犬・猫のための健康ペットコラム │ ブッチ・ジャパン公式通販サイト

ペットコラムPECOLA

愛犬・愛猫との毎日を応援するペットコラム『PECOLA』。
犬・猫に関する豆知識や、ペットの健康・しつけなどのお悩みに関する情報を幅広くご紹介します。

カテゴリ: 犬のコラム

 

どの子にも起こりうる?脱走させないためにできること

  SNSの迷子投稿や、動物病院に貼られた迷子ポスターを目にしたことはありませんか? もしも大切な家族である愛犬が脱走してしまったら。 そう考えるだけで恐ろしいですよね。 探しても見つからない可能性もあれば、見つかっても怪我をしているという事例も多くあります。 「うちの子は大丈夫」と思っていても、予期せぬトラブルでワンちゃんがパニック状態になって脱走することもあるため、普段からしっかりと対策を講じなければいけません。 今回は脱走を未然に防ぐ対策や、脱走してしまった時の対処法について解説します。   ワンちゃんが脱走する理由   なぜワンちゃんが脱走をしてしまうのか、その心理や行動について把握しておくと防止に繋がります。 さまざまな理由が考えられますが、なかでも多く見られるものを以下に挙げてみましょう。   好奇心 飼い主さんがドアや窓を開けた瞬間に飛び出してしまったり、散歩中に突然引っ張られた時にリードを離してしまい走り去ってしまうケースがあります。 これは外界への興味からくるもので、好奇心や冒険心旺盛な性格や若いワンちゃんに見られることが多いようです。   興奮 散歩中や庭で遊んでいる時などに、よそのワンちゃんや車の音などに興奮して脱走してしまうこともあります。 興奮してしまうと飼い主さんの静止が耳に届かず、無我夢中で追いかけてしまうのです。   遊びの一環 逃げたワンちゃんを、飼い主さんが大慌てで追いかけたり大声を出したりしたことで、ワンちゃんが飼い主さんが追いかけっこをして遊んでくれていると勘違いして、ますます大事に発展してしまうことがあります。 この場合ワンちゃんは飼い主さんとの遊び感覚として、わざと逃げて行きます。  …

  • お出かけ
  • しつけ / マナー
  • 暮らし
  • 犬のコラム
  • 豆知識
 

もし食べてしまったら?ティッシュ異食の理由や対処法

  ワンちゃんはティッシュを箱から引き出したり、噛みちぎって遊んだりといったイタズラをすることがあります。 しかしなかには、そのままティッシュを食べてしまう子もいるのをご存知ですか? なぜ、ティッシュを食べてしまうワンちゃんがいるのでしょうか。 その理由や健康への影響、食べてしまった時の対処についてまとめました。   どうしてティッシュを食べるの?   まずはどうしてワンちゃんがティッシュを食べてしまうのか、その理由を探りましょう。 ここでは考えられる可能性を4つ紹介します。   好奇心 ワンちゃんは祖先から狩猟本能を受け継いでいるため、探索・追跡・破壊といった行動を通じてその好奇心を満たします。 だからこそ、箱から引っ張り出すと次々と出てくるティッシュは好奇心をかき立てられるようです。 とくにパピー期はさまざまなものに興味を示し、飽きるまで何度も繰り返し遊びます。 そんな夢中になって遊んでいる時に咥えたティッシュが口内や舌に貼り付き、意図せず食べてしまうことがあるのです。   食べ物だと思い込む 飼い主さんが食事中に口を拭いたり、こぼれた食べ物や飲み物を拭いたティッシュを、その匂いから食べ物だと認識してしまうことがあります。 嗅覚の鋭いワンちゃんにとっては、少しの匂い移りでも敏感に嗅ぎとってしまうのです。 また、ローションティッシュなど柔らかいティッシュは、保湿成分として天然の甘味料を含んでいるものが多く、口にすると甘味が感じられます。 イタズラのために咥えてみたところ甘味を感じ、食べ物だと誤認してしまい、ティッシュを見ると食べようとするケースも少なくありません。   退屈・不安・ストレス 飼い主さんに構ってもらえず退屈だったり、長時間の留守番や運動不足で不安やストレスを感じたりしている子は、飼い主さんの関心を引くためにティッシュを使っていたずらをするうちに食べてしまうこともあります。…

  • 犬のコラム
 

もしもの時に備えたい!愛犬の血液型を知ってますか?

