ブッチは変幻自在?愛犬の好みに合わせてそぼろやペーストに大変身!

ブッチは変幻自在?愛犬の好みに合わせてそぼろやペーストに大変身!

butch_cut_arrenge

 

皆さんは、愛犬・愛猫にブッチをあげる際、どのような形にカットしていますか?
体の大きさに合わせて、さいの目に切っているという方が一番多いかもしれません。

ですがもし、食事に関するさまざまなお悩みを抱えている場合には、ブッチのカットや盛り付けを変えるだけで、より食べやすくなることも。
ブッチは生肉と同じように全体の約70%が水分という特徴から、ちょっと手を加えるだけでいつもと違った食事に変えることができるんです!

「カットの方法を変えるだけで効果があるの?」
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ワンちゃんやネコちゃんがおいしさを感じるポイントは「香り・味・食感」の3つ。
その内の1つを変えてあげることでより食べやすくなることもあるんですよ!

そこで今回は、食事に関するお悩み別に、よりブッチを食べやすくするためのカットアレンジをご紹介します♪

「ブッチに慣れてきたのか、食べつきが前ほどではなくなった・・・」
「ドライフードにブッチをのせると、ブッチだけ食べてしまう」
「ブッチが大好きなハイシニアの我が子に食べさせたい」

そんなお悩みを抱える飼い主さん、必見です(^^)

 

いつもとちょっと違う食感に!「スライス・ブッチ」

cut02

「最近、ブッチに慣れてきたのか、食べつきが前ほどではなくなった」
とお悩みの方にオススメなのは、ローストビーフ風にカットするだけのスライス・ブッチ!

ブッチをカットする際、ローストビーフをイメージして薄くスライスするだけでOK!
パッケージに入ったブッチに切り込みを入れてからスライスすれば、短冊状のスライスにもできますよ。

この方法は食べムラの多いトイ・プードルと暮らすお客様に教えていただきました。
ブッチ以外のフードは食べないというご愛犬がブッチにも飽きてしまった時、カット方法を変えたらペロっと完食!
さいの目とスライス・ブッチを交互に出してあげることで、食べムラもなくなったそうです!

 

ドライフードに混ぜ込むなら!「そぼろブッチ」

cut03

「ドライフードにトッピングするとブッチだけ食べてしまう」
とお悩みの方にオススメなのは、フォーク1本でできるそぼろブッチ!

輪切りにしたブッチをフォークの背でほぐすだけでそぼろ状に!
フードボウルの中でほぐしてもOKですが、まな板の上なら滑りにくくほぐしやすいですよ。
また、体の大きな子でブッチの量が多い子の場合、さいの目にカットしてからフォークでほぐすと時間短縮になります。

細かくほぐしたそぼろブッチをドライフードに混ぜ込んであげれば、選り好みせずに食べてもらえますね。
ただ、中には口に含んだ後にドライフードだけをポイと出してしまう強者も・・・
そういう子には、次にご紹介するペースト・ブッチをドライフードに絡ませる方法もオススメですよ!

 

水分をもっと摂ってほしいなら!「ペースト・ブッチ」

cut04

「あまりお水を飲まなくて心配なんです」
「固形のごはんが好きじゃないみたいで・・・」
とお悩みの方にオススメなのは、お湯を足して溶かすだけのペースト・ブッチ!

そぼろ状にしたブッチに、ひと肌程度のお湯を少々加えよく溶かすだけで完成!
熱湯では栄養素が破壊されたり、ヤケドの危険性もあるため、温度には注意が必要です。
また、お湯の量が多すぎると味が薄まってしまうので、愛犬・愛猫の好みに合わせてお湯を少しずつ足していきましょう。

ブッチは水分量が豊富ですが、1日の食事では愛犬・愛猫に必要な飲水量すべてをまかなうことはできません。
自らお水を飲んでくれない子には、食事で摂れる水分量を増やしてあげましょう。

また、固形のごはんがお好みではない子には、固形物の少ないブルー・レーベルをペーストにしていただくのがオススメですよ。

 

ハイシニアの介護食にも!「流動食ブッチ」

cut05

「介護食が必要になった愛犬はブッチが大好き!でもそのままでは食べにくそう」
とお悩みの方にオススメなのは、トロトロにした流動食ブッチ!

ミキサーやすり鉢ブッチをトロトロにするだけで流動食に早変わり!
ヤギミルクやお肉のゆで汁などを足すとさらにトロトロになって飲み込みやすくなります。
シリンジを使って食べさせる場合には、ミキサーにかけたブッチを目の細かいザルで濾すとつまりにくくなりますよ。
シリンジの代わりに、100円ショップで販売している先が細いタイプのドレッシングボトルを使うのもオススメです。

とっても柔らかいブッチはシニアの子にも大人気です。
でも介護食が必要になってくると、そのままの形状で食べさせるのを不安に感じますよね。
ミキサーを使うので手間はかかりますが、飲み込みやすい流動食ブッチなら安心しておいしく食べられるかもしれません!

ただ、ブッチ自体はローカロリーなフードなので、あまり食事量を摂れない子の場合には、高栄養の栄養補助食などを混ぜるなど、栄養バランスを整える必要がありそうです。
ぜひ、かかりつけの動物病院にご相談くださいね。

 

まとめ

ブッチには、全国の飼い主さんから愛犬・愛猫の食事に関するご相談をいただきます。
ちょっとしたことでも毎日のことなので、飼い主さんの心の負担になることも多いですよね。

ワンちゃんネコちゃんの味の好みもあるため、全てをブッチで解決することはできませんが、今回ご紹介したようなお悩みであれば、ブッチの形状を変えるだけで改善することもあります!

ぜひ、お試しください♪

この記事が気に入ったら
いいね !しよう

この記事はいかがでしたか?みんなにシェアしていただけると嬉しいです♪

ブッチ・ジャパンによる愛犬・愛猫との毎日を応援するペットのためのコラムページ『PECOLA(ペコラ)』。犬・猫に関する豆知識や、ペットの健康・しつけなどのお悩みに関する情報をご紹介します。

上へ戻る