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ペットコラムPECOLA

愛犬・愛猫との毎日を応援するペットコラム『PECOLA』。
犬・猫に関する豆知識や、ペットの健康・しつけなどのお悩みに関する情報を幅広くご紹介します。

コラム一覧

 

ご長寿ワンちゃん増加!背景に食事へのこだわり【ニュース】

  ワンちゃんは私たち人間よりも寿命が短いため、飼い主さんは少しでも長く一緒にいたい、健康でいてほしいと願うものですよね。 その実現のため、多くの飼い主さんは愛犬の食事にこだわりを持っているのではないでしょうか。 近年はそうした愛犬家のニーズに応え、たくさんのメーカーがそれぞれの着眼点で生み出したドッグフードを販売しています。 今回は、ペットメディア「Petan」を運営する株式会社totonouが実施した、愛犬の食事に関するアンケート調査を紹介します。 現代のワンちゃんたちの食生活と、飼い主さんの意識について見ていきましょう。   優先順位は愛犬と人間どちらが先?   まず、ワンちゃんと一緒に生活する上で、人とワンちゃんとどちらを優先することが多いか尋ねました。 すると「絶対に人間」とした人が17.9%、「大体は人間」が27.7%で半数弱は人優先という結果でしたが、最も多い回答は「場合により判断」するとした41.5%でした。 「絶対に犬」という回答も3.5%にみられ、「大体は犬」とした人が10.2%となっています。   愛犬と同じ食事に関心があるのは約半数   自分自身や他の家族と一緒に生活している愛犬との食事について、同じにしたいと思うかどうかを尋ねてみました。 すると同じ食事を「絶対したい」という飼い主さんが6.8%、「できればしたい」が22.5%、「興味はある」が26.7%となりました。 同じ食事を望む飼い主さんはかなり多く、積極的にしたいと考える人が約3割、興味のある人まで含めると半数を超えていることが分かります。 一方、「犬と同じ食事をするなどという概念は全くない」とした人は16.0%と少数に留まりました。 人の食生活も豊かになった今日ですが、ワンちゃんの食生活はさらに進化し、家族の一員として良い食事をあげたいと考える飼い主さんが多くなっていることが伺われます。     続いて同じ食事をしたいと思う背景にどのような考えがあるか尋ねたところ、「犬は家族だから同じ食事内容が望ましい」という飼い主さんが29.8%、「犬が人間の食べ物を欲しがるから与えたい」人は34.8%にのぼりました。 さらにこれらを上回ったのは「できれば同じ食事をしたいが身体の構造が違うので、それぞれに合った食事をする方が優先」という回答で、38.1%の回答率になっています。 このほか、「犬用に配慮した手作りごはんを自分が食べてもいい」という回答が26.5%、「犬の身体に合わせて中身は変えるが、見た目だけでも近づけてあげたい」という人が13.4%にみられました。…

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散歩時間はどれくらい?大型犬に必要な運動量とは

  大型犬と暮らすことに憧れを抱いていても、なかなかハードルが高いと感じますよね。 中でも大型犬に必要な運動量がネックとなり、毎日十分に運動させてあげられるかどうかと心配になる方も多いでしょう。 そこで今回は大型犬はどれ程の運動を必要としているのか、どのような運動をさせたらいいのかを紹介します。   大型犬の基準は   一般的には体重20~40㎏くらいのワンちゃんが大型犬に分類されます。 さらに超大型犬はそれよりもさらに大きく、体重40㎏以上です。 また、体重だけでなく体長も長く、超大型犬の中には2本脚で立つと、成人男性よりも身長が高い犬種も。 超小型犬のワンちゃんでは体重1~2㎏の子もいるので、同じ動物でも体の大きさがまったく異なることが分かりますね。   大型犬の適切な運動量   大型犬の原種のほとんどは、狩猟犬や牧羊犬といった働くワンちゃん。 だからこそ、たくさんの運動を必要とする体の構造になっているのです。 そのため、運動量が不足してしまうとさまざまな問題を引き起こしやすいとも言えます。 犬種や個体によって違いはありますが、一般的に大型犬はやはりある程度の運動量が欠かせません。 そこでどの程度の運動が必要なのか、愛犬にとって適切な運動量であるかの確認方法について見ていきましょう。   散歩の量 犬種や年齢、個体によって多少の違いはありますが、大型犬に適した散歩にかける時間は1日に1~2時間程度。 30分程度の散歩を1日2回に分けて行うことが望ましいとされています。 距離にするとだいたい1日に3~4kmが目安です。 散歩では「走る」ことよりも、ゆっくりと時間をかけて長い距離を歩くことを意識しましょう。…

