夏は要注意!知っておきたいペットフードの保存方法

夏は要注意!知っておきたいペットフードの保存方法

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毎日、愛犬・愛猫が口にするペットフード。
大切な家族が口にするものだからこそ、原材料や安全性、嗜好性などにこだわって購入されている飼い主さんが多いかと思います。

しかし、その後の保存方法によっては、せっかく質の良いペットフードが劣化してしまうことも。
とくに気温と湿度の高い日本の夏は、保存方法にも注意が必要です。

愛犬の健康を維持するためにも、きちんとした保存方法でドッグフードを扱えるようにしたいですよね。
そこで今回は、劣化しているドッグフードの見分け方や、ごはんのタイプ別の保存方法をご紹介します。
ドッグフードの保存における注意点も解説していきますので、ぜひご覧ください。

 

劣化したフードの見分け方

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濃い色合いをしたドライフードや、お肉や野菜が細かくミックスされたウェットフードは、その劣化を見た目だけで判断するのは難しいですよね。
品質以外にも、香りや食感が損なわれることもあるため、飼い主さんが気づかない間に劣化したものを食べさせている、なんてことも十分に考えられます。

そこで、フードの劣化を判断する5つのポイントを紹介します。

・ドライフードの場合、開封から1ヵ月以上経っている
・いつもよりも香りがきつい
・表面がベタベタする
・愛犬、愛猫の食べつきが悪い
・愛犬、愛猫が下痢や嘔吐をしている

できれば、愛犬の体調や食欲に影響が出る前に気づいてあげたいですね。
開封後何日経っているかや、香りや手触りに異変がないかをしっかりチェックしましょう。

 

ドライフードの保存ポイント

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ドライフードは水分含有量が少ないため、開封した後も保存がききやすいのが特徴です。
しかし、袋を開封すると外気に触れ、脂質の酸化や栄養素・風味の損失といった劣化が始まってしまいます。

また、ドライフードには、嗜好性を高めるために粒の表面にオイルコーティングしているものも。
その油脂類が酸化してしまうと色や風味が損なわれたり、酸化によって生じた過酸化物による消化器障害を引き起こす可能性もあると言われています。

そのため、酸化防止剤を使用しているものも多いですが、それでも絶対に酸化しないという訳ではありません。
ここではドライフードの保存のポイントをご紹介します。

 

小分けにして冷暗所で保存

ドライフードを開封したら、チャック付きの小分けパックに移し替えましょう。
1食分や1日分を計量して、一度に使い切れる量に分けると空気に触れる回数を減らすことができます。

さらに小分けパックの中に食品用の乾燥剤やシリカゲルなどの脱酸素剤も一緒に入れておくと、湿気を防ぎ食感が損なわれません。
乾燥剤と一緒に小分けパックに入れたら、しっかり空気を抜いてチャックをしめるのもポイントです。
フードが空気に触れることで酸化し、劣化してしまうため、真空パック器の利用もオススメ。

小分けにしたドッグフードは、冷蔵庫や日の当たる場所を避け暗く涼しい場所で保存しましょう。

 

フードストッカーに袋ごと入れて保存

小分けにしたフードをさらに安全に保存するには、ふた付きの密閉容器であるフードストッカーやコンテナに入れるのをオススメします。
さらに食品用の乾燥剤やシリカゲルを入れて、直射日光が当たらない涼しい場所で保存しましょう。

人間用のフードストッカーやコンテナをそのまま使用していただいても問題ありませんが、最近ではペット専用のものも販売されています。

 

ウェットフードの保存ポイント

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文字通り豊富な水分を含むウェットフードは、消化吸収にすぐれるとともに嗜好性が高いため、シニアや食のこだわりが強い子に人気です。
とくに夏場には、食事で水分補給ができるため、いつもの食事にトッピングとして活用する飼い主さんも多いでしょう。

