高まるペットの健康管理意識!定期健診は4割強に【ニュース】 | 【公式通販】無添加ドッグフード・キャットフード「ブッチ・ジャパン」

高まるペットの健康管理意識!定期健診は4割強に【ニュース】

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小さな体調の異変を言葉で訴えることができないワンちゃんやネコちゃん。
ペットの健康状態やこれからのリスクなど、家族にとってはとても気になるところですよね。

また、健康に長生きして欲しいと願うのはもちろんですが、昨今はペットの高齢化に伴う介護の問題も、クローズアップされるようになりました。

そうした社会ニーズを反映する「ペットの健康管理に関する実態調査」に関する最新の結果が公開されました。

 

定期的な受診は約4割

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愛犬・愛猫の定期的な健康診断について尋ねたところ、全体の42%が「定期的に受診させている」と回答しました。

2016年調査時と比較すると、この4年で11ポイントも上昇し、健康意識の高まりがみられます。

「受診経験はある」の35%と合わせると、8割弱にのぼる結果となりました。

とくにワンちゃんを飼っている家庭では、半数に迫る48%が定期的な受診をしていると回答しています。

その内、59%の方が年に1回程度の受診をしており、41%は年に2回以上もの受診をしています。

年1回が約6割となお多いものの、2017年には年2回以上の健診派が30%であったため、徐々に頻度も上がってきているようです。

ワンちゃんは私たち人間よりも早く歳をとってしまうので、シニアと呼ばれる7歳以上ともなれば年2回以上受診しておくことが、安心につながると推奨されています。

 

検査項目ランキング

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健康診断もただ受ければいいというものではなく、受診内容をしっかり考えたいところ。

どのような項目がよく受診されているのでしょうか。

調査の結果、多かったのは「問診」で86%。
その次に「触診」が84%、「視診」が81%となり、このトップ3は8割を超えるという結果に。

「聴診」と「血液検査」は58%でした。

この他の項目になると、受診割合はぐっと落ち、尿検査と便検査が22%、レントゲンは19%、超音波検査で12%になっています。

検査項目が多くなると手間も費用もかかりますが、腎疾患や循環器疾患、糖尿病などの早期発見には尿検査が欠かせません。

また消化管内の出血といった異常は便検査で診る必要があります。肺や心臓、臓器の異常などはレントゲンで発見されることが多く、やはり全身の健康状態を正しく把握するには、これらも受診しておくことが望ましいでしょう。

とはいえ、費用面やワンちゃんの負担にならないことを考え、全て受けることが難しい場合には、かかりつけの獣医さんに相談することをおすすめします。

 

介護サービスの利用者はわずか

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ペットがある程度高齢になると、病気のため、もしくは老化により介護が必要になることも考えなくてはいけません。

しかし、そのペットの“介護”が、飼い主さんの大きな負担になってしまうという問題があるのです。

今回の調査でペットの介護について尋ねると、現在介護している人が5%、介護経験のある人が20%でした。

ペットの介護経験者に、その時の愛犬・愛猫の状態を尋ねると、「自力で歩けない(難しい)」が62%がトップ。

「自力での排泄ができない(難しい)」が42%、「自力での食物・水分摂取ができない(難しい)」が41%と続きました。

こうした状態となった場合、日々のペットの介護負担は、飼い主さんにとって非常に大きいものと考えられます。

しかし、「自宅で自分または家族が面倒をみている」という飼い主さんが96%と、ほとんどを占めており、病院や専門施設、訪問介護サービスなどの利用者はごくわずかでした。

 

■介護への考え方

全員に介護についての考え方を尋ねた結果でも、「できるだけ自分や家族で面倒をみたい」が45%と最多になり、2位は「健康寿命を延ばして介護期間はできるだけ短くしたい」の35%となっています。

一方で、3位には「介護は不安だがとくに対策していない」が30%を占め、5位には「介護予防をしたいが方法が分からない」という声が24%にあがっていました。

愛する家族だから自分たちで面倒をみたいと、介護にも前向きな姿勢が強いものの、実際にはその時になるまで対策がとれていなかったり、予防方法もよく分からなかったりして、不安ながら具体的な行動にはつながっていないケースが少なくないようです。

家族が仕事をしていて日中は自宅での面倒をみられないという場合には、愛犬・愛猫がシニア期にさしかかった段階で、老犬ケアが受けられる施設やサービスの下調べをするなど、あらかじめ準備しておくと安心ですよね。

 

まとめ

医療やペットフードの質の向上により、今後ますますペットの高齢化は進んでいくと予想されます。

ペットの介護を行うにあたってのケアに関する知識・情報提供や、頼れるサポートサービスの開発・提供が、より身近になされていくことが、社会には強く求められます。

その上で、ともに暮らす家族としては、定期的な健康診断など、健康管理を行うとともに、将来を見据えた生活設計、必要な情報の収集を積極的に進めていくことが大切です。

愛犬・愛猫とのよりよい暮らしのため、できることをしっかりとしてあげたいですね。

(グラフはプレスリリースより)

 

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