このところ、在宅勤務をはじめたり、外出を控え自宅で過ごすことが多くなったという方も多いのではないでしょうか。
それにより愛犬と触れ合う時間が増え、よりいっそう距離が縮まったと感じることもありますよね。
でも、ワンちゃんにとって、常に飼い主さんの気配を感じながら生活することは本当に幸せなのでしょうか?
今回は、そんな疑問に関する研究結果についてご紹介します。
アメリカ・ノースカロライナ州立大学獣医学部の行動医学の助教授らが発表した研究によると、ワンちゃんはひとりきりで留守番をするよりも、飼い主さんと一緒に生活することの方が幸せに感じることが分かりました。
特に、普段ひとりで過ごすことの多いワンちゃんほど、この生活の変化を喜ぶ傾向にあるようです。
また、ワンちゃんの安心感をさらに高めるためには、飼い主さんの一日の行動をルーティン化し、行動パターンをある程度読める状態にしてあげることが有効です。
例えば、1日に2回散歩することが決まっている場合、「昨日は朝と夕方だったけど、今日は昼と夜に散歩に行こう」といったことは避け、できるだけ同じ時間帯に散歩させる方が、ワンちゃんにとっては落ち着いて生活ができるのです。
在宅勤務などで一時的に自宅にいる時間が多くなっていても、ゆくゆくは元の生活に戻るという方も多いでしょう。
そういった場合、ワンちゃんが元の生活にスムーズに戻るためには、飼い主さんと一緒の時間も、できるだけクレートや部屋といった特定の場所で過ごしてもらうことが最適です。
飼い主さんの行動をルーティン化するのと同じように、できるだけワンちゃんの日常生活にも変化をつけないことが、不安な気持ちを減らしてくれるのです。
私たち人間だけでなく、ワンちゃんも変わらない規則正しい生活ができるようにサポートしてあげましょう。
自宅で過ごす時間が増えることで、愛犬とたくさん触れ合いたいと思うこともあるかもしれませんが、ワンちゃんが寝不足にならないよう、睡眠時間をコントロールしてあげることも大切です。
また、オヤツの量が増えてしまわないよう、注意しましょう。
参考リンク📝
Phys.org
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