犬・猫のための健康ペットコラム『PECOLA』│ブッチ・ジャパン公式通販サイト

ペットコラムPECOLA

愛犬・愛猫との毎日を応援するペットコラム『PECOLA』。
犬・猫に関する豆知識や、ペットの健康・しつけなどのお悩みに関する情報を幅広くご紹介します。

コラム一覧

 

愛犬がドッグフードを食べない?年代別に見るその理由とは

    愛犬がドッグフードを食べなくて困っている、なんて悩みを抱える飼い主さんも多いでしょう。 どうして食べたくないのかを言葉で伝えてもらえないため、原因も改善策もつかみにくく困ってしまいますよね。 そこで今回は、ドッグフードを食べない原因を年代別にご紹介します。   どの年代にも共通の理由   ワンちゃんがドッグフードを食べないことにはいくつかの理由があります。 まずはどのワンちゃんにでも起こりうる共通の理由についてご紹介します。   ■体調不良 年代関係なく体調不良によってドッグフードを食べないことがあります。 欲不振は多くの病気に当てはまる症状です。 突然ドッグフードを食べなくなった場合には、まず愛犬の体調を確認してみましょう。 元気がなくぐったりしている、散歩に行きたがらない、排便や排尿がいつもと異なるなど、気になる点があれば、かかりつけの動物病院に相談することをおすすめします。   ■好き嫌い 私たちの食の好みが人それぞれ違うようにワンちゃんにも嗜好があるため、ドッグフードが好みに合わず、食べなくなることもあります。 そんな時は食事の時間を決めて、時間以内に食べなければ食器を下げます。 ごはんは出された時間に食べなければいけない、とワンちゃんに認識させるとともに、おやつはおやつの時間、ごはんはドッグフードを食べることを徹底しましょう。 また、ワンちゃんがごはんを食べないからといって、おやつをごはん代わりに与えたり、フードを頻繁に変えることは避けましょう。 「目の前のごはんを食べなければ、別のおいしいものを出してくれる」と認識してしまうと、ドッグフードを食べないループに陥ってしまいます。 愛犬がおいしいと思うものを食べさせたいという気持ちはどの飼い主さんも持っているもの。 しかし、あまり甘やかしてしまうと、まったく食べなくなる子もいるので注意が必要です。…

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ブッチカレンダー制作の舞台裏リポート 第1弾

いよいよブッチカレンダーの制作スタート!   1月20日から始まりましたブッチカレンダーキャンペーン。 抽選で選ばれた合計12組のワンちゃん・ネコちゃんを、6人の大人気イラストレーターさんがイラスト化して2022年度ブッチカレンダーに登場するという新企画! 先日、efrinmanさん担当月のイラストモデルさん2組が発表された所ですね♪ 本日は皆様にブッチカレンダー制作の裏側を速報でご紹介!第1弾はカレンダー用紙選びの舞台裏をレポートします。   ブッチでカレンダーを制作するのは初めての試み   カレンダーに登場するイラストモデルの構想は先に決まっていましたが、肝心なカレンダーの構造・素材は決まっていませんでした。 『一年間ブッチとお客様を繋ぎ、インテリアとして可愛いカレンダーにしよう!』 そんなテーマだけを決めてブッチカレンダーキャンペーンはスタートしたのです。   カレンダー用紙を決めよう!   まず始めにブッチスタッフは数ある用紙の中から、カレンダーの候補として7種類の紙を選びました。そこから、カレンダー用紙選定ミーティングがスタートです! まずは、それぞれの紙の特性や風合いをリストアップし、どの紙がブッチカレンダーにマッチするかを話し合いました。カレンダーは定期便などに同梱する為、冷蔵便での配送が必須。ですので、水分にある程度強い紙でなければなりません。 さらに、イラストレーターさんのイラストテイストに合う紙はどれかをチェックします! 色味が強い紙は雰囲気が出て面白いけれど、イラストが沈んで見えてしまう懸念点も…。イラストを映えさせる為には真っ白な紙にするべきでは?など、それぞれの意見を出し合います。       用紙候補を絞り込む   これらを踏まえて議論した結果、ついに用紙候補が2種類に絞れました!選んだ紙は紀州色上質…

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壁や家具をボロボロにしないために!ネコちゃんのイタズラ対策

