Our Petsどうぶつ診療所 院長 獣医師クアク美智子先生が語る“ペットと食”について
わたしたちブッチ・スタッフは常に思っていることがありました。 「犬に合った食事とは何か」ということについて、誰にも教えてもらっていない・・・。 人間の食事については「食育」という言葉もあって、小・中・高校ではもちろん、興味があれば、大学や専門学校でさらに専門的に学ぶ機会がたくさんあります。 でも、同じ家族である愛犬の食においてはどうでしょうか。 インターネットや口コミでの評判が良かったから、何となく近くのスーパーで売っていたから等、何も知らないまま愛犬のごはんを選んではいないでしょうか。 みんながそうだから、それが当たり前に思っていたけれど、寿命や病気に直結する一番大きな要素なのに、いつまで無知のままでいいんだろう。 愛犬に合った食事とは?食事もたらす変化とは? ペットの栄養や食事、そして病気と向き合ってきた獣医師のクアク美智子先生に、ブッチスタッフが直接お話を伺ってきました! Profile クアク美智子先生(OurPetsどうぶつ診療所 院長) 大阪府立大学農学部獣医学科卒業後、臨床獣医師として動物病院に勤務。 自身の愛犬・愛猫の病気をきっかけに“ペットの食”について考えるようになる。 現在は自身が院長を務める「OurPetsどうぶつ診療所」にて、症状や検査結果だけにとどまらず、飼育環境、精神状態など総合的に判断し、ワンちゃんそれぞれに適した治療を行っている。 現代の病気、原因はフード? ブッチ クアク先生が犬猫の〝食〟について考えたきっかけはなんでしょうか? クアク先生 2015年、愛犬のドット(ダックスフンド)が急性膵炎になりました。 その病気をきっかけに、ペットの食について考えるようになったのが始まりです。 ちょうど同時期にアメリカの獣医師を呼んで動物栄養の研修ができる機会があったので、1期生という形で、動物栄養学について本腰を入れて学ぶようになったんです。 ブッチ 失礼な感想かもしれませんが・・・。 獣医師の方は、大学など学校に通って栄養学ということを学ぶのだと思っていました。…
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