使用 ・ヒューマングレードのチキンやビーフ、ラムはフレッシュな生肉を使用 ・水分量が多く消化吸収にすぐれている ・カロリーは一般的なドライフードの1/3程度(116kcal/100g) ブッチは人工的な保存料や添加物は使わず、原材料の持つ香りやおいしさをそのままに作られているため、冷蔵状態での温度管理が必須!…

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病気の予防にも効果あり?ネコちゃんの理想のトイレとは

    人やワンちゃんと同様、ネコちゃんにとってもトイレは大事なもの。 トイレが不衛生であったり気に入らない場合には、トイレ以外の場所に排泄してしまうだけでなく、膀胱炎や尿結石などの泌尿器疾患を引き起こしてしまう可能性があります。 今回は、トイレの設置数やサイズなど、愛猫にとって理想的なトイレについてご紹介します。   トイレの重要性とは?   排泄物に砂をかける習性があるため、多くのネコちゃんは砂やペレットがあれば、トイレと認識すると言われています。 しかし、ネコちゃんにとってトイレが快適な環境でない場合、排泄をしなくなったり、トイレ以外の場所で粗相をしてしまうことがあります。 たとえば、長時間の外出から帰宅したあとトイレ掃除をした途端に愛猫がトイレに入るなんてことがありますよね。 綺麗好きなネコちゃんは満足できる環境がないと、排泄をがまんしてしまうこともあるんです。 排泄をがまんしてしまうと尿路感染症や尿石症などの病気を引き起こすこともあるため、私たち飼い主は、常に満足させられるトイレ環境を用意しなくてはなりません。   快適なトイレ環境とは?   では、ネコちゃんにとって快適なトイレというのはどういったものでしょうか。 ネコちゃんそれぞれの性格により好みが異なるため一概には言えませんが、一般的にネコちゃんが好むと言われるトイレ環境をご紹介します。   設置数 トイレの設置数は、飼育頭数にプラス1台が理想的。家に1頭しかいない場合でも、2つ以上のトイレを用意してあげましょう。 しかし、こだわり派のネコちゃんだと、気に入った片方のトイレだけを使うこともあります。 その場合は、どちらも使ってもらえるよう環境をそろえてあげましょう。 また、複数のトイレを設置すると掃除の手間も増えてしまいますが、清潔な状態を保つためこまめなトイレチェックをお忘れなく。  …

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ワンちゃんにNGな香りに要注意!知っておきたいアロマのこと

  お気に入りの香りを楽しむだけでなく、心身に癒やしをもたらすために人気のアロマセラピー。 ここ数年ではワンちゃんのリラクゼーションにもアロマオイルが活用されています。 しかし、刺激臭なら人間の1億倍も感知する嗅覚を持つワンちゃんにとって、アロマは有害にはならないのでしょうか? 日本獣医師会によると「現時点では、すべてのアロマオイルに毒性があるという断定はできていません。しかしながら、少なくとも犬猫に安全性が確認されているものを使用された方が安心です」との見解を示しているようです。 そこで、ワンちゃんとアロマの関係について、使用を避けるべき香りや使用における注意点などを詳しく解説していきます。   アロマセラピーとは   日本では「アロマ」として親しまれていますが、アロマは香りを、セラピーは治療を意味する言葉です。 アロマセラピーとは、植物から抽出した香り成分「精油(エッセンシャルオイル)」を使い、心身のリラクゼーションやストレス解消を目的とした自然療法のこと。 日本においては医療行為として認められていませんが、ヨーロッパでは古来から医療としてハーブや薬草が用いられ、現在でも代替・補完医療の「メディカルアロマセラピー」として活用されています。 ワンちゃんには、蒸気などで空間に香りを拡散させたり、エッセンシャルオイルを含むマッサージ用のグルーミングスプレーなどで取り入れられています。   期待できる効果   では、アロマはワンちゃんにどのような効果をもたらすのでしょうか。 詳しく見ていきましょう。   心を落ち着かせる 鎮静作用や覚醒作用の高いアロマは、ワンちゃんの心を落ち着かせる効果があるため、無駄吠えや、不安を起因とする破壊行動の抑制に期待できます。   記憶と香りを結びつける よく、香りを嗅ぐことで過去の記憶が鮮明に蘇ることがありますよね。 その効果はワンちゃんにも起こると考えられています。…

