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ペットコラムPECOLA

愛犬・愛猫との毎日を応援するペットコラム『PECOLA』。
犬・猫に関する豆知識や、ペットの健康・しつけなどのお悩みに関する情報を幅広くご紹介します。

カテゴリ: 犬のコラム

 

ストレスが原因に?ワンちゃんの噛み癖の原因と対策

  ワンちゃんは好奇心旺盛で何かを噛んだり、かじったりすることが好きな動物です。 ひとりでお留守番をさせていたらクッションに穴をあけたり、椅子の足をかじってしまうなど、飼い主さんを困らせたことのある愛犬も多いでしょう。家具などを壊されてしまっては困りますが、それだけでなく、噛みきったものを飲みこんでしまう心配もありますよね。 できればこういった噛み癖は直したいもの。 そこで、今回はワンちゃんの噛み癖の対策や、どうして噛んでしまうのかその理由についてご紹介します。   ワンちゃんが噛みたがるもの   ワンちゃんが噛むことを事前に防ぐには、狙われるものを愛犬の手の届くところに置かないことが一番の解決策です。 では、ワンちゃんはどんな物を好んで噛むのでしょうか。 ここでは、お家にあるものの中でもワンちゃんに狙われやすいものをいくつかご紹介します。   電気コード ワンちゃんがよく噛むものとしてはじめにあげられるのが、電化製品などの電気コード。 ロープ型のオモチャが人気なように、ワンちゃんにとって長いものは狩猟本能をそそられてしまいます。 とくに携帯電話やゲームなどの充電コードは使用頻度が高く、ついついコンセントに差しっぱなしにしてしまったり、ソファに置き忘れてしまうことも。さらに、テレビや電気カーペットなど移動できない電気コードも多いため、ワンちゃんに狙われやすいと言えます。 使用中の電気コードを噛んでしまうと、感電してしまうおそれがあるため、注意が必要です。 コードはいたずらできないような場所に片付けておくか、イタズラ防止のためのケーブルボックスなどを使い、愛犬の目につかないようにしましょう。   ぬいぐるみやクッションなどの布製品 続いてワンちゃんがよく噛んでしまうのが、ぬいぐるみやクッション。 柔らかい素材で作られているため口に咥えやすく、さらに、中から綿が出てくるという点もワンちゃんにとって噛みたくなる理由のひとつと言えます。 また、スリッパや靴などの布製品をかじることも。大事な靴やスリッパは出しっぱなしにしないか、ワンちゃんがひとりで玄関に行けないようにするなど対策をしましょう。   家具やソファ…

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小さくてもしっかり体を動かしたい!運動量の多い犬種とは<小型犬編>

  小型犬は身体が小さいので、運動はあまり必要ないと思っている方もいるかもしれません。 たしかに中・大型犬に比べて身体はとても小さく歩幅も狭いので、少しの運動だけで足りるワンちゃんもいますが、それがすべての小型犬に当てはまるわけではありません。 身体の小さな小型犬であっても、狩猟犬や闘犬として活躍していた犬種などは、多くの運動量が必要です。 そこで今回は、小型犬の中でも運動量の多いアクティブな犬種をご紹介します。 ※このコラムでは標準体重が12kg以下の犬種を小型犬として扱います。   運動量が多い小型犬 こちらでご紹介するのは、小型犬の中でも運動量を多く必要とする代表的な犬種です。 どの犬種も、運動が不足するとストレスが溜まってしまったり、肥満を誘発してしまうため、毎日運動することを習慣づけるようにしましょう。   ミニチュア・ダックスフント   もともとアナグマやウサギなど巣穴にひそむ小動物を狩る犬として活発にはたらいていた猟犬です。 そのため、運動は最低でも1回20~30分の散歩を1日に2回は必要とします。 適度な運動量に満たなければ胴回りの筋肉が減り、ダックスフントの特徴である長い背骨を支えきれなくなってしまうことも…。 若いうちから散歩の習慣をつけて、筋肉を衰えさせないようにしてあげましょう。   ミニチュア・シュナウザー   家の害獣であるネズミやモグラを狩っていたミニチュア・シュナウザーも運動量が必要です。 ほかの小型犬に比べて筋肉質なため、その筋肉を維持するためにも30分程度の散歩を1日に2回は行うようにしましょう。 元気で活発な性格の子が多いので、毎日の散歩以外にも室内でオモチャを使って遊ぶなどして運動不足を解消することができます。 また、ミニチュアシュナウザーはとても聡明な犬種のため、中におやつを入れる知育おもちゃや、おやつのありかを探すゲームなども得意です。  …