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愛犬に大豆はOK?節分を楽しむために知っておきたい注意点

  2月3日は鬼を追い払い、新年を迎える行事「節分」として知られていますね。 節分恒例の豆まきが始まると、喜んで一緒に走り回るワンちゃんも多いでしょう。 節分でまいた豆をワンちゃんが拾い食いしてしまうこともありますが、ワンちゃんが煎った大豆を食べても大丈夫なのか、心配になった飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか。 そこで今回は「ワンちゃんは豆類を食べても大丈夫なのか」「節分の豆まきの際に気をつけること」などを紹介します。   ワンちゃんは豆類を食べられる?   豆類には、ワンちゃんの体にも必要な植物性タンパク質、カルシウム、カリウムなどの豊富な栄養素が含まれています。 とくに納豆や豆腐などの大豆加工製品はワンちゃんの体に良いものが多く含まれているので、適量であれば食べても大丈夫です。 大豆加工食品は消化しやすい上、活性酸素の除去、炎症作用やがん細胞の増殖の抑制などの効果があるとされていますので、ワンちゃんのアンチエイジング効果も期待できます。 家庭でも、豆類を柔らかく煮たり、すり潰したりするなどしてトッピング程度に与えるのが良いでしょう。   節分豆を与えるときの注意点   豆類はワンちゃんの健康を助ける効果がありますが、節分豆のような加工されていない豆を食べる場合、数粒程度に留めた方が良いでしょう。 豆をワンちゃんにあげる際には、以下のような危険がありますので注意が必要です。   窒息 パピーや小型犬のように喉や食道が狭かったり、シニア犬になって嚥下(えんげ)機能が弱ったりしている場合などは、豆を喉に詰まらせてしまう危険があります。 もし詰まらせてしまった場合、すぐに処置しないと窒息の恐れがあるので、与える際は十分な注意が必要です。   消化不良 ワンちゃんはもともと肉食動物であり、雑食動物へと進化した後も豆類の植物性タンパク質の消化吸収が得意ではありません。 ですから、加工されていない豆類を食べると消化不良や下痢を起こすことがあります。…

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多様化するサービス!ペット飼育に関する5,000人アンケート結果【ニュース】