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毛足の長いネコちゃんは要注意!毛球症について知ろう

  ネコちゃんは自らの体を舐めてグルーミングする習性を持っているため、きれい好きなイメージを持っている方も多いですよね。 ですが、猫の舌にはたくさんの突起があり毛が舌に絡まりやすく、大量の被毛を飲みこんでしまうことで、毛球症という病気につながることがあります。 毛球症は猫やウサギ、フェレットといった一部の動物に見られる病気のため、あまり聞きなじみがない方も多いでしょう。 そこで、毛球症とはどんな病気なのか、また、毛球症にならないためにはどのようなケアをすべきかをご紹介します。   猫の毛球症とは?   ネコちゃんはひと月から数か月に一度、毛玉を吐くことがあります。 しかし、頻繁に吐くようであれば、毛球症という病気が隠されている可能性も。 毛球症とは、グルーミングで飲みこんだ被毛が胃や腸などの消化器官内に蓄積され、食欲不振や嘔吐といった症状を引き起こす病気です。 被毛は消化することができないため、通常であれば便と一緒に体外へ排泄されます。 しかし、たくさんの被毛を飲みこんでしまうと、消化器官にとどまり毛玉となってしまいます。 その毛玉は胃や腸に刺激を与える要因となり、頻繁に毛玉を吐きだしたり、毛玉を出せなくても嘔吐を繰り返すような症状が見られます。 換毛期で被毛が生え変わる時期や、ノルウェージャンフォレストキャット、メインクーン、ペルシャなどの長毛種の場合は、体の中に被毛を取り込みやすいので、とくに注意が必要です。   毛玉を吐いたら体調チェックを   先述したように毛玉がネコちゃんの体内に溜まってしまうことで、毛球症を引き起こします。 では、毛玉を吐いてしまった時、飼い主である私たちはどのように対処するべきなのでしょうか。   ■毛玉を吐く頻度を確認 まずはネコちゃんが毛玉を吐く頻度を確認します。 数ヶ月に1度吐く程度で、食欲や体調も問題ないようであれば、様子を見るだけで問題はないでしょう。 しかし、食欲が落ちていたり、1日や数日おきに頻繁に吐いている場合には、注意が必要です。…

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運動だけじゃない!ワンちゃんにとって散歩するメリットとは

  普段なにげなくしている愛犬との散歩。 その毎日のルーティンがワンちゃんにどのようなメリットをもたらすか、ご存知ですか? じつは運動だけでなく、さまざまな刺激や健康面での「ワンちゃんにとっていいこと」がたくさんあるんです。 このメリットについて飼い主さんが改めて認識することで、日々の散歩の意味や散歩の仕方が変わってくるかもしれません。 今回は、ワンちゃんを散歩させるメリットについて紹介していきます。   メリット① 五感を刺激   ワンちゃんによっては歩くだけの散歩では、十分な運動量を得られないかもしれません。 しかし、さまざまな景色を見たり音を聞いたり、においを嗅ぐことで、さまざまな情報を収集します。その情報はワンちゃんの五感を刺激し、脳の活性化につながると考えられています。 また、毎日同じコースを散歩するのではなく、少し変化をプラスするとそれもまた刺激となり、ワンちゃんの認知機能不全の予防にも期待できるかもしれません。 散歩コースにバリエーションがない場合は、いつもと逆方向から歩く、散歩時間を変えるという小さな変更を取り入れてみましょう。   メリット② 日光浴&気分転換   私たち人間と同じように、ワンちゃんも散歩を通じて日光浴をしたり、外の空気に触れることが気分転換になります。 シニアのワンちゃんがドッグカートでお散歩する姿を目にしたことのある方もいるかもしれませんが、体を動かさなくても、太陽の光を浴び、風に当たることが気持ちいいと感じるでしょう。 また、日光浴は成長ホルモンやセロトニンの分泌促進、自律神経の安定に効果的。免疫力向上も期待できますよ。   メリット③ 筋力アップ・維持  …