  ふと愛犬の血液型が気になったことがある方もいるのではないでしょうか。 私たち人間に4種類の血液型があるように、ワンちゃんにも血液型が存在します。 愛犬の血液型を知っておくことで、万が一何らかの病気やケガで緊急に輸血が必要となった場合に役に立つでしょう。 そこで今回は、ワンちゃんの血液型についての基礎知識や重要性について解説します。   ワンちゃんの血液型は何種類ある?     ワンちゃんにも複数の血液型が存在します。 人間ではABO式という血液型分類がされますが、ワンちゃんではDEA式といわれる分類方法となります。 あまり聞きなじみのない言葉ですがDog Erythrocyte Antigen(犬赤血球抗原)を省略したものです。 現在DEA式ではDEA1.1、DEA1.2、DEA3~8、の8種類の血液型が国際的に認められています。 最も一般的なのはDEA1.1ですが、DEA1.1(+)/DEA1.1(-)のように、抗原を持っているかそうでないかで、陽性(+)/陰性(-)に細分化されます。 また、人では1人に対して「A型」や「B型」など1つの血液型のみとなりますが、ワンちゃんの場合は「DEA1.1型(+)とDEA4型(-)」というように1匹の子が複数の血液型をもちあわせており、非常に複雑なものとなります。 実際の血液型は13種類以上あるとされていますが、今も研究は続いており、種類がまだ増えるのではないかとされています。   ワンちゃんの血液型による性格はある?     多くの血液型があるワンちゃんですが、血液型がわかれば詳しい愛犬の性格診断ができると思う方もいるかもしれませんね。 人では血液型によって典型的な性格特性があるという言説がありますが、実際には血液型による性格診断には科学的根拠がないとされています。 同じように、ワンちゃんも血液型によって性格がわかるということではないようです。…

  • 健康
  • 犬のコラム
  • 豆知識
 

トイレの回数が多い?排泄事情から愛犬の体調を知ろう

  愛犬のトイレ事情を観察することは、健康状態を知る上でとても重要です。 愛犬のトイレの頻度や排泄物の量がいつもより多かったり、短時間に何度も排泄を繰り返したりしている際は、注意しましょう。 この記事では、ワンちゃんの正常なトイレの回数や、おしっことうんちの回数が多い場合に考えられる病気、また、すぐに動物病院へ行くべき症状を解説します。   何度もおしっこをする場合の考えられる理由   一般的に1日にするおしっこの回数は、パピーは7~10回、成犬は3~4回、シニア犬は5~6回が目安です。 しかし、これはあくまで目安。 ワンちゃんのトイレの回数は個体ごと、また運動量や飲水量によって変動しますので、飼い主さんは愛犬の日常的な排泄パターンを把握し、異常がある場合には早めに気付くことが大切です。 とはいえワンちゃんが何度もおしっこをする場合、いくつかの要因が考えられます。 特に、膀胱や尿道に異常が認められる場合が多く、次のような病気の可能性があるので、チェックしてくださいね。   膀胱炎 膀胱炎は、ワンちゃんの14%が一生のうちに1度は罹患すると言われています。 膀胱炎はワンちゃんの泌尿器のバリア機能が衰えている時に、細菌感染することで発症してしまいます。 このほか、日頃からストレスを感じている場合や、ちょっとした生活環境の変化などで免疫力が低下した場合も、膀胱炎につながってしまうことがあります。 少量のおしっこを何度も繰り返している時、膀胱炎の感染を疑いましょう。   尿結石 尿結石は、尿中の結晶が固まってできる固形物です。 膀胱の出口から尿道に結石が詰まると、排尿が困難になります。 そのため、少量の排尿を何度も試みてトイレへ行く頻度が増えたり、尿を排出できない苦痛と痛みを伴うことも。 尿を出そうとしてもうまく出せない状況は緊急を要するので、すぐに獣医師に相談しましょう。  …

