ワンちゃんにきのこはOK?含まれる栄養や与える際の注意点を解説

ワンちゃんにきのこはOK?含まれる栄養や与える際の注意点を解説

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料理の主役にも脇役にもなるきのこ。
旨味や香りが強く、調理もしやすいためよく食卓に登場するという家庭も多いでしょう。

そんな身近な食材であるきのこを、ワンちゃんが口にしても問題ないのか気になったことはありませんか?

結論から言うと、シイタケやシメジ、エノキタケなど私たちが食べられる種類であれば、中毒を起こすような成分は含まれていません。
スーパーで食品として販売されているものであれば、ワンちゃんに与えても大丈夫です。

しかし、与える際にはいくつか注意したい点があります。
今回はきのこの与え方やメリット、食べさせる時の注意点について紹介します。

 

きのこを食べるメリットとは?

 
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きのこは人用のサプリメントの材料にも使われるほど栄養豊富な食材です。

その栄養には、どのようなメリットがあるのか見ていきましょう。

 

老廃物の排出

きのこには便秘改善に最も効果的な水溶性食物繊維と、不溶性食物繊維の両方が含まれています。

水溶性食物繊維はコレステロールを排泄し、不溶性食物繊維は腸内の不要な老廃物を排出する働きがあり、デトックス効果が期待できます。

また、疲労回復や皮膚の健康維持、脳の働きをサポートするビタミンB群や、カルシウムの吸収を助け骨の健康維持のための働きをするビタミンDも含んでいるため、体をつくるのにも役立ちます。

 

免疫力の強化

きのこにはβグルカンという食物繊維の一種が多く含まれています。
このβグルカンは免疫力を強化し、癌(がん)の予防、増殖抑制にも効果が期待されている成分です。

とくにシイタケやマイタケ、霊芝(レイシ)、アガリクスなどがβグルカンを多く含み、ワンちゃん用のサプリメントの原料として使われています。

 

ダイエット

きのこの100gの平均カロリーは17キロカロリーほどと低く、またコレステロール値の上昇を抑える働きもあるのでダイエットに最適な食品と言えるでしょう。
肥満が気になるワンちゃんのかさましにもピッタリですね。

しかし愛犬を痩せさせたいからといって、与え過ぎはかえって健康に害を及ぼす可能性もあるので注意しましょう。

 

きのこの与え方

 
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きのこのメリットを読んで、愛犬にも与えたいと思った飼い主さんも多いでしょう。

ここでは、きのこの正しい与え方について紹介します。

 

加熱調理する

ワンちゃんがきのこを食べる前に、必ず加熱調理をしましょう。
生のきのこを食べると、下痢や嘔吐など食中毒のような症状を起こしたり、アレルギー症状が見られたりする危険性も。

茹でる、蒸す、焼く、煮るなどして、しっかり中まで火を通したものを与えてくださいね。

生食用に販売されているような収穫後3~4日以内のホワイトマッシュルームであれば、そのまま与えても問題ありません。
ですが新鮮かどうかを確認するのも難しいので、やはり加熱したものを与える方がベターと言えます。

 

小さくカットする

きのこには食物繊維が多く含まれていますが、あまりたくさん摂りすぎたり、大きな塊で食べてしまうと消化不良を引き起こしかねません。
愛犬が食べやすい大きさにカットしてから調理しましょう。
消化不良を起こしやすいワンちゃんやシニアの場合には、フードプロセッサー等を使ってみじん切りやピューレ状にするといいかもしれませんね。

 

一度冷凍する

生のきのこをいったん冷凍してから加熱調理をするのもおすすめです。
冷凍することによって細胞壁が壊れて酵素の働きが盛んになるため、栄養価が最大3倍に増大するといわれています。

 

乾燥きのこは水に戻してから

干しシイタケや乾燥キクラゲなどは非常に硬く消化しにくいため、水に戻してから与えるようにしましょう。
もしくは粉末にしてから与えることもできますが、乾燥状態では含まれる栄養素の割合が高くなるため、与える量に注意が必要です。

 

きのこを与える時の注意点

 
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ここまで、きのこのメリットや与え方について紹介しました。
こんなに栄養があるなら愛犬にもたくさん食べさせたいと思うかもしれませんが、与えるにはいくつか注意しなくてはいけない点があります。
与える前に注意点を確認してみてください。

 

ワンちゃんに与えてもよいきのこの目安量は以下の通りです。
しかしあくまでも目安ですので、初めてきのこを与える際は少量ずつにしましょう。

また、乾燥きのこは栄養価が非常に高いため、以下よりも量を減らす必要があります。

1日に与えていい量

・体重5kg…30g
・体重10kg…50g
・体重20kg…90g

 

種類

もちろん毒性のあるきのこを与えてはいけません。
スーパー等で販売されている食用のきのこであれば安心です。

散歩中に道中や山などで見つけたきのこは毒きのこの可能性もありますので、絶対に食べさせないように注意してください。

 

体調

腎臓や肝臓に持病やアレルギー性の疾患がある子は、かかりつけの獣医師さんに相談してから与えましょう。

逆に、きのこには免疫力アップの効果が期待できる食材なので、きのこのサプリメントなどが効果を発揮する場合もあります。
気になる場合は獣医師さんの指導を受けてみてくださいね。

 

年齢

パピーの場合、きのこの食物繊維が成長に必要な栄養素の排出を促してしまう可能性があるため、与えるのは避けましょう。
シニアのワンちゃんには与えても大丈夫ですが、消化吸収能力が低下してくるので与えすぎないように注意しましょう。

 

まとめ

 
適切な量や与え方であれば、ワンちゃんがきのこを食べても問題ありません。
ただし絶対に必要な食品というものではないので、きのこを好まない、体質に合わない際は避けるようにしましょう。

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