ウェットフードは缶詰やパウチ、ロールミートなど形状がさまざま。
商品によって、常温で保存できるもの、未開封でも冷蔵が必要なものや冷凍タイプもあるため、保存方法をしっかり確認する必要があります。

しかし、開封後の保存はほとんどのウェットフードにおいて共有することも多いようです。
ここでは開封後にウェットフードを保存するためのポイントを紹介します。

 

密封容器で冷蔵庫に保存

ウェットフードは一度開封したら、密閉できる容器に移し替えて冷蔵庫で保存しましょう。
缶詰であれば缶にぴったりはまる保存用キャップをはめて冷蔵保存します。

また、専用のキャップが手に入らない場合は、ラップをしてきつめに輪ゴムをはめればOK。
愛犬・愛猫に与える際、冷たさが気になるようであれば、湯せんや電子レンジなどでひと肌程度まで温めてあげてもいいかもしれません。

 

1食分に分けて冷凍庫で保存

ウェットフードを開封後、長期保存したい場合は冷凍保存をします。
1食分ずつ小分けにしてラップに包み、さらにチャック付きの袋などに入れて冷凍しましょう。
スープの多いウェットフードの場合は、製氷機を使うと小分けしやすいですよ。

冷凍保存する場合は、開封日をメモしておいて、3週間を目安になるべく早めに使い切ります。
愛犬・愛猫に与える際は、常温もしくは冷蔵庫内で自然解凍するか、電子レンジで人肌温度になるまで解凍してからあげるようにしましょう。

しかし、冷凍することで風味や食感が損なわれるため、愛犬・愛猫の食べつきを見てあげてくださいね。

 

フードの取り扱いにおける注意点

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ここまでお伝えしてきたように、ペットフードは保存方法によって品質や嗜好性に影響が出ることが分かりました。
つまり、愛犬・愛猫に安全なものをおいしく食べてもらうには、私たち飼い主の管理が重要ということですね。

そこで、ペットフードの保存について注意すべきことを3つ紹介します。

 

ドライフードは冷蔵庫で保存しない

ドライフードは直射日光を避け涼しい場所での保存をオススメしましたが、冷蔵庫での保存はNG。
とくに暑い夏の時期には要注意です。

冷蔵庫の中は高温多湿が避けられますが、冷蔵庫から出した際にドライフードと外気との温度差で結露してしまいます。
ドライフードの出し入れを繰り返したり、扉開閉時の温度変化によって結露したドライフードは、カビが発生しやすくなるため冷蔵庫での保存は避けてください。

 

大袋よりも小分けのものを選ぶ

大型の子を飼っていたり多頭飼いしたりしている家庭では、ペットフードの消費が早く、大きいサイズを選ぶことも多いと思います。

しかし、これまでに紹介したように、開封後の時間が長くなるにつれ品質やおいしさが損なわれてしまいます。
そのため、できれば1ヵ月程度で食べ切れる量のペットフードを購入することをおすすめします。

最近では小袋や少量サイズで販売されているものもあるので、食事量に合わせて選んでくださいね。

 

食べ残しはすぐに処分する

愛犬、愛猫がフードを食べ残してしまった時は、もったいないですが長時間おかずに処分するようにしましょう。

中でも水分の多いウェットフードはドライフードに比べて劣化が早く、唾液が付着することでさらに雑菌が繁殖しやすい状態になってしまいます。

さらに暑い夏場はその危険性がより高まります。
もったいないと思わずに、残したらすぐに片づけることを心掛け、愛犬・愛猫の健康を守りましょう。

 

まとめ

ここまで、暑い夏に気をつけたいドッグフードの保存方法についてお伝えしてきました。

ドライフードとウェットフードで保存方法は異なることがお分かりいただけたでしょうか?

開封後のドッグフードの扱いには、より一層の注意が必要です。
おうちにある保存容器を上手に使って、正しく管理していきましょう。

愛犬が健康に長生きしてくれるように、ドッグフードの取り扱いについて見直してみてくださいね。

 

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