  • 犬のコラム
 

足裏の保護に有効!ワンちゃん用靴のメリットとは

  昨今、ワンちゃん用のグッズとして注目されているドッグシューズ。 皆さんは愛犬に履かせたことがありますか? 屋外であれば尖ったものを踏み引き起る怪我や、夏場のアスファルトによる火傷を防ぐことができます。 また、室内でも滑り止め効果により足腰の関節への負担を軽減できる効果も期待できるんです。 今回はワンちゃん用の靴にあまり馴染みがない飼い主さんのために、メリットや選び方について解説します。   ワンちゃん用の靴とは?   最近は店頭やネットショップでもワンちゃん用の靴が販売されています。 種類やデザインも豊富ですが、ワンちゃんが靴を履く目的はファッションではありません。 一番の目的は、やはり肉球の保護と言えるでしょう。 私たちで想像してみても、素足で歩くより靴を履いた方が怪我が少ないのは明らかですよね。 ですが、足に何かを身に付けることに馴染みのないワンちゃんにしてみると、靴への抵抗は大きいはず。 そのため愛犬の足や肉球、爪などを普段から触るようにして、まずは足を触られることにストレスを感じないようにしておくようにしましょう。 初めて履かせる時には4足分を一度に履かせることはせず、前足の片方だけを履かせ、おやつやおもちゃで気をそらします。 履いた状態でいる時間を少しずつ延ばして慣れさせていきましょう。 履くことに慣れてきたら、リードをつけた状態で前足だけ履かせ、少し歩くように促します。 次に前足は脱がせて後ろ足だけに靴を履かせ、慣れてきたら4足すべてに履かせて歩く練習をしてみましょう。 ワンちゃんが靴に拒否反応を示さないよう、無理はせずに少しずつステップを進めていくのがポイントです。 また、靴には色々な形や素材があるので、できれば試着してみて愛犬の用途にあった靴を選んであげましょう。   ワンちゃんに靴を履かせるメリット   では、ワンちゃんに靴を履かせることで得られるメリットを改めて見ていきましょう。…

  • 健康
  • 犬のコラム
  • 豆知識
 

もしかして不安?愛犬が後追いする理由や対応を知ろう

  ワンちゃんがいつも飼い主さんの後をついてきて、お風呂やトイレのドア前でじっと飼い主さんが出てくるのを待っているということはありませんか? とても愛らしい姿ですが、毎日毎日続くと心配になりますよね。 ワンちゃんが家の中で飼い主さんの後追いをする行動には、さまざまな理由があります。 この記事では、ワンちゃんが後追いする理由や、その行動に至る原因・対策について詳しく解説します。 愛犬の行動を理解し、適切な対応を行うための参考にしてください。   ワンちゃんがどこでも後追いする理由   ワンちゃんが飼い主さんを後追いする理由はさまざまです。 犬種や個体差、性格にもよりますが、多くは次のような例が挙げられます。 後追いをする愛犬にあてはまる可能性のあるものを探してみてください。   愛情表現 愛犬は飼い主さんが大好きで甘えたい、一緒にいたいという気持ちから、愛情表現のひとつとして後追いをすることがあります。 問題行動などがともなっていなければ、純粋な好意を示している行動ですので安心してください。   本能 ワンちゃんは元来群れで行動する生き物であり、その名残で飼い主さんを群れの仲間やリーダーと認識し、ついてくる場合があるようです。 生き残るために「上に従え」という野生時代のルールが、今でも飼い主さん家族との生活に反映されていると考えられます。 また、家族の安全を守る責任を感じ役割を果たすために、家族の危険を逃さないように監視しているという説もあります。   不安感 怖がりや寂しがり屋の性格の子、小型犬、常に保護を必要とするパピーやシニア犬などは、飼い主さんの姿が見えなくなると不安になります。 このため、飼い主さんの後を追って安心感を得ようとするのです。…

