大変でも愛しさ満点!シニア犬との暮らしについてアンケート【ニュース】
ケアの充実などから年々平均寿命が延びているワンちゃんたち。現在の平均寿命は14.48歳で、ここ30年のうちに2倍近くまで長くなるのではないかとも言われています。 長生きしてくれることはもちろんこの上なく嬉しいことですが、同時にシニア犬の介護生活に大変さを覚える飼い主さんも増えてきています。 まだ愛犬が若い飼い主さんも、将来を思えば不安に感じることもあるでしょう。 そこで今回は、全国のシニア犬の飼い主さんを対象に実施された、リアルな声のあふれるアンケート結果をご紹介します。 眠っている時間の増加でシニア期到来を感じる まず、どんなタイミングでシニア犬になったことを感じているのか、尋ねてみました。 すると、最も多かったのは「寝る時間が増えたとき」の22票で、2位は「目が白くなった・見えにくいと感じたとき」の20票、3位が「顔や体の白髪を見たとき」の19票でした。 成犬の睡眠時間は12時間程度ですが、シニア期のワンちゃんになると、1日18~20時間程度の睡眠が必要となっているため、寝て過ごす姿を長く見るようになります。 そうした姿は、活発に活動していた頃から家族として一緒に暮らしている飼い主さんにとって、年齢を感じる第一のポイントとなるのでしょう。 その他「上り下りやジャンプができなくなったとき」の14票や「歩き方がフラフラ・ヨタヨタを見たとき」の9票などと続きました。 飼い主さんからのコメントでも、「散歩をしているとき、フラフラと足元がおぼつかないときです」や、「目が見えにくくなっていてたまに物にぶつかることがあって、それを見ていると歳をとったなと感じます」といった声がありました。 睡眠時間のほかにも、足や目の衰えなど、さまざまな体の変化があり、それらからシニア期の到来が感じられているようです。 とはいえ、そうした変化を含めて愛らしく受け止めている飼い主さんも多いもの。 どのような時にますます愛らしいと感じるか尋ねたところ、「老いても、甘えてきたり、嬉しそうに散歩に行く姿は愛らしかったです」、「動きが遅くなり、ボーッとひなたぼっこをしている時や、近づいても反応が鈍い時、その落ち着いた佇まいがかわいくてたまりません」といった回答が寄せられました。 「すべてが愛らしい」、「一生懸命に生きている姿」といったコメントも多かったと報告されており、健気に日々を生きる命を前にして、年を重ねるほど愛情や絆が深まっていくさまもうかがわれました。 好むようになるのは香り豊かで柔らかい食べもの 年齢を重ねると、好きな食べものにも変化が現れます。シニアになって愛犬が好きになった食べものを尋ねました。 すると「ジャーキーなどより、野菜スープをかけたご飯が好きになりました」といった声を筆頭に、柔らかくしたフード、茹でたササミや野菜、玉子焼き、ヨーグルト、茹で卵の黄身、豆腐、たまごボーロなどの回答がありました。 「匂いの強いもの全般」という声もあり、はっきりとした香りのある柔らかいものを好む傾向が強いようです。 「そこまで変化はない」という声や、むしろ「若い頃に比べ選り好みがなくなった」といったコメントもありましたが、嗅覚や胃腸の働きが衰えてきたり、歯が悪くなってきたりしているワンちゃんも多いため、やはり柔らかい食べものの方が好まれる傾向がみられます。…
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