意外な研究結果!車内の暑さのピーク時間とは?【ニュース】
暑さに弱いワンちゃんにとって、日本の夏はとても過ごしにくい季節。 そんな中でも、旅行はもちろんトリミングや動物病院など、愛犬と車でお出かけする機会はありますよね。 エアコンがしっかり効いていれば快適な車内ですが、ひとたびエンジンが停止してしまえば、空気がこもりやすく窓から入ってくる日差しによって非常に高温となりやすい環境です。 また、気温がもっとも高くなる時間帯が、車内と屋外では少し異なることが分かりました。 今回は犬を専門とする大学の研究チームが発表した、車内が最高気温になる時間帯についての調査をご紹介します。 車内の暑さのピークは午後4~5時 一般的に、気温が高くなる時間帯は午後2時頃といわれていますが、外気温と車内ではそのピークに差があるようです。 イギリスのノッティンガム・トレント大学で犬を専門とする研究チームによると、年間を通じて車内の気温を測定したところ、最も高温となる54.5度を記録した時間は、午後4時57分。 この調査によると、車内で最も室温が高くなるのは午後4~5時の夕方の時間帯であることが分かりました。 また、犬はパンティングと呼ばれる舌を出して速い呼吸をすることで、唾液を蒸発させ、その気化熱で体温を下げようといます。 室外であれば、空気が循環しているため、パンティングの効果が得られますが、車内ではそうはいきません。 車内には空気の流れがないために、パンティングを行っても体温は下がりにくい状態となってしまいます。 ワンちゃんにとって、車内はとても危険な場所であるということが分かりますね。 夏だけでなく、春や秋も要注意 犬は気温が35度を超えると体温調節が難しくなると言われています。 同大学の研究チームによると、4月から9月にかけては車内の気温が35度に達することがあり、5月から7月にかけては3日に1回の割合で35度を超えてしまいます。 そのため、ワンちゃんとのドライブで熱中症の注意をすべき季節は真夏だけではなく、春や秋も注意が必要です。 同大学での研究に参加した博士によると、たとえ短時間でも、春から秋にかけてワンちゃんを車内に置き去りにすることは非常に危険であると述べています。 まとめ…
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