  私たち人間にとって、パートナーとして欠かせない存在になってきたワンちゃん・ネコちゃん。 その関わり方や取り巻く環境は、時代によって大きく変化してきたともいえます。 近年、かつてはあまり一般的でなかった保険や介護・医療サービス、亡くなった後の葬儀・供養に関するサービスなどが充実化してきたことなどは、その代表的な現象のひとつと言えるでしょう。 現在、日本のワンちゃん・ネコちゃんに対する人々の意識や、接し方の実態はどのようになってきているのでしょうか。 今回は、全国47都道府県に在住する20~69歳の男女5,000人を対象に行われた「ペットに関する調査(2022年)」を紹介します。   今は難しいものの、また一緒に暮らしたいと感じる人が多数 まず、ワンちゃん・ネコちゃんなどの飼育状況を尋ねたところ、現在「飼っている」とした人は23%、「過去に飼っていたが、現在は飼っていない」人が28%、「飼ったことがない」という未経験者は49%でした。 全体の51%と、約半数の人がワンちゃんやネコちゃんなどの飼い主さんになったことがある、または現在一緒に暮らしていることが分かりました。     今現在、ワンちゃんやネコちゃんなどを飼っていない飼い主さんに、今後お迎えしてみたいかどうかを尋ねたところ「飼いたい」人が11%、「どちらかというと飼いたい」人が20%で、31%の人にある程度以上の積極的な意向があると分かりました。 また過去に一緒に暮らしていたことがある、飼い主さんになった経験のある人に絞ると「飼いたい」人が21%、「どちらかというと飼いたい」人が31%に増加し、合計約51%の人が再び「飼いたい」、また一緒に暮らしたいと考えていました。   病院やフードへのこだわりは基本、これからの利用意向はお墓や供養が高め   現時点でワンちゃん・ネコちゃんたちの飼い主さんとなっている人を対象に、利用しているサービスとこれから利用したいサービス、利用予定のサービスについて尋ねました。 利用しているサービスでは、「通院先病院」が53%で最も多く、次いで「健康を考えたペットフード」の46%となっています。 基本的な健康維持にかかる病院やフードは大切なものであり、こだわりをもって利用されている飼い主さんも多いのでしょう。 また3位には「トリミング・美容関係」も31%と、3割を超える利用がありました。 4位には「ペット保険(入院・通院・手術など)」が24%でランクインしています。 以下は「ペットホテル・預かりサービス」が16%、「IoTツール」で11%などとなりました。 一方、今は利用していないけれど、今後利用したい・利用予定であるとの回答率でみると「墓・供養」が35%で最も高く、次いで「留守番見守りカメラ・自動餌やりなどのIoTツール」と「ペットホテル・預かりサービス」が21%、「健康を考えたペットフード」と「ペット保険」が20%と続きました。 ワンちゃん・ネコちゃんは単なるペットではなく、より家族の一員であるという意識が高まり、人間のようなお墓や供養のサービスを求める傾向も強くなっているようです。…

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すすむペットの高齢化!健康管理はできている?【ニュース】

  大切な家族の一員である愛犬・愛猫には、健やかに長生きしてほしいですよね。 ペット達が健康に過ごすには、飼い主さんの意識が必要不可欠となってきます。 今回は133人の飼い主さんに、どれくらいの方がシニア期のペットと暮らし、またどういった健康管理に気を配っているのかを調査した結果をご紹介します。   近年ではペットの高齢化が進む   調査によると、ペットのシニア期(7歳以上)の比率は、ワンちゃんが56%、ネコちゃんが44%となっています。 飼い主さんと暮らしている約半数のワンちゃん・ネコちゃんが、シニア期を迎えていますね。 平均寿命も2010年以来伸びてきているため、今後もペットのワンちゃん・ネコちゃんの高齢化は進んでいくと考えられます。   9割以上の人が健康のための取り組みを行っている   「ペットの健康に対して何か取り組みをしていますか?」という質問では、「はい」との回答が93%という結果になりました。 9割以上の人が大切なワンちゃん・ネコちゃんのために何かしらの取り組みをしているようです。 具体的な取り組み内容としては、「ペットフードを変えた」が29.7%、「健康診断を定期的に受診している」が27.0%でした。 病気の早期発見のためにも健康診断は欠かせませんね。 また、ペットフードを変えるという方法であれば手軽に行えるため、何か健康への取り組みを始めてみたい人は、フードの栄養価を見直してみても良いかもしれません。   健康への取り組みは1年以内に始めた人が約6割   「いつ頃から健康に対する取り組みを行っていますか?」という質問では、「直近1年以内」と回答した人が約60%という結果になりました。 半分以上の人が、最近になってから健康に対する取り組みを始めています。 愛犬・愛猫がシニア期を迎えたタイミングで、健康を意識するようになった飼い主さんも多いのではないでしょうか。 シニア期でなくとも、健康意識を持つのが早ければ早いほど良いですよね。…