    壁紙やカーペットで爪とぎをしたり、テーブルの上の物を落としたり、はたまた電気コードをかじったり… 愛猫と暮らしている方は、一度はそういったイタズラをする姿を見たことがあるかと思います。 できることなら愛猫の好きなように遊ばせてあげたいところですが、イタズラには危険がつきもの。 また、壁紙や家具などを傷つけてしまうので、愛猫と飼い主さんのお互いのためにも、防止したいところですよね。 今回はネコちゃん達がこの様なイタズラをしてしまう理由と、その対策をご紹介します。   イタズラをしてしまう理由   イタズラは人の迷惑になることをわざと行う行為のこと。 私たちからするとイタズラと思いがちですが、じつはネコちゃんにとっては人を困らせるためではなく、本能からその行動を起こしている場合が多いのです。 そのため、私たちは愛猫がなぜそういった行動をとるのかを理解しなくてはいけません。 ここでは、ネコちゃんがどうしてイタズラをしてしまうのか、その理由をご紹介します。   ■精神的な要因 イタズラをしてしまう理由のひとつに“精神的な要因”があげられます。 「飼い主さんがいないため不安になり、気持ちを落ち着かせたい」「飼い主さんの目を引きたい」といった愛猫の思いから様々な行動を起こし、それが結果としてイタズラとなっていることが考えられます。 他にも何かしらが原因で愛猫にストレスが溜まっていて発散したいからイタズラをしたり、イタズラに気付いた時の飼い主さんの反応を「構ってくれた」「遊んでくれた」と感じて、イタズラを繰り返すこともあります。   ■狩猟本能 ネコちゃん達の狩猟本能もイタズラをしてしまう理由のひとつです。 猫はもともと狩りをして獲物を捕まえて生活してきた動物。そのため、家庭で生活していても狩猟本能をくすぐる物に対して、狩猟本能が刺激されます。 風でゆらゆらと葉が動く植木鉢があれば、動く葉を捕まえようとして行動を起こすので、結果として植木鉢が倒れてしまうといったイタズラにつながります。 本能ということもあり、ネコちゃん自身によるコントロールは難しいもの。…

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2020年版!人気犬種・猫種ランキングが発表【ニュース】

    自宅で過ごす時間が増えたことによって、新たにワンちゃん、ネコちゃんを迎え入れようと考えている方も多いでしょう。 どんな子を迎え入れたいかは各家庭により異なりますが、どの犬種・猫種が人気があるのかというトレンドも気になるところですよね。 そこ今回は2020年版として公開された、ペットの保険会社による「人気飼育犬種・猫種ランキング」調査の結果をご紹介します。   ミックス犬が王者トイ・プードルを破る!   まず、ワンちゃん部門のトップ10を見てみましょう。 1位に輝いたのは「ミックス(12㎏~16㎏の小型犬)」で、全体の20.3%でした。2017年の調査開始以来、ミックスが首位を獲得するのは初めてです。 最近では、異なる純血種を掛け合わせたミックスが人気で、ペットショップやブリーダーでも見かけるようになりました。 なかでも、チワワ×トイ・プードルの「チワプー」や、ポメラニアン×ミニチュア・ダックスフンドの「ポメックス」などは高い人気を誇っています。 小型犬ならではの、ぬいぐるみのようなかわいい姿はもちろん、2つ種の特徴を兼ね備えた魅力に夢中となる人が増えているようです。 また、兄弟でも大きく容姿が異なるように、純血種の特徴の現れ方に個性がある点も人気の秘訣と言えるでしょう。 対して、3年連続トップを守ってきた「トイ・プードル」は、2位にランクイン。とはいえ、1位とは僅差の20.1%で、愛くるしい見た目と賢い性格から人気の高さは健在です。 3位には前年と同じく「チワワ」が12.0%でランクインしました。 以下10位までも前年と同じ結果になり、人気の傾向に大きな変化は生じていないことが分かります。 日本の住宅事情などから、飼いやすい小型の犬種の人気が高いようです。   人気急上昇のマンチカンがついにトップ3入り!   続いてネコちゃんの人気トップ10を見てみましょう。 純血種同士を組み合わせて生まれたネコちゃんや、日本猫、雑種猫を含む「ミックス」が4年連続で首位を獲得。 全体の34.3%を占め、2位以下に3倍もの大差をつけました。 ネコちゃんの場合、ペットショップやブリーダーで純血種を迎え入れるよりも、家に迷い込んできたり、保護された野良猫や子猫を家族とするケースが非常に多いためと考えられます。…