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ネコちゃんがかかりやすい病気!腎臓病について知ろう

  猫が腎臓病にかかりやすいと聞いたことはありませんか? 腎臓病は、多くのシニア猫が発症し、悩まされる病気の1つです。 今回は、腎臓病の症状や原因、治療法、予防方法などを紹介します。 病気について詳しく知ることで、いざという時に適切な対応をとれるよう準備しておきましょう。   腎臓病とは   腎臓病とは、腎機能の低下が原因で引き起こされる病気です。 腎臓は体から老廃物を排出する働きを担っていますが、機能が低下すると毒素がたまってしまい、さまざまなトラブルが引き起こされます。 とくにネコちゃんは死因の上位に入るほど、腎臓病を発症しやすいといわれています。 腎機能は一度低下してしまうと再生することができません。そのため、健康診断等で腎機能の数値が正常でない場合には、早めに治療を開始し残った機能を維持していかなくてはなりません。 また、一度患ってしまうと生涯付き合っていかなければならないため、かかりつけの獣医師に相談し、治療や食事についてアドバイスを受けましょう。   腎臓病の症状   腎機能の回復はとても難しいということがわかりました。 治療はできるだけ早く取り掛かりたいので、飼い主さんはどのような症状が表れるのかをあらかじめ把握しておきましょう。 ここでは、代表的な症状をいくつか紹介します。   無症状 じつは、腎臓病は初期段階においてはあまり症状が出ません。そのため、症状が見られるようになった時には、すでに病気が進行している場合が多いといえます。 早期の治療を開始するため、定期的な検査をおすすめします。   多飲多尿…

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からだをつくる!知っておきたいワンちゃんと栄養の関係!タンパク質編

  生命維持や身体活動のエネルギー源であるタンパク質、脂質、炭水化物の3つは「三大栄養素」と呼ばれています。 なかでもタンパク質は、筋肉や骨、臓器、爪、皮膚、被毛などを構成するために欠かせません。 「ワンちゃんの食事は高タンパクが理想」という言葉を聞いたことのある飼い主さんも多いでしょう。 では、ワンちゃんが必要とするタンパク質はどれくらいの量なのでしょうか。タンパク質の働きや、多く含む食材についてもご紹介します。   タンパク質の働き   冒頭でも述べた通り、タンパク質は健康な臓器や丈夫な骨の形成、筋肉の成長において欠かすことのできない重要な栄養素。 とくに成長期のワンちゃんは、筋肉や内臓などの組織を作るために、成犬の4倍もの量が必要といわれています。 他にも、酵素として体の調子を整え血液を作りだすなど、動物が生きていく上で重要な働きをしています。   動物性タンパク質と植物性タンパク質   タンパク質は肉や魚、卵などの動物性食品に含まれる動物性タンパク質と、穀類や豆類などの植物性食品に含まれる植物性タンパク質の二種類に分けられます。 動物性タンパク質と植物性タンパク質の大きな違いは、アミノ酸のバランス。 では、この二つにはどのような違いがあるのでしょうか。それぞれみていきましょう。   動物性タンパク質 動物性タンパク質には、ワンちゃんが体内で作ることができない必須アミノ酸がバランスよく含まれています。 肉食に近い雑食性のワンちゃんにとっては、肉や魚、卵二含まれる動物性タンパク質の方が、より消化吸収しやすいという点も特徴として挙げられます。   植物性タンパク質 植物性タンパク質は、ワンちゃんの体内では消化吸収しにくいと考えられてきました。 しかし、食品の加工技術が進んだ現在では、植物性タンパク質でも問題なく消化吸収できるようになったともいわれています。…

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余分な塩分を体外へ!知っておきたいワンちゃんと栄養の関係!カリウム編

