パピーにおすすめ!ワンちゃんの幼稚園はどんなところ?

パピーにおすすめ!ワンちゃんの幼稚園はどんなところ?

 litter of thai ridgeback puppies playing together indoors

 

みなさんはワンちゃんの幼稚園があることを知っていますか?

呼び名は幼稚園、保育園、ワンちゃんの学校、デイケアなどさまざまですが、サービス内容はおおまかには同じで、基本的なしつけ教室を行っています。

対象はパピーであるところが多いようですが、年齢に関係なく受け入れているところもあるようです。

ヨーロッパやアメリカなど海外での認知度は高く、とくにペット先進国であるドイツでは、ワンちゃんを学校に通わせることが一般的。
日本でも共働きの家庭などでは、ワンちゃんを留守番させる時間を幼稚園に充てるなど、利用者が増えつつあります。

しかし、どんなことを学べるのか、そして入会金や月の利用料など気になる点も多く、興味はあるけれどなかなか利用に踏み切れない方も多いでしょう。
今回は、ワンちゃんの幼稚園について料金やどんな経験ができるかなどをご紹介します。

 

ワンちゃんの幼稚園はどんなところ?

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ワンちゃんの年齢や幼稚園によってカリキュラムは変わりますが、おおまかな時間のスケジュールは朝から夕方まで飼い主さんと離れて預けるところが多いようです。

幼稚園によっては送迎サービスを行っていますが、幼稚園まで距離がある場合には、自宅までの送迎が可能な範囲かなど、事前に確認が必要です。

費用については、入園料と利用料に分かれているところが多いようです。
入園料はだいたい5,000円から1万円程度。
制服など、あらかじめ指定されたものを揃える必要のある幼稚園の場合は、そういった費用も入園料に含まれます。

また、1日預ける費用は内容によって異なりますが、平均すると5,000円前後です。
週に何回通うかの頻度も選べるため、予算とすり合わせて通園を決められますね。

共働きなど家を不在にする時間の長い家庭では、長時間をひとりで過ごすと学習のチャンスを逃してしまうため、ワンちゃんの幼稚園はとても有益と言えるでしょう。

お泊まり保育としてペットホテルのように愛犬を預けることができるなどサービスが充実している幼稚園もあるため、旅行や帰省時の預け先としても最適です。
家族と離れて過ごさなくてはいけない時でも、普段から慣れ親しんだ場所とスタッフさんがいれば、ワンちゃんも安心できますよね。

 

どんな経験ができる?

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基本的には「ワンちゃんの社会化」を身につけ、最低限のしつけを教えてくれます。

まずは飼い主さん以外の人や、他のワンちゃんたちと触れ合い、環境に慣れることからスタート。

すぐに慣れるワンちゃんもいれば、怖くて震えてしまうワンちゃんもいるため、それぞれのワンちゃんの性格に合わせて、ドッグトレーナーが必要なカリキュラムを組み立てます。

とくに家庭内で困っていることがあれば、事前にトレーナーに伝えておくことで、幼稚園で過ごす時間の中で愛犬に教えてくれます。

甘噛みを無くしたい、吠え癖を無くしたい、人に飛び掛かる癖を直したいなど、特定の問題行動がある場合は個別でトレーニングをしてくれるなど、家では難しいしつけをプロのトレーナーに任せることができるのが大きな魅力ですね。

 

幼稚園に通うメリット

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①長時間のお留守番を減らせる

パピー期は学習においてとても重要な時期。
ひとりきりでの長時間のお留守番が発生してしまう生活環境であれば、できるだけ時間を有効に使ってあげたいですよね。
幼稚園に通うことで、さまざまなことを吸収しやすいパピー期にたくさん遊び、学び、成長過程にいい影響をあたえるでしょう。

また、飼い主さんは愛犬の留守番を心配することなく1日を過ごせるなど、お互いにメリットが多いと言えます。

 

②社会性が身につく

社会性が身につけることで、お散歩やお出かけ時のトラブル防止や、ストレスの軽減につながると言えます。

ワンちゃんにとって飼い主さん以外の人や、家族以外のワンちゃんに慣れることはとても重要。
体の大きい子や小さい子など、さまざまな犬種の中で楽しく遊べるようになることで、怖くて威嚇する癖などを軽減する効果も期待できます。

 

③基本的なしつけが身につく

ワンちゃんのしつけ本にはさまざまな方法が書いてありますが、どれが愛犬に合っているのか分からないという飼い主さんも多いでしょう。

家で教えてもなかなかうまく覚えてくれないことが、他のワンちゃんと一緒に学ぶことで早く覚えることがあります。
また、愛犬のペースに合わせて教えてもらえるのも安心できるポイントですね。

もちろん、家庭での反復練習は必要ですが、しつけの仕方までアドバイスしてもらえるのでより効率的にしつけが身につくと言えるでしょう。

 

④自宅以外の場所でのクレートトレーニング

幼稚園のカリキュラムの中には「お昼寝」というクレートトレーニングの時間が含まれていることがあります。

自宅以外の場所で、飼い主さんはおらず他のワンちゃんが近くにいるという緊張感の中でも、クレートの中で落ち着いて眠れるようになるというのは、とても大切なこと。

いざというときの同行避難の際や、病院で入院となったときなどの不測の事態に備えることができます。
そういった環境に慣れることで、実際にそういった場面でワンちゃんが感じるストレスを減らすことができるでしょう。

 

⑤お散歩の練習

幼稚園では、お散歩練習の時間も設けられているところがあります。

リードを引っ張らずに歩く練習や、リードを持つ人の足元について歩くヒールポジションなど、安全に散歩をするためのマナーが身に付きます。

 

幼稚園へ通うデメリットは?

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ワンちゃんにとって良いことばかりの幼稚園ですが、デメリットをあげるとすれば「料金の高さ」でしょう。

入園料1万円に加えて、週2回通うコースで月8回通った場合5万円以上の支出になり、決してリーズナブルとは言えません。
ですが1日ワンちゃんを預かってくれて、大切なことを教えてもらえると考えると、コストパフォーマンスは悪くないでしょう。

とくに重要なパピー期の間だけ幼稚園に通わせるなど工夫をすることも可能ですので、ご家庭に合ったプランで考えるといいかもしれませんね。

 

まとめ

パピー期の長時間のお留守番や、しつけに関するお悩みを持っている場合には、幼稚園の利用を検討してみてはいかがでしょうか。

見学や無料体験会などを行っている幼稚園も多いので、実際に足を運んで、雰囲気を感じることができます。
体験会では実際に利用している方に話を伺うチャンスでもあるので、検討する方はぜひ参加してみてくださいね。

また、週に1回などの頻度で通うこともできるので、料金なども相談しながら検討することをオススメします。

 

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