  • しつけ / マナー
  • 暮らし
  • 犬のコラム
  • 豆知識
 

ワンちゃんも食べられる!おすすめの夏のフルーツ

  夏に旬を迎える果物はたくさんあり、そんなフルーツを愛犬と一緒に楽しみたいと思う飼い主さんも多いのではないでしょうか? この記事では夏が旬の、ワンちゃんにおすすめの果物について、与え方や注意点と一緒にご紹介します。   与える前に知っておこう 水分が豊富に含まれる果物は、ワンちゃんのおやつとして与えれば夏バテの防止に役立ちます。 果物を好む子も多いので、おいしく食べられて健康にも良ければ飼い主さんとしても嬉しいことですよね。 ですが、当然のことながら与えすぎにはご注意を。 果物に多く含まれる水分や糖分、食物繊維を多く摂りすぎることは、下痢や肥満の原因となりかねません。 また、ワンちゃんに食べさせるのはフレッシュな果物だけにしてください。 ドライフルーツや加糖された缶詰はNGです。 そして何より重要なのが、ワンちゃんは私たちと体の構造が異なるため、食べてはいけない果物があるということ。 この後に紹介する食べてOKなもの、NGなものをしっかり把握しておきましょう。   スイカ 夏の果物の代表と言えば、一番にスイカを思い浮かべるのではないでしょうか? スイカは5月頃から出回りはじめ、7・8月が旬。 カリウムが豊富で利尿作用があるので、夏の水分補給にもぴったり。 約90%が水分のため、ローカロリーで愛犬にもお裾分けしやすいですよね。 ただ、食べ過ぎるとお腹が緩くなることもあるので、食べさせる際はほどほどに。   スイカの主な栄養素 ・カリウム:余分な塩分を体外排出する ・ビタミンA:皮膚や視力の健康状態を維持する ・ビタミンC:酸化防止やコラーゲン生成を助ける…

  • ごはん / フード
  • 健康
  • 犬のコラム
  • 豆知識
 

似ている犬種とは?犬とオオカミの違いを解説

  オオカミが犬の祖先であるという説は広く知られていますが、犬とオオカミの相違点について興味を持つ方も多いでしょう。 外見が似ている犬種も存在しますが、実際にはどのような違いがあるのでしょうか。 この記事では、犬とオオカミの相違点や遺伝的特徴と、オオカミに最も近いとされる犬種であるウルフドッグについて解説します。   犬とオオカミの違いとは?     多くの研究者が、犬の祖先がオオカミに由来する可能性を高く評価しています。 最新の研究では、2万~4万年前の東アジアに生息していたハイイロオオカミの日本固有亜種「ニホンオオカミ」(絶滅種)が、オオカミの中で犬に最も近い種である可能性が高いことが推定されました。 オオカミは野生動物であるため、狩猟本能や警戒心が強く、自然界での生存に適応しています。 歩行姿勢は頭部を低く保ち、地面と頭部がほぼ平行になるような姿勢をとります。 また、歯は犬よりも大きく、牙や顎の筋肉も発達しており、特徴的な「釣り目」を持っています。 一方、犬は人間との共同生活や交配による品種改良を経て、従順さや社会性、可愛らしさなどが強調されたため、オオカミと犬には体格や歯、足や肉球などの違い、そして習性の相違ができました。   犬が持つ遺伝的特徴     犬は様々な遺伝的特徴を持っており、それが犬種ごとの個性や外見の違いに現れます。 2012年にNational Geographic(ナショナルジオグラフィック)誌に掲載された記事よると、285品種に及ぶ純血種の犬のDNA分析結果として、犬の系統は大まかな4つのカテゴリーに分類されました。 それぞれの特徴を見ていきましょう。   WOLFLIKE ウルフライク 4つのカテゴリーの中で一番オオカミに近い遺伝子を受け継いでいるグループ。…

  • 犬のコラム
 

クサイかも?愛犬の耳のニオイに要注意!