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摂り過ぎに注意!知っておきたいワンちゃんと栄養の関係!炭水化物編

  かつて肉食であったワンちゃんにとって理想の食事とされるのは、「高タンパク・低炭水化物・低脂肪」と言われています。 しかし、エネルギー消費の激しい成長期や授乳中、またはアジリティなどのスポーツを行うワンちゃんにとっては炭水化物も大事な栄養素のひとつ。 大量に摂取する必要はないですが、不足してしまうと体に影響が出てしまうことも…。 その一方、パンやごはんなどの炭水化物を多く含む食べ物を、つい愛犬にあげてしまうなんて方もいるかもしれません。 今回は、私たち人間にとって身近な炭水化物の役割や、過剰摂取の注意点について紹介します。   炭水化物の働き   ワンちゃんは雑食寄りの肉食とされているため、炭水化物を消化・吸収することがあまり得意ではありません。しかし、ワンちゃんが健康的に生きるためには欠かすことができない栄養素でもあります。 では、炭水化物にはどのような働きがあるのでしょうか。   エネルギー源 炭水化物はタンパク質、脂質と並ぶ、三大栄養素のひとつ。三大栄養素はどれも、ワンちゃんが元気よく活動するためのエネルギー源となります。 その中でも炭水化物に含まれるでんぷんは、タンパク質や脂質に比べ、消化吸収のスピードが速いため、エネルギーとしてすばやく使える特徴を持っています。 そのため、アジリティなどのスポーツを行うワンちゃんの体に適しているとも言えます。   腸の健康維持 炭水化物には食物繊維も豊富に含まれています。 食物繊維は水に溶けやすい水溶性食物繊維と、水に溶けにくい不溶性食物繊維に分けられ、どちらの食物繊維も腸内環境を整える働きがあります。 水溶性食物繊維は、小腸での吸収をゆるやかにし、血糖値の上昇を抑制。さらに、余分なコレステロールや脂肪酸などを外に排泄する働きも。 不溶性食物繊維は水分を吸収して便の量を増やたり、便通をよくしてくれます。便秘の解消にも効果が期待できるでしょう。   脳にエネルギーをおくる 炭水化物は分解すると糖質と繊維質に分けられます。糖質は、脳にエネルギーをおくることができる唯一の栄養素。体に吸収されたブドウ糖はエネルギー生産のために使われるほか、肝臓や筋肉でグリコーゲンとして蓄えられます。…

