あなたのペットの心拍数は?ペットウェアラブルの市場規模とは【ニュース】
普段から運動や食事でペットの健康管理を行っていても、目に見える部分だけでは健康であるかの判断をするのは難しいですよね。 そこで役に立つと話題なのが「ペットウェアラブル」というもの。皆さん、ご存知でしょうか? 初めて聞いたという方もいらっしゃると思うので、今回は「ペットウェアラブル」に関する情報をお届けします。 「ペットウェアラブル」とは 「ペットウェアラブル」とは、ペットの身体に装着できる端末機器「ペット向けウェアラブルデバイス」のことを指します。 主なデバイスとしては、体温や脈拍数、カロリー摂取量など健康状態を測ることができる機器や、GPSを利用してペットの位置情報を取得できるものなどがあります。 ■世界の市場規模も急成長 アメリカの調査会社によると、2019年時点における世界のペットウェアラブルの市場規模は約16億ドル(約1710億円)と推定され、同市場における2027年までの年平均成長率は14.3%と見込まれています。 ペットを守るためウェアラブル機器は需要増 ペットウェアラブル市場は以下4つの「技術別」の種類に分けることができます。 技術の種類 Sensors:動きを把握するモーションセンサーなど、センサーを利用した機器 RFID:電波を利用してRFタグの情報を読み取る機器 GPS:現在位置を特定するシステムを利用した機器 など Sensorsにおいては、端末を犬の首や背中に装着することで、体温や心拍、活動量などの情報を1日中計測することができるものが開発されています。 こういった技術開発が進む中、今回の調査によると、マイクロチップなどにも使われているRFIDセグメントは2019年時点の市場規模が6億3440万ドル(約678億円)でしたが、今後はペットの安全性とセキュリティを求めるために、市場規模が拡大するとみられます。 日本でも犬猫へのマイクロチップの装着が義務化される動きがあるように、私たち飼い主にとってより身近な技術となるかもしれません。 また、GPSを利用した機器は、セキュリティとモニタリングに関する利用増が見込まれており、2027年までの年平均成長率はこれらの機器の中で最も高い14.9%と見込まれます。 まとめ…
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