スタッフの個人的な意見ですが……冬が季節の中で一番嫌いです。
その理由は何と言っても寒すぎるから!
11月にはコートがないと厳しい季節になり、次に軽装で出かけられるのは3月上旬。
そう思うと5か月近くもの間、寒~い毎日を過ごさなくてはいけません。
寒い季節、長すぎませんか?夏だって、大体7月~9月の3ヵ月なのに……(T_T)
そしてその寒さのピークが、まさに今の季節!
あったかインナーに高級ダウン・ホッカイロなど、わたしたち人間は便利なグッズをすぐに手に入れることができますが、ワンちゃんはそうもいきません。
飼い主である私たちが、愛犬を寒さから守ってあげられる唯一の存在です。
「そんなこと言って、全身毛皮なのだからあったかいでしょ?大げさな!」と冬の寒さを侮るなかれ🤧
油断大敵!寒さに潜む危険性と対処法をご紹介します。
一般的に室内で飼育されている犬が快適に過ごせる気温は……
・長毛の犬種・・・15℃〜20℃
・短毛の犬種・・・20℃〜25℃
なので、どちらの犬種も20℃前後であれば快適に過ごすことができると言えます。
また、湿度も大きく関係しており、50%前後が最も適切と言われています。
湿度が低いと、肉球がひび割れたり、脱水症状を起こしてしまう危険も。逆に高すぎると、カビやウイルスの発生や熱中症の危険があります。
気温が低くなって空気が乾燥すると、鼻やのどの粘膜の働きが弱まり、細菌やウイルスへの抵抗力が低下してしまいます。
人間と一緒で風邪などを引きやすい状態になってしまうのです。愛犬にくしゃみや咳、鼻水等の症状が頻繁に見られたら要注意です。
さらに、寒さで散歩に出かけなくなると運動量が減り、それに伴い飲水量が減ってしまいます。
すると尿が濃くなりすぎて、膀胱や尿道などに結晶や結石ができやすくなることも!
その他にも、嘔吐や下痢などの胃腸系のトラブルや関節などの痛みを引き起こすなど、“寒さ”は犬にとっても、かなり厄介な相手なのです。
もっとも簡単な対処法はやはりエアコン。熱源が遠いのでやけどの心配もなく、タイマーや温度設定も自由で、使い勝手◎!
設定温度は、20~25℃くらいがオススメ。
注意したいのは、風が直接当たらないようにすること、また湿度が低くなりがちなので、濡れタオルや加湿器などの併用を!
風の発生もなく、また温かい空気が足元にとどまるので、犬の寒さ対策にはもってこいです。
ただし、長時間その場から動けない状態では低温やけどの危険があるため、普通の床と自由に行き来できるなど、わんちゃん自身が体温を調整できるようにしておくのがオススメです。
平成が終わるこの年に、湯たんぽ?と昭和なかおり漂うグッズですが(笑)、先人の知恵は時代に左右されません!
湯たんぽに沸騰したお湯を入れて、厚めのタオルでくるんで置いてあげるだけ。
たったそれだけで12時間くらいのあったか効果があり、電気代も節約できます。
▲スタッフの愛犬は毎日湯たんぽ枕で寝ています(*^_^*)
わんちゃんも、寒ければ湯たんぽにくっついて、熱くなったら距離をとったり調整できるので、とっておきのおすすめグッズです!
1日の中で最も暖かい時間は12~14時ごろ。もし在宅していればそのくらいの時間にお散歩に出かけましょう。
ちなみにもっとも寒いのは、太陽が沈んでから1番時間がたった明け方前(4~5時くらい)と言われていますので、寒い朝はゆっくり寝ていてOKです(^o^)/
わんちゃんに洋服?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、寒さから愛犬を守る大切な役割があります。
シングルコートやヘアレスのわんちゃんには必須といってもいいかもしれません。
最近では人間顔負けのダウンや裏起毛、長袖やモコモコ素材など多種多様な選択肢があります。
わんちゃんによっては、洋服を着ると動けなくなってしまったり、排泄できなくなってしまったりする子もいるので、ぜひ愛犬に合った防寒着を見つけて下さい!
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いかがでしたでしょうか?
これからまだ1ヵ月半くらい続く(T_T)寒い季節を、今日から暖かく乗り切るヒントになれば幸いです。
寒さはマイナスな事だけじゃなく、雪遊びや温かブッチごはん(▶【スタッフコラム】寒い日でも美味しく!HOTブッチで冬を乗り切る)など、冬だから楽しい♪冬だからおいしい♪こともたくさんあります!
ぜひ、ステキな冬をお過ごしください!
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