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愛犬がオモチャで遊ばなくなった!興味をなくした理由とは

  「ワンちゃんはオモチャで楽しく遊ぶ」というイメージを持っている人も多いと思いますが、中にはオモチャに興味を示さないワンちゃんもいます。 愛犬のために新しいオモチャを買ってきたのに、全く喜んでくれず悲しい思いをしたことがある飼い主さんは多いと思います。 または、最初は大興奮で遊んでいたのにすぐに飽きてしまい、使われなくなったオモチャがたくさんあるなんて方もいらっしゃるかもしれません。 今回は、ワンちゃんがオモチャに興味を持たない理由や、オモチャで遊ばせる方法などをご紹介します。   オモチャの役割   まず、ワンちゃんにとってオモチャとはどんな役割を持っているかを理解しましょう。 ワンちゃんは元々狩りをする動物のため、小動物などを追いかけ捕まえようとする狩猟本能が備わっています。 ボールやぬいぐるみなどのオモチャは小動物の代わりとなり、追いかけたり噛んだりすることでその欲求を満たすことができるのです。 中でも音が鳴るオモチャは、小動物が逃げる声に似ているためワンちゃんに好まれるという説があります。 また、デンタルロープなどは、捕まえた獲物を噛んで引き裂くという行動に似ていると言われています。 ぬいぐるみなどを噛んで引き裂きボロボロにしてしまうのもこの欲求を満たすためかもしれません。 「狩り」や「捕食」というと、小型犬のような小さいワンちゃんとは無縁のように感じるかもしれませんが、ワンちゃんたちが持って生まれた、生きるための大切な行動なのです。 このように、オモチャはワンちゃんの狩猟本能を満たすために大きな役割を担っていると言えます。   オモチャで遊ばない理由   オモチャに興味を持たない、もしくは突然遊ばなくなってしまったというワンちゃんもいるかもしれません。 このような場合に考えられる理由は、大きく分けて3つあります。   ①ワンちゃんとオモチャのサイズや素材が合っていない 長く使えるよう頑丈で大きなオモチャを買ってあげたものの、愛犬が全く遊んでくれない場合は、愛犬の体の大きさにオモチャのサイズや硬さなどの素材が合っていない可能性が考えれます。 とくに小型犬の場合は、口に咥えにくい大きさや重さのものを好まないことがあります。…

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健康のバロメーター!ワンちゃんの被毛の状態をよくするには

  ワンちゃんのほとんどは、皮膚を被毛に覆われています。そのモフモフとした触り心地は、私たちを癒してくれますよね。 でも、愛犬が体調不良になったり、皮膚の状態が良くない時には、毛ヅヤがなくなりパサパサしていると感じることはありませんか? 実は、被毛は健康のバロメーターと言われるほど、皮膚や健康状態の影響を受けるもの。   たとえば、ブラッシングなどのお手入れをしていても愛犬の被毛の状態が悪い場合、健康状態がよくなかったり、栄養が不足してしまっていることも考えられます。 そんな愛犬の健康状態を知る手がかりとなる被毛について、毛ヅヤがなくなる原因や改善するために必要な栄養素などについてご紹介します。   皮膚の状態による影響   ワンちゃんの毛並みは皮膚の状態に大きく左右されます。 皮膚はいくつもの層が重なってできていて、その層のうち一番外側の部分を表皮と言います。 ワンちゃんの表皮は人と比べると1/5程度の厚みしかなく、皮膚だけで水分保持することが難しいため、全身を毛で覆い皮膚の乾燥を防いでいると言われています。   ワンちゃんの被毛はこの表皮から作られているため、表皮の状態が悪くなればおのずと被毛の状態も悪くなってしまいます。 つまり、皮膚を丈夫に健康に保つことが、よい被毛の状態を保つために必要不可欠なのです。   良質な被毛に欠かせない栄養素   ワンちゃんの被毛を良い状態に保つには、日々の食事にも配慮が必要です。   例えば「ドッグフードを変えるだけで愛犬の被毛の状態が変わった」なんて話を聞いたことはありませんか? 摂取する栄養素の量やバランスによって、皮膚や被毛の状態は変化します。 ここでは、被毛の改善に必要とされる代表的な栄養素についてご紹介します。  …

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区別が難しい?ワンちゃんの内耳炎について知ろう

  私たち人間と同じように、ワンちゃんも耳の病気になることがあります。 ワンちゃんの耳の構造は人間よりも複雑で、奥の鼓膜まで見えにくいつくりになっています。   今回は、聴感と平衡感覚をつかさどる内耳という部分に炎症が起こる、内耳炎についてご紹介します。   内耳炎とは 犬の耳の構造は、外側から外耳、中耳、内耳と分けられます。 内耳は、音を感じ取る「蝸牛(かぎゅう)」と、バランスを保つ器官である「半規管(はんきかん)」「前庭(ぜんてい)」によって構成されています。 この内耳の部分が、何らかの原因で炎症を起こしている状態を内耳炎といいます。   内耳炎は、聴覚を失ってしまうこともある怖い病気です。 私たち飼い主が愛犬の異変に気づいてあげなくてはなりません。   内耳炎の原因とは 内耳炎の原因はさまざまですが、主に寄生虫やアレルギー、異物、細菌などに起因して発症することが多いようです。 耳の病気で最もかかり易いのは、耳たぶや目で直接みることのできる耳の穴の部分にあたる外耳の炎症と言われています。   しかし、外耳炎が悪化したり、そのまま放っておいてしまうと、中耳炎や内耳炎に進行してしまうことがあります。 ちょっとした炎症だったとしても軽視せず、初期段階で治療することが大切です。   内耳炎の症状 では、内耳炎にかかってしまうと、どのような症状が見られるのでしょうか。 主な症状は次の通りです。 ・頭が斜めに傾いて戻らない斜頸(しゃけい)…