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飲水量は足りている?ワンちゃんに適した水と飲ませる工夫

      私たち人間と同じように、ワンちゃんも生きていく上で水分補給は欠かせません。 新鮮でおいしい水を飲ませてあげたいというのが親心ですが、どんな水がワンちゃんに適しているのでしょうか。 また、愛犬にはどれくらいの量の水が必要なのでしょうか。 今回は日々の生活に欠かせない飲み水について、詳しく解説していきます。   硬水より軟水がオススメ   私たち人間が口にする水は、カルシウムやマグネシウムの含有量によって軟水と硬水に分けられます。 カルシウムやマグネシウムが少ない軟水は、硬水に比べ尿石症になるリスクが少ないため、ワンちゃんの飲み水に適しています。 尿石症とは、カルシウム、リン、マグネシウムなどの過剰なミネラルにより膀胱(ぼうこう)や尿道、腎臓に結石ができてしまう病気。 摂取したミネラルは尿中に排出されますが、その量が多すぎると溶けきれないミネラルは結晶化して結石となってしまいます。 そのため、ワンちゃんの毎日の飲料水にはミネラルウォーターなどカルシウムを多く含む硬水は適していません。 飲ませてはいけないわけではありませんが、ワンちゃんの体のことを考えると常用するのは避けた方が無難でしょう。 日本では一部の地域を除き、ほとんどの家庭の水道水が軟水。 水道水は厳しく管理され安全性が高いため、安心してワンちゃんに飲ませることができます。   気になる場合は水道水にひと手間を   とはいえ、水道水を飲む習慣のない飼い主さんにとっては、愛犬にそのまま飲ませることに抵抗がある方もいるでしょう。 もちろん、水道水はそのままでも十分おいしく安全なものですが、気になる方には以下の方法をご紹介します。   ①白湯にする…

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病気や窒息のリスクを防げ!ワンちゃんの早食い対策

      愛犬が一心不乱にごはんを美味しそうに食べている姿は見ていて微笑ましいですよね。 でも一方で、あまりの早さに「ちゃんと噛んでいるのかな」と不安になることはありませんか? 早食いは嘔吐の原因になりやすいだけでなく、胃捻転という怖い病気を引き起こすリスクも高まるため、早食いを防止するための工夫が必要です。 そこで今回は、ワンちゃんの早食いの性質や、早食い防止のためのアイデアをいくつかご紹介していきます。   早食いしてしまう理由   オオカミを祖先にもつ犬は、本能から早食いの傾向があるとされています。 野生では群れで暮らし狩りを行っていたため、自分の食料を確保するためには、他者にとられないよう急いで食べる必要がありました。 つまり、早食いは野生の本能のなごりであると言えます。 また、歯の構造からもゆっくり噛んで食べることには適していないと考えられています。 私たち人間の歯は、穀類といった食べ物をすり潰すようにしてよく噛み飲むことに向いていますが、犬の歯は狩った獲物の肉を引きちぎり、骨からこそぎとることに適しているのです。 そのため、ワンちゃんはほとんど噛まず飲みこむようにして食事を摂る子が多く、結果として早食いにつながるのです。   早食いによる健康へのリスク   ワンちゃんが自然界で食べていたものは、狩りをして得た新鮮な生肉でした。 生肉は全体の約70%が水分のため、急いで食べても飲みこみやすく消化しやすい特徴があります。 対して、現在のワンちゃんが口にするのはドッグフード。 とくに水分量が少ないドライフードを愛犬に与える場合には、早食いが健康上のリスクになってしまうことが懸念されます。 では、具体的にどういったリスクがあるのか見ていきましょう。  …

