ワンちゃんを迎える選択肢のひとつに!保健所について知ろう
各自治体に設置されている保健所には、迷子で引き取り手のない子や、繁殖引退犬、野犬の他、飼い主によって連れて来られたりするなど居場所のないワンちゃんたちが収容されています。 保健所や自治体にもよりますが、日本ではこういったワンちゃんの多くが、新しい家族が見つからずに収容期限が来ると残念ながら殺処分の対象となりえます。 「殺処分ゼロ」や「殺処分数の減少」を目標に、自治体の動物愛護センターや民間団体、個人ボランティアが懸命に活動していますが、まだまだ多くの自治体でワンちゃんが多数殺処分されているのが実状です。 近年、殺処分への問題視の高まりやSNSの普及により、そういった境遇のワンちゃんを保健所から引き取る方が増えてきています。 今回は保健所からワンちゃんを引き取る方法や、里親になるための必要条件、かかる費用などを解説します。 保健所でワンちゃんを引き取るための条件 下記は環境省の「収容動物検索情報サイト」のリストです。 まずはここから、居住地に設置されている保健所を探し、HPや電話などで問い合わせをしてみましょう。 譲渡希望者には来所前に調査や面接、オンラインでの譲渡前講習会が必要な場合もありますので、各保健所の指示に従ってください。 環境省-譲渡会等のお知らせ|収容動物検索情報サイト 必要な手続きを経てから、実際に保健所に足を運びワンちゃんとの面会が可能になります。 職員に希望を伝えてマッチングされた子や、HPに掲載されている情報から選んだ子に会うことができるので、事前に調べておくといいかもしれません。 その後、お迎えしたいという気持ちが固まれば申し込みし、譲渡の審査に移るというのが主な流れです。 文章で見るとスムーズですが、実際に里親となることができる人は、さまざまな条件をクリアすることが大前提です。 その条件は各保健所によって違いがありますが、一例を紹介しますので参考にしてください。 里親となるための条件例 ・ペット飼育可能な住居であること ・同居する家族全員の同意があること ・終生飼育すること ・室内飼育(戸外での飼育は不可) ・年齢制限(18歳以上60歳未満など)…
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