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塩分は避けるべき?知っておきたいワンちゃんと栄養の関係!<ナトリウム編>

  ナトリウムと聞くと、塩分を指すと考える方も多いかもしれません。 しかし、塩分(つまり食塩)はナトリウムと塩素が結合したもので、「ナトリウム=塩分」ではありません。   ワンちゃんはあまり塩分を摂る必要がないと言われますが、ナトリウムは必要不可欠な栄養素のひとつ。 今回は、ワンちゃんにはどれくらいの量のナトリウムが必要なのか、また不足した場合の影響や、ナトリウム過多にならないための注意点をご紹介します。   ワンちゃんにもナトリウムは必要   ワンちゃんは人間のように汗をかかないため、暑い時期でも積極的にナトリウムを摂る必要はありません。 そのため、ナトリウムを多く含む塩分はワンちゃんに不要であると考える方がいるかもしれません。   しかし、人間が汗から排出するナトリウムの量は摂取した全体の約1割で、残りは全てオシッコとして排出されます。 ワンちゃんも同じ哺乳動物ですからオシッコでナトリウムを体外に排出することができます。   大昔に野性で生息していた頃、犬は動物の肉を食べる事でナトリウムを摂取していました。動物の肉に含まれる血液は、じつは高塩分。 つまり、昔から高塩分のものを食べていたワンちゃんは、塩分(ナトリウム)を排出する機能を備えているのです。 そのため「ワンちゃんにナトリウムは不要」ではなく「ワンちゃんには人間ほど必要ではないが、適量のナトリウムは必要」というのが正解といえるでしょう。   ただし、健康な状態ではナトリウムの排泄機能が働いていても、腎臓や心臓に疾患があれば排泄機能が制限され、病気が悪化する危険性があります。 とくに、慢性腎臓病は早期の病状発見が難しいので、ナトリウム摂取には十分な注意が必要です。   ナトリウムの働き   そもそも、なぜワンちゃんにはナトリウムが必要なのでしょうか。…

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気になるワンちゃんのニオイ!原因と対策をご紹介

  室内で愛犬と生活していると、どうしても気になるのがワンちゃんのニオイ。 生活する中でニオイが気にならなくても、外出先から部屋に戻って来た時に「あれ?ちょっとにおうかも?」と思ったことはありませんか?   家の中には飼い主さんが感じているよりも、ワンちゃんのニオイが漂っているもの。 とくに、湿気が家にこもる梅雨や、窓を頻繁に開けられない夏・冬の季節にはよりニオイがこもりやすくなります。   部屋にワンちゃんのニオイがこもる原因はいったい何なのでしょうか? 今回はその原因と、ワンちゃんのニオイを軽減して、快適な空間を保つためにできる方法をご紹介します。   ニオイはゼロにはできない   毎日綺麗にしていても、動物であるかぎりワンちゃんのニオイがゼロになるということはありません。 人によって体臭の強弱があるように、ワンちゃんもそれぞれニオイは異なります。   だからといってワンちゃんの体臭を気にするあまりに、ワンちゃんを毎日お風呂に入れてはいけません。 ワンちゃんの体をシャンプーするのは3週間に1度ぐらいのペースが最適といわれています。 これは、ワンちゃんの皮膚のターンオーバーがおおよそ3週間に1度と考えられているためです。   ワンちゃんを頻繁に洗うことは、皮膚炎のきっかけとなることもあるので注意が必要です。 この点を大前提とし、おおらかな気持ちでワンちゃんとの生活を楽しみましょう。   ニオイの原因とは   獣臭…