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伸縮性?長さ?愛犬のリードを選ぶ際のポイントとは

    愛犬との生活に欠かせないリード。 一概にリードと言っても、さまざまな種類があるため、「どれが愛犬に合っているの?」といった疑問を持つ飼い主さんも多いでしょう。 リードは外出時に飼い主さんと愛犬をつなぐ大切な道具。 デザインや見た目だけでなく、愛犬の性格や体格、使用する際の用途に合わせて、その都度適切なものを選ぶ必要があります。 今回は、リードの種類をはじめ、長さや素材の違いをご紹介します。 現在使用しているものが愛犬に適しているのかを再確認するとともに、リードを新調する際の参考にしてみてくださいね。   リードの種類   リードは、大きく次の3種類に分けることができます。 リードの種類 ・スタンダードリード ・伸縮性リード ・マルチファンクションリード   これらのリードにはそれぞれに特徴があり、愛犬の性格や用途により向き不向きがあります。 それぞれ特徴について詳しくご紹介していきます。   ■スタンダードリード スタンダードリードはショップなどでも多く取り扱われている、一般的なリード。 先端には飼い主さんの持ち手の輪があり、反対側には首輪やハーネスに取り付けるための金具がついています。 リードの長さは商品により差はありますが、120~150cm程度のものが多く、散歩やちょっとしたお出かけなどの日常使いにピッタリです。飼い主さんが扱いやすい長さなので、リードコントロールがしやすいでしょう。 一般的に普及しているため、デザインや素材が豊富で、反射板がついているなど機能性の高いものもあります。…

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室内で安全に暮らそう!ネコちゃんの脱走防止策

    最近は、ネコちゃんの室内飼育が主流となり、野良猫や外飼いのネコちゃんを見かけることが少なくなってきました。 環境省も、事故や望まない繁殖の防止などのさまざまな理由にから完全に室内で飼育するようはたらきかけています。 外で暮らす方が自由があると思われる方もいるかもしれませんが、安全や衛生面から見ても、ネコちゃんが自由に外へ出られる状況は危険と隣り合わせと言えます。 しかし、室内飼育をしていても脱走のリスクを感じ、ヒヤリとしたことのある飼い主さんも多いでしょう。 ネコちゃんは体がとても柔らかく、運動神経も抜群。 高い場所によじ登って小さなすき間をすり抜けたりと、私たちが予期しない行動をとることもあります。 そこで今回は、ネコちゃんが安心して室内で暮らせるよう、自宅の脱走防止策についてご紹介します。   気をつけたい場所と脱走防止策   ネコちゃんの脱走が発生しやすいのは、外とつながるドアや窓です。 脱走をさせないためには、室内のどんな場所に気をつけたらいいのか詳しく見ていきましょう。   ①玄関のドア 最も多いのが玄関のドアからの脱走。 外出時や帰宅時、宅配便などの受け取りなどで玄関のドアを開けた瞬間に、ネコちゃんが外へ飛び出してしまうケースが多いようです。 「うちの子は大丈夫」と思っていても、鳥の鳴き声や車の音など、外部からの刺激に反応して飛び出してしまうことがあるため、ネコちゃんが別室にいることを確認してからドアを開けるようにしましょう。 また、帰宅時もまずは少しだけドアを開け、ネコちゃんがドア付近にいないか確認してから中に入るようにすると安心です。 玄関前に柵を作るというアイディアもありますが、ワンちゃんや小さな子供用の背の低い柵では飛び越えたり、よじ登ってしまいます。 天井まで届く頑丈なドアをもうひとつ設置し、二重扉にすることが理想と言えるでしょう。 二重扉の設置が難しい場合は、人の出入りのある時間帯は玄関にアクセスできないよう、生活スペースを分けるなどの工夫がおすすめです。   ②窓やベランダ…

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オメガ-3脂肪酸とは?知っておきたいワンちゃんと栄養の関係!脂質編