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昇り降りは危険?ワンちゃんが階段を使う際のリスクや体の負担とは

  お家の中やマンション、公園やペットサロン等、ワンちゃんをとりまく環境で階段を利用する場面はよく出てきますね。 しかし、中にはワンちゃんが階段を昇り降りすることが健康に与える影響について、不安を覚える飼い主さんもいるかもしれません。 今回は「ワンちゃんに階段を使わせても大丈夫なの?」という疑問について解説します。   ワンちゃんに階段は負担?   もともとは二足歩行の人間が使用するために作られた階段。 体の構造が違うワンちゃんが昇り降りすることで、体に負担はかからないのでしょうか。   無理な姿勢からの負担 四足方向のワンちゃんの場合、階段を昇り降りする際にはかなり無理な姿勢をとることになります。 本来であれば、4本の足で自らの体重を支え着地の衝撃を受けていますが、それが2本で受け止めざるを得ない態勢になってしまうのです。 昇る時は後ろ足、降りる時には前足で踏ん張り体重を支えることで腰に相当な負担がかかっていると言えるでしょう。   恐怖を感じる ワンちゃんが階段を降りるときには、体勢が不安定になります。 そのためバランスを崩しやすく、ワンちゃん自身も転ばないように注意するとともに、恐怖心を感じていることもあります。   考えられる危険性   階段の昇り降りをすることは、ワンちゃんに負担や恐怖心を与えることがわかりました。 そのほかに、階段の利用がワンちゃんにもたらすリスクにはどのようなことが考えられるのでしょうか?   落下の危険性…

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濡れていると健康?ワンちゃんの鼻の乾燥の原因とは

  健康なワンちゃんの鼻は濡れているものということを聞いたことはありませんか? ワンちゃんの鼻は濡れているのが普通と思っている人も多いかもしれませんが、じつはワンちゃんの鼻はいつも濡れているとは限りません。 健康なワンちゃんの鼻も乾くことはありますし、病気が原因でワンちゃんの鼻が乾くこともあります。 1日の中でもワンちゃんの鼻の状態は、わりと頻繁に変化しているのです。 今回はワンちゃんの鼻が乾燥する原因や改善方法などについて解説します。   ワンちゃんの鼻のしくみ   ワンちゃんの嗅覚が人間に比べて非常に優れていることは周知の事実ですよね。 そんなワンちゃんの鼻はどのようなしくみになっているのでしょうか。   鼻腔の構造 ワンちゃんの鼻腔の表面である嗅上皮の中には、嗅細胞という臭いを感知するセンサーがあります。 嗅上皮の表面積は人間では3~4平方cmなのに比べて、ワンちゃんでは18~150平方cmもあり、表面積が大きいということはそれだけ感知センサーである嗅細胞も多く存在するということ。 ワンちゃんの嗅覚が人間に比べていかに優れているかがわかりますね。 また、人間の嗅細胞の配列は一層なのに比べ、ワンちゃんは数層にわたり嗅細胞と支持細胞は常に新しい細胞に生まれ変わっているのです。 そして匂いの分子をキャッチする繊毛の数は、ほかの動物に比べて多いと言われています。   ヤコブソン器官 「ヤコブソン器官」とは、陸上に住む四足動物にみらられる嗅覚器の補助器官のことです。 上顎の前歯の裏側に位置し、発情期や出産後の犬から発せられるフェロモンを感知すると言われています。 ヤコブソン器官についてはいまだしっかりと解明がされていませんが、匂い物質とは異なるフェロモンという私たちには嗅ぎ分けられないものまで、ワンちゃんは感知しているのです。   鼻紋…

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約8割が歯周病と予備軍!?犬猫がかかりやすい歯の病気とは【ニュース】