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エアコンは何度設定?お留守番中の暑さ対策

  昨今の夏は「命にかかわる危険な暑さ」と言われるほど、猛暑日が続いていますね。 愛犬と一緒に過ごしていれば体感温度を察して室温を調整してあげることができますが、お留守番中はそうはいきません。 熱中症にさせないためにも、私たち飼い主がしっかりとした対策をしてあげなくてはなりません。   「エアコンをつけておけば大丈夫」と思う方もいるかもしれませんが、それだけでは対策として不十分な場合もあるんです。 そこで今回はワンちゃんの留守番中の暑さ対策について、部屋の温度調整やエアコンだけではない対策を詳しく解説します。   ワンちゃんは暑さに弱い   鼻と肉球でしか汗をかけず、体中を被毛に覆われているため、ワンちゃんは暑さに弱い動物です。 ワンちゃんが快適に過ごしやすい気温は20℃前後、湿度は50%前後。 そのため、気温22℃で湿度60%以上になると熱中症のリスクが高まります。   日本の夏は気温が高くなるだけではなく湿度も高く、ワンちゃんにとっては苛酷な季節と言えるでしょう。 とくに、以下の特徴を持つワンちゃんは暑さに弱いため、対策が必要です。   短頭種 ブルドッグやパグなどの短頭種は、その特徴的な鼻の構造により、体内から熱を逃がすのが得意ではありません。   被毛が厚い シベリアン・ハスキーやシェットランド・シープドッグなどの寒い地域原産のワンちゃんは、寒さに強く暑さに弱い特徴があります。寒さから守るための厚い被毛は、熱を蓄えるはたらきがあるため夏場は体温調節が難しくなります。   体高が低い コーギーやダックスフントなどの足の短いワンちゃんは、地面やアスファルトからの放射熱の影響を受けやすいため、体温の調節が得意ではありません。…

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お散歩や顔周りの毛が原因に?ワンちゃんの結膜炎とは

  ワンちゃんの目の病気にはさまざまな種類がありますが、その中でも1番かかりやすいといわれているのが結膜炎です。 目は、ささいなことでも炎症を起こしやすい繊細な感覚器官。 ですが、あまり気にしたことがないという方も多いのではないでしょうか。 今回は、そんな結膜炎はどんな病気なのか、私たちはどんなことに気を付けてあげられるのかなどをご紹介します。   結膜炎ってどんな病気?   結膜炎とはまぶたの内側や眼球の前側を覆っている結膜という白い膜の部分が、何らかの原因で炎症を起こした状態のことを指します。 結膜炎の代表的な症状は、白目が赤く充血しかゆみが生じること。 また、涙が出たり、普段より目やにが増えるケースも多く見られます。 さらに、炎症が進むと結膜が腫れて膨らんでしまい、まぶたの際や目の端から結膜が見えてしまったり、目を覆ってしまうこともあります。   おうちでできる簡単チェック項目   結膜炎にかかったワンちゃんは、前足で目をかいたり、床に頭をこすりつけるなど、目をしきりに気にするようになります。 愛犬が目をかゆがっていたら、次の項目に当てはまるかチェックしてみましょう。 以下のチェック項目に1つでも当てはまるようなら、結膜炎の可能性があるので、動物病院への相談をおすすめします。 チェック項目 ・白目が充血している ・白目がブヨブヨとたるんでいる ・前足で目をしきりにこすろうとしている ・床や壁に目をこすりつける ・しきりにまばたきをする ・目が開きにくいようで、目を細めている…

