犬猫の飼い主さんに聞きました!ペットに関する支出はいくら?【ニュース】
愛おしい愛犬・愛猫と暮らす毎日は何物にも代えがたいもの。 その毎日を少しでも長く続けるためにも、安心安全で栄養バランスの良いフードを食べさせたり、最善の治療を受けられるよう、できる限りのことをしてあげたいですよね。 とはいえ、いいものにこだわるほどお金がかかってしまうのが現実です。 とくにペット医療の分野では技術発展も目覚ましく長寿命化が進む一方で、治療費や介護費が増大する傾向も目立ってきています。 そんな、飼い主さん同士では聞きづらいお財布事情について、2021年の調査結果を紹介します。 年間支出は10万円以上が多数 まず、2021年における愛犬・愛猫にかかった年間支出合計を尋ねると、全体では「5万円未満」が29.5%、「5万円以上10万円未満」が30.6%、「10万円以上20万円未満」は22.2%、「20万円以上30万円未満」が10.2%、「30万円以上」は7.6%となっていました。 「5万円以上10万円未満」が最多帯域ですが、20万円以上にのぼっているという回答も全体の2割に上りました。 また、ワンちゃんと暮らす飼い主さんの場合、「5万円未満」は23.5%で、「5万円以上10万円未満」が29.6%、「10万円以上20万円未満」が24.4%、「20万円以上30万円未満」で14.2%、「30万円以上」は8.3%でした。 一方、ネコちゃんと暮らす飼い主さんの場合、「5万円未満」が最も多い36.9%で、「5万円以上10万円未満」がこれに次ぐ31.8%、「10万円以上20万円未満」は19.4%、「20万円以上30万円未満」が5.3%、「30万円以上」が6.6%となっています。 「30万円以上」の回答率はあまり差がありませんが、全体としては愛犬と暮らす飼い主さんの方が支出が多いようです。 なお、前年に比べて増加が目立った帯域としては、ワンちゃんの場合で「20万円以上30万円未満」が4.7ポイントの増加、ネコちゃんの場合「10万円以上20万円未満」が6.0ポイントの増加になっていたと報告されています。 診療費やフード代が増加傾向 こうした2021年の年間支出額について、前年と比べてどうなったか全員に聞くと、「増えた」とする人は24.0%、「減った」人が1.8%で、「変わらない」とした74.3%が圧倒的に多い結果となりました。 支出額が「増えた」とした人に、何にかける費用が最も増えたか具体的に尋ねたところ、愛犬と暮らす人では「病気やケガの診療費」が62.4%と最も多く、他項目に圧倒的な差をつけました。 2位は「フード、おやつ購入費」の14.8%、3位が「ワクチン・健康診断などの予防費用」の10.7%、4位は「トイレシーツなどの日用品購入費」の3.4%、5位に「トリミング代」の2.7%などと続いています。 愛猫と暮らす人でみると、やはり「病気やケガの診療費」がトップとなりましたが、その回答率は45.3%で、ワンちゃんの場合に比べると低く、2位の「フード、おやつ購入費」が38.9%と高めの傾向がみられました。 3位は「ワクチン・健康診断などの予防費用」と「その他」の同率4.2%、5位が「トイレシーツなどの日用品購入費」と「おもちゃやキャットタワーなどの遊び道具」の同率3.2%となっています。 コロナ禍だからこそのサービスに関心が高まる…
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