ペットにかかる支出とは?項目別の平均費用まとめ【ニュース】

ペットにかかる支出とは?項目別の平均費用まとめ【ニュース】

kevin-turcios-WNhD3fA-yHE-unsplash (1)

 
2020年は新型コロナウイルスの影響で多くの人が外出自粛をするなど、例年とは異なる1年になりました。

そんな中、ペットにかける年間支出費用にも変化が見られています。
実際にペットと暮らす飼い主さんを対象に行われたインターネットアンケートの結果を見ていきましょう。

2020年の1年間にワンちゃんもしくはネコちゃん1頭にかかった支出額の平均など、気になる情報を紹介します。

 

最も支出が高いのは「フード・おやつ」

9aEL3ZhHiJ5Us0k1623317753_1623317757
 
支出額の合計を見てみると、ワンちゃんは前年比110.4%、ネコちゃんでは103.9%とわずかですがどちらも上回る結果となりました。
金額ではワンちゃんで3万円以上、ネコちゃんで6,000円程増えていることが分かります。

また、項目別の支出で最も高かったのは、ワンちゃんネコちゃんともに「フード・おやつ」で、ワンちゃんは64,745円、ネコちゃんは42,925円に上りました。
おうち時間の増加により、私たちの食生活には自炊することが増えたり、栄養バランスに気を遣うようになったという変化が現れています。
もしかしたらその影響で、大切な家族であるペットの口にするものにも、こだわる飼い主さんが増えたのかもしれませんね。

また、ワンちゃん、ネコちゃんともに「ケガや病気の治療費」も増加傾向にあります。
外出自粛や在宅勤務でペットと過ごす時間が増えたことから、ワンちゃん、ネコちゃんの些細な変化に気づきやすく、動物病院にかかる頻度が増えた可能性も考えられます。

一方、支出が大きく減少したのは「ペットホテル・ペットシッター」。
旅行や出張を控える傾向にあったため、ペットを預ける必要性が大幅に減ったことが影響したようです。

 

大きさ別に見ると大型犬が最も高い

9VwnyERflTro0k51623318703_1623318708
 
続いて、ワンちゃんの体の大きさ別に年間費用を見てみましょう。

小型犬が320,250円、中型犬が383,273円、大型犬が479,020円でした。
「フード・おやつ」「しつけ・トレーニング」にかける金額を見ると分かる通り、体の大きさに準じて費用が高くなるようですね。

反対に、「洋服」に関しては小型犬の支出がトップになりました。
小型犬の洋服は大型犬の洋服よりも種類やバリエーションが豊富な上に、体温が気温に左右されやすいため、着せている飼い主さんが多いと考えられます。

Y7OLXgmd8XW8L2k1623319266_1623319271

また、少し変わった角度の質問も。

飼い主さんが自分自身よりもワンちゃんやネコちゃんに費用をかけていることについて尋ねると、「美容院(理髪店)」という回答が32.9%で最も多くなりました。
続いて「医療費」が30.8%、「食費」が21.0%という結果に。

飼い主さんからは「自分は2~3ヶ月に1回だが、愛犬は月1でトリミング」「こまめに健康診断をし、軽度の異常でも積極的な治療を行っているから」といった声があげられました。
体調の変化など言葉で伝えてもらえないからこそ、飼い主さんは自分以上に気に掛けているのかもしれません。

この愛情は「できることは全てしてあげたい」「少しでも長く一緒にいたいから」という飼い主さんの回答からも分かりますね。

 

まとめ

2020年のペットにかけた年間支出費用は、ワンちゃん、ネコちゃんそれぞれ2019年比でそれほど大きな変化は見られなかったものの、その内訳項目に変化が見られました。

コロナ禍で一緒に暮らす人の生活が変わったことで、ペットとの向き合い方にも変化が生まれているのかもしれません。
今後は、コロナが落ち着いた後の年間支出費用の結果も注目ですね。

 

 

この記事が気に入ったら
いいね !しよう

この記事はいかがでしたか?みんなにシェアしていただけると嬉しいです♪

ブッチ・ジャパンによる愛犬・愛猫との毎日を応援するペットのためのコラムページ『PECOLA(ペコラ)』。犬・猫に関する豆知識や、ペットの健康・しつけなどのお悩みに関する情報をご紹介します。

上へ戻る