  体内にあるミネラルの中で、最も量が多いのがカリウム。細胞の浸透圧を調整し、体に含まれている余計な塩分を体の外に出す重要な働きをしています。 もちろん、ワンちゃんにとってカリウムは重要なミネラルのひとつといえます。 今回はカリウムの役割や、不足するとどういった弊害が起きてしまうのか、またカリウムを多く含む食物などを詳しく解説します。   カリウムの働き   肝臓や筋肉の細胞に多く存在するカリウムは、ナトリウムとペアになり、細胞を正常に保ったり、体液の浸透圧を調整する働きがあります。 生命活動の基本単位である細胞は、この2つのバランスが崩れると機能しなくなってしまうため、バランスよく摂取することが大切です。 また、カリウムはカルシウムやタンパク質を血中に溶けやすく、余分なナトリウム(塩分)を尿と一緒に体の外へ排出する役割を担っています。 ナトリウムを体外へ排出させることで血圧を下げ、心臓の働きを正常に保つためにはカリウムが欠かせません。 このようにカリウムは、カリウム単体でワンちゃんの体に作用しているのではなく、ナトリウム連携し細胞を正常に動かしているのです。   体内のカリウムが不足するとどうなる?   総合栄養食のドッグフードを食べていれば、カリウムが不足する心配はありません。 しかし、病気や長期の下痢や嘔吐などの体調不良によって、体内のカリウムが不足することで低カリウム血症を発症してしまうことも。また、高齢になり食事の量が摂れない場合にも注意が必要です。 低カリウム血症は、運動能力の低下、無気力、食欲不振、多尿、高血圧などを引き起こすので、体調の異常が見られる場合には、動物病院へのご相談をおすすめします。   過剰摂取には要注意   カリウムが不足した場合のリスクについてご紹介しましたが、不足してはいけないからといって、大量にカリウムを摂ることはおすすめできません。体内にカリウムが多すぎても、健康被害をもたらしてしまうからです。 カリウムの量が過剰となってしまうと、高カリウム血症を引き起こします。 高カリウム血症は、四肢のしびれや筋力低下、嘔吐、脈拍の異常(不整脈・頻脈)が表れ、最悪の場合は死に至るほど重篤化する危険性があります。 また、健康であれば腎臓の働きによって余分なカリウムが対外へ排出されますが、腎機能が衰えている場合は過剰摂取でなくても高カリウム血症を引き起こすことも。腎臓に疾患があるワンちゃんは、とくに注意が必要です。…

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不足すると免疫力低下?知っておきたいワンちゃんと栄養の関係!鉄分編

  栄養素の鉄分と聞くと、どんなことを思い浮かべますか? 貧血には鉄分を摂取するといいとよく聞きますが、その他にはあまりイメージがわかない方も多いと思います。 ワンちゃんにとっても欠かせない栄養素である鉄分には、じつはさまざまな働きがあるんです。 今回は鉄分の役割や、摂取量、鉄分が多く含まれる食品など詳しく紹介していきます。   鉄分とは?   鉄分は、体を健康に機能させるために必要不可欠な金属ミネラルのひとつ。 体内では血液や肝臓、脾臓、骨髄などに存在します。 また、体内にある鉄分のほとんどはタンパク質と結合しており、そのタンパク質によって2種類に分けられます。   ヘムという構造を持っているタンパク質と結びつくと「ヘム鉄」、ヘムを持たないタンパク質と結びつくと「非ヘム鉄」と呼ばれ、この2つにおける一番の違いは、体への吸収率です。 なんとヘム鉄は、非ヘム鉄に比べ、吸収率が5~6倍も高いといわれているのです。   鉄分の働き   まずは、鉄分がどのような働きを持っているのかを確認しましょう。 鉄分の主な3つの役割をご紹介します。   酸素の運搬 赤血球中のヘモグロビンという色素に鉄が結合し、体全体に酸素を送る働きをしています。 呼吸によって摂りこまれた酸素は、鉄によって作られたヘモグロビンと肺で結びつき、全身に運ばれていきます。 鉄分が不足すると酸素が体中にまわらなくなり、貧血を引き起こす原因に。  …

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ブッチ・ジャパンによる愛犬・愛猫との毎日を応援するペットのためのコラムページ『PECOLA(ペコラ)』。犬・猫に関する豆知識や、ペットの健康・しつけなどのお悩みに関する情報をご紹介します。

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