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愛犬は大丈夫?食物アレルギーの症状や原因を知ろう

  動物にはウイルスや細菌といった病原体の侵入から体を守る“免疫”という仕組みが備わっています。 この免疫のシステムが有害な物質や病原菌だけではなく、本来無害なはずの食べ物や花粉などに過敏に反応して、自分自身を傷つけてしまうことがあります。 これが「アレルギー反応」です。   これらの免疫反応を引き起こさせる物質のことを“抗原”と呼び、なかでもアレルギー反応を引き起こす抗原を“アレルゲン”と呼びます。 アレルギーにはさまざまな種類がありますが、約4割のワンちゃんに食物を原因とする食物アレルギーの可能性があるといわれています。 今回は食物アレルギーとは一体何なのか、何が原因で発症するのか、症状などを詳しく解説していきます。   食物アレルギーの原因   食物アレルギーは食物や食品添加物への過敏な反応を原因に、皮膚症状や消化器症状などを起こす病気で、食物過敏症とも呼ばれます。 アレルゲンとなり得る食べ物はワンちゃんによってさまざま。 よく耳にするような鶏肉や豚肉、鶏卵などの動物性たんぱく質に対してだけでなく、きゅうりやすいか、りんごなどの野菜や果物、小麦などの穀物や食品添加物にもアレルギー反応を示す場合があります。 治療法については、アレルゲン含まない「アレルゲン除去食」による食事療法が有効とされています。   こんな症状が出たら注意   食物アレルギーを発症すると、強い痒みや皮膚炎、腸炎などの症状があらわれます。 日常生活で気づける症状は次の通りです。 ・体を痒がる ・フケがでる ・抜け毛が増える ・下痢・嘔吐 ・顔、耳の内側、目や口周り、内股、足の付け根の内側などが赤くなる…

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簡単手作りレシピもご紹介!おやつを与える時のポイントとは

  最近ではペットショップやホームセンターだけでなく、コンビニやスーパーなど身近なところでもワンちゃんのおやつが販売されています。 私たちが食べたくなるようなものや、素材にこだわったものなど種類がたくさんあり、愛犬だけではなく飼い主さんもワクワクしちゃいますよね。   おやつは主食や副食、ワンちゃんの健康を維持するための栄養補助食品ではないので、絶対的に必要なものではありません。 ですが、しつけのご褒美や愛犬との信頼関係を深めるコミュニケーションツールのひとつとして、おやつを活用することは有効的です。 何より、愛犬の喜ぶ顔が見られるのが嬉しいですよね。   とはいえ、おやつは与え過ぎてしまうと肥満になったり、いつものごはんを食べなくなってしまったりすることも十分に考えられます。 そこで今回は、おやつの選び方や与え方などの注意点についてみていきましょう。 さらに、とっても簡単にできるおやつの作り方もご紹介します!   おやつをあげるタイミング   皆さんはいつもどんなタイミングで愛犬におやつをあげていますか? ワンちゃんへのおやつは何気ない時にあげるのではなく、ワンちゃんが何かアクションを起こした直後がオススメ。 とくにパピー期にはトイレの場所やハウストレーニングなど教える際、主食のドッグフードとは別に、ご褒美としておやつを使うことがとても効果的です。   また、何気ない時でも飼い主さんが愛犬の名前を呼んだ後に、愛犬が振り向いたり駆け寄ってくるなど、呼びかけに反応したタイミングでおやつを食べさせるのも◎。 コミュニケーションを深めるためにも、おやつを上手に活用してくださいね。   しかし、愛犬に留守番をさせて帰ってきた時におやつをあげるのは避けた方がいいでしょう。 「お留守番を頑張ったね」と褒めてあげたくなりますが、この時におやつをあげても愛犬は何のアクションに対してのご褒美なのかが分かりにくいのです。   さらに、飼い主さんの帰宅に喜び興奮してしまうワンちゃんの場合、帰宅のタイミングでおやつを与えてしまうとますます興奮してしまうので、与えるなら落ち着いてからにしましょう。…

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ブッチ・ジャパンによる愛犬・愛猫との毎日を応援するペットのためのコラムページ『PECOLA(ペコラ)』。犬・猫に関する豆知識や、ペットの健康・しつけなどのお悩みに関する情報をご紹介します。

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