  人と同じように、ワンちゃん・ネコちゃんも生きるために食事が欠かせません。 生き物にとって「食べる」ということは栄養を体に摂り入れ、体を成長させたり働きを維持することです。 その食生活を支えるためには、お口の健康維持が必要不可欠。 近年、犬猫のオーラルケアにも注目が集まり、ケア商品やサービスを目にする機会も多くなってきました。 とはいえ積極的なオーラルケアの重要性は知っていても、なかなか愛犬愛猫の協力が得られずに苦戦している飼い主さんも多いことでしょう。 ケアは大変ですが、怠ってしまうと重大な病気にかかってしまうこともあるのです。 今回は犬猫がかかりやすい歯の病気について、ペット保険会社がまとめた調査結果を紹介します。   最もかかりやすいのは「歯周病」   まず、どのような歯の病気にかかっているか、集計結果をランキングでご紹介します。 トップは全体の52.9%を占めた「歯周病」。 これに続くのは「歯肉炎」の17.9%で、「その他」は18.4%、以下「歯槽膿漏」が4.1%、「歯根・根尖膿瘍」は3.6%、「口内炎」が3.1%となっています。 「歯周病」が全体の半数超とワンちゃん・ネコちゃんに非常に多く、「歯肉炎」も約18%に見られました。 歯肉炎は歯周病の初期段階であり、歯茎が腫れるといった比較的軽度な炎症の状態です。 歯肉炎を放置すると、歯を支える骨にまで炎症が及び、歯周炎となってしまいます。 歯周病は、一般に歯肉炎と歯周炎の総称として用いられているため、歯肉炎も歯周病のうちと考えることもできます。 歯槽膿漏は、歯周病が最も進んだ病状で、最後には歯が抜け落ちてしまうものです。 よってこれらを合わせた、歯周病と歯周病予備軍では、全体の8割超が占められていることが分かります。 歯根・根尖膿瘍は、やや聞き慣れない疾患かもしれませんが、歯根と呼ばれる歯の根っこ部分、その先端にあたる根尖周辺に炎症が発生し、膿の袋ができた状態をいいます。 進行すると膿がたまり、それによって顔が腫れたり、膿が頬から出てきたりする場合もあります。 歯の周辺にあたる眼下や鼻などに穴が開き、外へ出てきてしまうケースもあるほか、歯の周辺にある骨を溶かし、下顎骨骨折を引き起こすこともあるなど、深刻な症状につながる怖い病気のひとつです。 口内炎は、免疫力の低下やウイルス・細菌などの感染症、歯周病などが関係して発生するといわれ、体調悪化のサインともなりますから、注意してみておきたい症状になるでしょう。 治療には歯石除去や抜歯を要するケースもあり、ワンちゃん・ネコちゃんの場合では、口内炎も歯の病気として扱われています。…

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寒さと乾燥は大敵!冬に気を付けたい病気と予防法

  ワンちゃんは人間よりも体温が高く夏の暑さや多湿の環境が苦手です。 一方、冬はワンちゃんにとっては比較的過ごしやすい季節とされています。 しかし、寒さが厳しくなってワンちゃんの体が冷えると、免疫力が低下してしまい体調不良につながることも。 また、犬種や年齢によっては寒さに弱いワンちゃんもいます。 そこで今回は、冬場にかかりやすい病気の種類や予防法を解説しましょう。 愛犬の健康のためにぜひチェックしておいてくださいね。   冬に注意すべき病気とは   人間の場合、乾燥しやすい冬は風邪などのウイルスによる病気にかかりやすくなりますよね。 ワンちゃんも同様に、冬場はケンネルコフ(伝染性気管支炎)という風邪のような症状を引き起こす病気に注意が必要です。 ケンネルコフはウイルスや細菌によって起こる感染症のため一年を通してかかる可能性があるのですが、冬は免疫力が低下するため、よりかかりやすくなる傾向にあります。 このほか、冬の寒さや空気の乾燥によって引き起こされる病気がたくさんあります。 愛犬の体調や様子をしっかり見て、健康状態を確認してあげてくださいね。   寒さが引き起こす病気   室内飼育されているワンちゃんは、寒さが苦手になってしまうことがあります。 中には、ストーブの前を好んだり、暖かいこたつや布団に潜り込む子も多いでしょう。 そんな環境が整えられた室内で慣れたワンちゃんにとって、朝晩の冷え込みや外出時の寒さなどは、体への大きな負担となります。 ここでは、冬場の寒さが誘因となって発症・悪化する可能性がある病気を紹介します。   低体温症 体温のコントロールが効かなくなり、体温が平熱(37.5℃程度)より下がってしまう状態を低体温症と言います。…

