ワンちゃんと暮らためには、ペットOKの物件を探したり住まいの周辺環境を確認したりと、いろいろと準備が必要ですよね。
実際に愛犬と暮らしている、または暮らしていた飼い主さん1,000人を対象に「犬を取り巻く環境や問題について」のアンケートが実施されました。
今回はその調査結果をご紹介します。
『愛犬はどこで飼っている・飼っていた?』との質問では、「室内で飼っている・いた」が一番多い68.7%となりました。
次いで「屋外で飼っている・いた」が17.5%の結果となりました。
昔は、ワンちゃんは外で飼育することが主流でしたが、現代では意識が変わっていていることが分かりますね。
環境の変化だけでなく、ペットを家族の一員と考える飼い主さんが増え、室内飼育を選択する人が多い結果となりました。
しかし、日本はペットに関しては、諸外国に比べかなり遅れており、残念ながらペット後進国となります。
ペット先進国では、国により違いはありますが、外で飼育することを禁じている国などもあります。
続いて『犬を飼っている・飼っていたときの住居は?』という質問をしたところ、「持ち家」との回答が最も多く79.3%で、「賃貸マンション」が7.7%、「借家」が6.6%、「賃貸アパート」が5.4%、「ペット専用マンション」が1.0%となりました。
「ペット専用マンション」が1.0%という割合から、ワンちゃんと一緒に暮らせる物件はまだまだ少ないことがうかがえますね。
あわせて、今回の調査では物件について困ったことや、トラブルについてのアンケートを行いました。
『犬を飼っている・飼っていた住居で困ったことはある?【物件編】』との質問では、「特になし」の票数が587票で最多になりました。
これは持ち家でワンちゃんと暮らしている飼い主さんが多いからでしょうか。
しかし、「住める物件が限られる」が223票、「小型犬などの大きさの制限がある」が101票、「ワクチン接種が必要」が101票などと続きました。
ペット可の住居であっても、体の大きいワンちゃんと住める住居は少ないかもしれません。
また、『犬を飼っている・飼っていた住居で困ったことはある?【トラブル編】』という質問でも、「特になし」が620票で最多、次いで「鳴き声や臭い・足音などでのご近所トラブル」が332票、「退去するときに高額原状回復費を取られたことがある」が37票などとなりました。
このように、十分なスペースのある一戸建てでない場合は、近隣の住人に対して鳴き声や臭いなどに気をつける必要があることも分かりますね。
日本ではワンちゃんと暮らす際には、一戸建てでない限り「ペットOK・相談可」などの物件を探す必要があります。
また、入居できたとしても、近隣への配慮や、退去時に高額な修繕・クリーニング代などの請求をされない様に、日頃から傷や臭いの対策が必要です。
様々な理由で室内で飼うことが難しいご家庭もあるかと思いますが、日本でも室内で愛犬と暮らすことが当たり前になると良いですね。
参考リンク
INUNAVI
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