    ワンちゃんが健康的に生活するためには、主に5つの栄養と新鮮な水が必要です。 この5つの栄養とは、タンパク質・炭水化物・脂質・ビタミン・ミネラルを指し、これらを合わせて5大栄養素と呼ばれています。 このなかでも1gあたりのカロリーが一番高いのが脂質。 脂質と言うと「あまり摂らない方がいいのでは?」と考える方も多いでしょう。 過剰摂取は肥満にもつながりますが、だからといって脂質が必要ないということではありません。 そこで今回は、ワンちゃんにとって脂質の重要性や、その種類について解説していきます。   脂質の働き   脂質の大きな働きは効率の良いエネルギー源になることです。 同じくエネルギー源となるタンパク質や糖質に比べ、なんと2倍以上のエネルギーを供給します。 他にも、細胞膜や血液、ホルモンなどを作る成分となり、臓器の保護や、脂溶性ビタミンを吸収するためにも重要な働きがあります。 そのため、欠乏してしまうと、運動機能や皮膚・被毛、繁殖機能などに異常を引き起こすことも。 また、脂質はワンちゃんの嗜好性を上げることができるため、食べムラのある子や食欲が落ちている時に効果的です。 しかし、過剰に摂取すると、肥満の原因にもなりますので、摂取量には注意が必要です。   脂質の種類   食べ物の脂質は、そのほとんどを脂肪酸によって構成されています。 脂肪酸にはさまざまな種類がありますが、大きくは飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の2つに分類され、それぞれ異なる特徴が見られます。 それぞれの特徴について見ていきましょう。   飽和脂肪酸…

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愛犬と一緒に寝ると安心?オーストラリアでの調査結果【ニュース】

    愛犬を迎えた時、どこで寝かせるかについて悩んだことはありませんか? 「クレートの中がお気に入り」「いつもソファーで眠っている」「専用のベッドを別に用意してあげている」など、愛犬自身の好みや家族のライフサイクル、室内環境といった要素にも左右されるため、愛犬の睡眠環境は家庭によってさまざまでしょう。 そうした方にとって1つの参考材料となる、最新の調査研究結果が発表されました。   約半数が飼い主と同じベッドで眠る アメリカのカニシアス大学とオーストラリアのセントラルクイーンズランド大学の共同研究として、クリスティ・ホフマン氏らのチームにより、人と犬の眠りに関する調査と研究分析が実施されました。 まず、オーストラリアで愛犬と暮らす18歳~78歳の飼い主に、愛犬がいつもどこで眠っているかのアンケート調査を行ったところ、全体の約半数にあたる49%が飼い主のベッドで一緒に眠っていると回答。 その他20%は飼い主のベッドではないものの、同じ寝室内で眠っていると回答し、残る31%は寝室以外という結果となりました。 また、一緒に眠るかどうかについては、飼い主の年代やライフスタイルの影響が見られました。 飼い主が年配や独身者の場合、愛犬と同じベッドで寝ている率が高く、また愛犬が小型犬の場合も一緒のベッドで眠る割合が高くなることが分かりました。   飼い主の心理的メリットも 次いで、愛犬と一緒に寝ることが、飼い主の睡眠に影響があらわれるかの調査が行われました。 ベッドで飼い主と愛犬が一緒に寝ることと睡眠の質には、明確な関連性は認められませんでしたが、一緒に寝ても問題はないこと、マイナスの影響が及ぶ可能性はごく低いことが判明しました。 実際に愛犬と一緒のベッドで眠っている人へのヒアリング調査でも、回答者の65.6%の人が、愛犬は自身の睡眠を妨害したことはない、またはめったにないと答えています。 一方で、愛犬とは別の部屋で寝ている人で睡眠中に目を覚ますと答えた人は、同じ部屋で寝る人の約1.5倍という結果となりました。 ホフマン氏はこの結果について、愛犬と共に眠る習慣ができている人は、それによって心理的な安心感を得て、満足度の高い睡眠をとっている可能性があると示しています。   まとめ 今回の調査研究結果から、一緒に眠っても睡眠の質に与える悪影響はなく、むしろ飼い主さんにとっては高い安心感を得られるという心理的メリットがあることがわかりました。 それぞれの家庭の環境や考え方、そして愛犬の性格によっても異なりますが、一緒にいられる幸せな時間を満喫し、寝顔を見ながら休んでみてはいかがでしょうか。 参考リンク phys.org…

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絶対にNG!ワンちゃんがチョコレートを食べてはいけない理由