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愛犬は甘酒を飲むことができる?与えるメリットや注意点

  日本の伝統的な発酵飲料の「甘酒」はお好きですか? 3月3日のひな祭りには、子供も飲むことのできる甘酒を飲んでお祝いをする方も多いでしょう。 また、冬の寒い日には、甘酒を飲んで体を温めるなんていう方法もありますよね。 甘くて美味しい「甘酒」ですから、愛犬にも一緒に飲ませてあげたいと思う方もいるのではないでしょうか。 そこで今回は、ワンちゃんに甘酒をあげても大丈夫なのか、飲んだ際のメリット、ワンちゃん用の甘酒の作り方や与える際の注意点などを紹介します。   ワンちゃんに甘酒を与えても大丈夫?   甘酒には、お酒という字が入っていますね。 ワンちゃんは、アルコール成分を体内で分解することができず、アルコール中毒を引き起こす危険性があるため、お酒は絶対に飲ませてはいけないことをご存知の方は多いと思います。 しかし、実は甘酒はお酒ではなく、アルコール成分が1%未満の清涼飲料水に分類されるものです。 よって、ワンちゃんが甘酒を飲んでも大丈夫! ただし、「酒粕」から作られる甘酒と「米麹(こめこうじ)」から作られる甘酒2種類のうち、ワンちゃんが飲める甘酒は、「米麹」のものだけです。 日本酒を作るときに残った搾り粕を原料とする「酒粕」の甘酒には、少量のアルコール成分が含まれますので、与えてはいけません。 一方、「米麹」の甘酒にはアルコール分が全く含まれないため、ワンちゃんにも与えることができるのです。   甘酒の栄養と与える効果   米麹甘酒は「飲む点滴」と称されるほど栄養価の高い飲み物です。 免疫力の向上や整腸力のアップ、皮膚を健康にするなどの効果があります。 消化吸収が良いため、パピーやシニア犬の栄養補給としても、安心して与えることができます。 米麹甘酒に含まれる栄養素は、たんぱく質、脂質、炭水化物、食物繊維、ミネラルなどがありますが、ここでは、それ以外に含まれる栄養素とその効果について解説します。 米麹甘酒に含まれる栄養と効果 ・麹菌:善玉菌であるため、悪玉菌の増殖を防ぎ、腸内環境を整え免疫力を向上させる…

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かかりつけ医はいる?飼い主さんが思ういい動物病院の条件とは【ニュース】

