氷を食べても大丈夫?ワンちゃんへの与え方と注意点

氷を食べても大丈夫?ワンちゃんへの与え方と注意点

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うだるような暑い日には、ワンちゃんにも氷水を用意してあげるという飼い主さんも多いでしょう。
冷たさはもちろん、水にぷかぷか浮かぶ氷の動きや、食感がワンちゃんの興味をそそるようです。

ですが、ワンちゃんに冷たい氷を与えても問題ないのか、少し不安に感じたことはありませんか?
氷は水を凍らせただけのものなので、ワンちゃんが口にしても問題はありませんが、与えすぎや与え方には注意が必要です。

そこで今回は、「氷の活用方法を知りたい!」「与え方で注意することは?」などワンちゃんと氷に関する疑問にお答えします。
冷たい氷を上手に活用し、愛犬と快適な夏を過ごしましょう!

 

与え方の工夫

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まずは、ワンちゃんに氷の与える時のおすすめの方法を紹介していきます。

冷凍庫から出してすぐの氷は、舌や口の中にへばりついて低温火傷を引き起こす可能性があるため、ほんのひと手間をかけてあげましょう。

 

氷の表面を濡らす

一番簡単な方法は、冷凍庫から出した氷を少しだけ水にさらしたり、表面に汗をかくまで常温においてから与えること。

冷凍庫から出したばかりの冷たい氷に舌などで触れると、少し溶けてしまいますよね。
しかし、氷自体がキンキンに冷たい状態で少量溶けただけでは、その水分がすぐに凍ってしまい、咥内に張り付いてしまうのです。
氷の表面全体を水で濡らすことで、咥内に張り付くことを防止できますよ。

 

氷水にする

もう一つの簡単な与え方は、常温の飲み水に氷を2~3個浮かべる方法です。

普段水分をとるのが苦手なワンちゃんでも、この方法であればぷかぷか浮かぶ氷に興味が湧いて水分をとるきっかけにもなります。
また、ワンちゃんにとっても冷たい水を飲むことができるので、嬉しいですよね。

 

かき氷にする

いつもと違った方法で与えるなら、かき氷にしてみてはいかがでしょうか。
細かく砕いた氷なので丸呑みにして喉に詰まらせる心配がなく、安心して与えることができます。

かき氷と言えばシロップですが、ワンちゃんにとっては糖分が多すぎるのでシロップはNG。
代わりに無調整豆乳やプレーンヨーグルト、ヤギミルクなどを少量混ぜてあげてもいいかもしれません。

 

与える際の注意点

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氷はワンちゃんが口にしても問題ないものですが、とても冷たいものなので、与える際には注意が必要です。

間違った知識で氷を与えて愛犬が体調を崩さないように、注意点を守るようにしましょう。

 

与え過ぎない

氷を一度に与え過ぎてしまうと、お腹を壊してしまう可能性があります。
1、2個程度の氷を食べただけで具合が悪くなることはほぼありませんが、一度にたくさんの氷を与えるのは控えましょう。

まずは1つから始めて、体調に問題がないか様子を見ながら量を増やすようにしてください。
「ワンちゃんに氷を何個までならあげて良い」という決まりはありませんので、愛犬の様子を見ながら氷の量を調整しましょう。

 

丸呑みしないようにする

氷は溶けてきたり水についたりすると、表面がつるつるしてきますよね。
ワンちゃんが氷を舐めたり口に入れたりして遊んでいる内に、何かの拍子で飲み込んでしまうことがあります。

小さな粒であれば問題ありませんが、大きい氷を不意に丸呑みしてしまうと、喉を詰まらせてしまうことがあるので危険です。
氷は体温で溶けるのでそのまま窒息するなどの可能性は低いですが、愛犬が苦しむことのないよう注意しましょう。

 

熱中症の症状がある時は与えない

氷は体を内側から冷やすことができ、ワンちゃんの熱中症対策になります。
しかし、すでに熱中症の症状が出てしまっている場合は、氷水や氷を与えてはいけません。

氷を食べて胃が冷えると、血液が体温を正常に戻すために胃の周辺に集まります。
すると、他の部分の血液が足りなくなり、脱水症状を起こしてしまう恐れがあるためです。

熱中症の症状が出た時は、氷は体を外から冷やすためだけに使用しましょう。

 

依存症にならないようにする

氷を与えるにあたって知っておいてほしいのが「氷食症」。
氷食症とは、わかりやすく言うと氷依存症のような症状です。

ワンちゃんが氷を食べることに依存してしまうと、季節に関係なく氷を食べなければ落ち着かなくなり、その結果氷を与え過ぎて具合が悪くなってしまうことがあります。
愛犬が氷を異常に欲しがるようになっていたら、氷食症を疑うようにしましょう。

ワンちゃんが氷食症になる明確な原因はわかっておらず、病気ではなくただの氷好きで、散歩後の習慣になっているだけというパターンもあります。
また、人間の氷食症と同じようにワンちゃんでも鉄分不足や貧血が原因で氷食症になる症例もあるようです。

愛犬がどうしても氷を食べたがるようになってしまったら、一度かかりつけの動物病院で相談してみてくださいね。

 

食べる以外の活用法

Brown Pomeranian dog sleeping on the frozen water bottle.
 
氷をワンちゃんに食べさせるのはどうも不安、という方は直接食べさせるのではなく、別の方法で氷を活用してみましょう。

ここでは、暑い夏に役に立つ氷の活用方法をご紹介します。

 

散歩用の水を氷水にする

氷を直接食べさせるのではなく、散歩に持っていくワンちゃんの飲み水に氷をいくつか入れておいてあげましょう。

夏の日の散歩は気温も上がり、日差しも強くなります。
少しでも冷たい水を与えて、体の中から冷やしてあげるとワンちゃんも喜んでくれますよ。

しかし、突然冷た過ぎる水を与えると嫌がるワンちゃんもいますので、最初は1つから始めてみてくださいね。

 

冷却グッズを作って与える

氷を使ってワンちゃん用の冷却グッズを作るのもおすすめです。

基本の作り方は、ジップロックやペットボトルに氷と水を入れてタオルで巻くこと。
散歩の休憩中や、外遊びで暑そうにしている時に渡してあげると、伏せの状態であごを乗せたりする姿が見られるかもしれません。
寝床に置いてあげて冷え枕にしてあげるのも良いですね。

扇風機の前に氷をうまく設置できれば、即席冷風機として効率よく室内を涼しくすることも可能です。

 

まとめ

今回は、ワンちゃんに氷を与えて良いのか、また、正しい与え方や注意点についてご紹介しました。

ワンちゃんに氷を与えても問題はありませんが、与え方や量によっては具合が悪くなってしまう可能性があります。
しかし、お金をかけずに夏の暑さ対策として使える便利なアイテムでもあります。

氷を与える際の注意点をしっかりと把握したうえで上手に活用し、愛犬と快適な夏を過ごしてくださいね!

 

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