    私たち人間は、疲れた時やリフレッシュしたい時、またバレンタインデーなどさまざまな場面でチョコレートを口にすることがありますよね。 甘くてほろ苦いチョコレートは、世代を問わず人気の高いスイーツです。 しかし、そんな身近なチョコレートが「ワンちゃんにとっては危険な食べ物である」ということは、多くの飼い主さんが知っているでしょう。 でもなぜ、ワンちゃんには有害なのか、食べてしまうとどんな症状が見られるかまでは、あまり触れる機会が少ないかもしれません。 今回はチョコレートがどれだけ危険かを再認識し、今後の誤食防止につなげてもらうため、誤食してしまった場合の症状や、その対処法をご紹介します。   チョコレートを与えてはいけない理由   ワンちゃんが誤ってチョコレートを食べてしまうと、中毒症状をおこしたり、最悪の場合は命にかかわることとなります。 主な原因は、チョコレートの原材料であるカカオに含まれる、メチルキサンチン誘導体の『テオブロミン』という物質。 人間であればテオブロミンは約6時間で代謝されますが、ワンちゃんの場合はその3倍にあたる約17.5時間かかるとされています。 このようにワンちゃんの体はテオブロミンを分解、排出する能力が低いため、一度取り込んでしまうと体外に排出しようと嘔吐や下痢をくり返してしまいます。 さらに大量に食べてしまった場合は、神経や心臓へ過剰な作用を起こし、震えや不整脈・痙攣などの症状が出るなど、最悪の場合は死に至ることもあります。 カカオの含有量が多ければ多いほど、テオブロミンの含有量も多いので、ビターチョコレートや高カカオチョコレートはより中毒のリスクが高まります。 また、カフェインなどもメチルキサンチン誘導体の一種のため、コーヒーやココアもワンちゃんにとって危険なので、愛犬が口にしないよう細心の注意が必要です。   チョコレート中毒の症状   ワンちゃんにとってチョコレートが危険な理由を説明しましたが、具体的にどういった症状がでるのか、 の3段階に分けてご紹介します。 ・嘔吐や下痢 ・落ち着きがなくなる ・口の中が渇き、水をたくさん飲む…

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コロナ禍でのお散歩事情アンケート!デリバリー自転車を危険に感じる人が急増【ニュース】

    ワンちゃんにとってお散歩は、とっても楽しいもの。 体を動かして運動ができ、飼い主さんとコミュニケーションをとる大切な時間です。 「お散歩に行こう」という言葉で、テンションが上がるワンちゃんも多くいますよね。 そんな日々の楽しみであるお散歩について、新型コロナウイルスの感染拡大が懸念される今、飼い主さんの意識が変化してきたことが分かりました。 東京都在住のペットを飼う20代から40代の男女122人に対して行われた「コロナ禍のペット(犬)の散歩」に関するインターネット調査の結果をご紹介します。   夜のお散歩で怖いと感じるものは?   まず、普段から17時以降の夜の時間帯に愛犬と散歩をしているという回答者76人を対象に、最近のお散歩のときに恐怖を感じることは何か尋ねました。 すると「自転車配達」と回答した人が35%(58人)でトップという結果になりました。 ステイホームが呼び掛けられる昨今は、フードデリバリーの利用が増加し、昼夜を問わず、宅配・配達を担う自転車の通行が多くなっています。 とくに東京都内は利用が多く、緊急事態宣言中、飲食店は夜20時以降の営業を原則停止を要請されていることから、夜間のデリバリー配達が増えていると考えられます。 中にはスピードの出し過ぎや歩道を走行するなど、交通ルールを守らない配達の自転車による交通事故も起こっており、愛犬を連れて散歩する飼い主さんとしては不安なところですよね。 とくに冬場は外が暗くなるのも早いため、配達の自転車の多い地域では、見通しのきく明るい時間にお散歩を済ませた方が安心かもしれません。 また、次いで回答が多かったのは「夜の車」で17%という結果となりました。 夜道では、ドライバーからは、飼い主さ姿がんや愛犬の姿が見えていない可能性がより高まります。 周囲の安全には十分配慮した上で、懐中電灯を携帯したり、愛犬の首輪やリードを反射機能のある素材にするなど、安全への工夫が必要です。 3番目に回答が多かったのは、「ジョギングしている人」が14%。 昨今の健康志向とコロナ禍の運動不足解消から、ジョギング中の人が増えていると考えられます。 曲がり角などで衝突することのないよう、先が見えにくい場所ではリードを短く持つなどして、愛犬の安全を守りましょう。 また、人々の行動変容で道路事情も変化していることもお散歩時の考慮に入れておく必要がありそうですね。   日々のお散歩、みんなはどんなことに気をつけている?…

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