  年に一度は、定期健診や狂犬病予防注射、ワクチン接種などのために、ペットを連れて動物病院を訪れる飼い主さんも多いかと思います。 トリミングサロンやペットフードの販売が併設されている動物病院であれば日常的に通っている方もいるかもしれません。 日々の予防からいざという時まで、頼れる動物病院の存在は必要不可欠ですね。 今回は、愛犬・愛猫と獣医さん、飼い主さんの関係について行われた最新のアンケート結果を紹介します。   かかりつけ獣医がいる人は96%と大半   まず、かかりつけの獣医がいるかどうか尋ねたところ、「はい」とした飼い主さんが96%、「いいえ」はわずか4%で、ほとんどの飼い主さんがかかりつけ医の必要性を認識し、ここと決めた動物病院・獣医を持っていることが分かりました。     続いて、ワンちゃん・ネコちゃんの飼い主さんにとって、どのような獣医さん、どのような動物病院が「いい」と言えるものなのか、調査しました。 すると最多回答は「近所にある、交通の便が良い」と「触診や聴診などきちんと診察してくれる」の2つで、同率の67%でした。 やはりかかりつけ医には、気軽に相談できる、必要な時にすぐ頼れるという通いやすさなどの利便性と、診療の確かさ、丁寧さが強く求められると判明しました。 3位には「飼い主の話をきちんと聞いてくれる」の64%、4位は「動物に愛情をもって接してくれる」と「説明が分かりやすい」の61%、6位が「検査や施術の説明をしてくれる」の56%がランクインしています。 以下、「飼い主を安心させてくれる」と「治療方法の選択を相談してくれる」の45%、「診療費の説明をしてくれる」の35%、「夜間・休日に対応してくれる」の33%などと続きました。 上位に入った項目としては、ワンちゃん・ネコちゃんのことを大切に扱ってくれる、理解してくれる、飼い主さんへの説明も丁寧であるなど、対応の良さに重きがあることが特徴的でした。 医療技術や専門性の高さよりも、まずかかりつけ医には、なんでも気軽に相談できる雰囲気や環境、ワンちゃん・ネコちゃんも飼い主さんも、皆で安心してかかることができるような要素が必要とされているようです。   いい獣医を探す情報源は「知人・友人」がトップ   飼い主さんは理想の獣医さんに出会うため、どういった情報源を用いているのでしょうか。 情報源を尋ねたところ、「知人・友人」が39%で最も多く、2位が僅差で「動物病院に通って自分で判断」の38%という結果になりました。 飼い主さん同士で日頃から情報交換をしている親しい友人や、身近な知人の意見は信頼性が高いと感じられているのでしょう。 また、やはり大事な判断であるからこそ、自分の目で判断するという飼い主さんも多くいることが伺われました。…

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喉に詰まる危険性!ワンちゃんにお餅をあげてはいけない?

  正月の食べ物と言えば、お餅とおせちですよね。 お餅はお雑煮や焼き餅などの食事だけでなく、あんこやきな粉などと一緒に甘いデザートとしても親しまれる古くから日本人に身近な食品。 焼いたり茹でただけのお餅なら、「ワンちゃんも食べられるのでは?」と考える飼い主さんもいるでしょう。 しかしお餅は小さなこどもやお年寄りにとっては、食べ方に注意しなければいけない食べ物でもあります。 そこで今回は、ワンちゃんにお餅を食べさせてもよいのかどうか、さらにどんな注意が必要かについて解説します。   ワンちゃんにお餅はNG?   もち米を加工して作るお餅の主な栄養素は炭水化物。 炭水化物は、体や脳のエネルギー源になる「糖質」と、消化吸収されずエネルギーにならない「食物繊維」に分けられます。 その他にも、パントテン酸というビタミンの一種で代謝を高め、免疫力をアップする成分などが含まれているのも特徴です。 味付けをしていないシンプルなお餅であれば、成分的にはワンちゃんが食べても問題ありません。 ですが、あまり咀嚼をしないワンちゃんにとっては喉に詰まりるという危険をはらむため、積極的に与える必要のある食べ物とは言えません。 もし与える際には、与え方に注意が必要です。   お餅を与えるなら   前述したようにお餅はワンちゃんが食べにくい食品です。 そのため、たくさん与えることはおすすめしません。 また、食べさせる際には喉に詰まらないよう細心の注意が必要です。   小さく切り加熱して与える もともと肉食動物のワンちゃんは、穀物の消化が得意ではありません。 お餅を食べると消化不良をおこすこともあるので、ワンちゃんに与える時は小さく切り、少しだけ与えるようにしましょう。…

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