  愛犬の耳のニオイが気になったことはありませんか?ワンちゃんは人間のように自分で耳掃除をすることができません。 そもそも、ワンちゃんが自分自身の耳のニオイを気にすることはありません。 なので、飼い主さんがワンちゃんの耳のニオイの変化に気付いてあげなければならないのです。 今回はそんなワンちゃんの耳のニオイについて、臭くなる原因やその対処法について解説します。   愛犬の耳が臭い!原因は? 立ち耳やたれ耳など、ワンちゃんの耳に犬種・個体による見た目の違いがあるように、耳の中の毛の量やニオイにも個体差があります。 よって、ニオイの発生は飼い主さんが気が付くしかありません。 明らかにワンちゃんの耳が臭いとき、どのような原因が考えられるのでしょうか?   体臭や汚れ もともと体臭のきついワンちゃんや、お手入れが不十分で耳の中に汚れが付着している場合、耳が臭くなることがあります。 しかし、このニオイは不快に感じるようなものではないですし、比較的心配する症状ではありません。 しかし、耳の中の汚れがあまりに多くなってしまうと病気につながる恐れがあるので、放置することのないようにしましょう。   蒸れによるもの トイ・プードルやゴールデン・レトリバーなどのたれ耳のワンちゃんは、耳の中が蒸れやすいため、独特の臭いがすることがあります。 ほかに症状がない場合はとくに気にすることはありませんが、シャンプーのときなど、耳に水が入らないように気をつけましょう。   病気によるもの 細菌に感染し耳の病気にかかることで、耳垢や耳のニオイがきつくなることがあります。 この場合は治療などの処置が必要です。 獣医師に相談し、適切な処置を行いましょう。  …

  • 犬のコラム
 

備えて安心!愛犬の非常食や必要な量とは

  日本は世界的にも自然災害の発生が多く、災害大国といわれています。 ですが自然災害の予測は難しく、災害時には食料をはじめとした生活に必要な物の入手が難しくなります。 近年は防災グッズや食糧の備蓄を意識する人も増えていますが、愛犬の非常食についての対策はまだ一般的ではなく、何をどのくらい準備すれば良いか分からない人もいるのではないでしょうか。 この記事では愛犬の非常食の必要性や備蓄におすすめの種類、必要な量などを解説します。   ワンちゃんに非常食を準備する必要がある?   災害発生時には、直後の混乱により交通インフラが寸断され、生活必需品の入手が難しくなる場合があります。 また、ライフラインの停止、店舗の閉鎖、商品の制約が長期にわたり続く可能性も。 ペットに対しても行政の支援が行われる場合もありますが、多くは人命が最優先されるため、災害直後の援助は期待できません。 そのため個別に、普段のごはんとは別に愛犬の非常食を確保しておくことが重要です。   災害時の物資の支給 災害で避難所へ愛犬と同行避難できたとしても、避難直後はペット用の物資の支給はほとんどありません。 大災害が発生すると、自治体と地方獣医師会、民間団体等で構成された現地動物救護本部等が立ち上がり、避難所や自宅等で避難しているワンちゃんに対して、ペットフードの配布が行われます。 過去の大災害の事例では、ペットフードの支給は災害発生日から1週間ほどで行われることが多かったようです。 けれど自宅待避の場合は、避難所に物資が配給されているか確認しに行かなくてはならず、道路が寸断されてしまっていれば受け取れない可能性も。 これらの理由から、愛犬用の非常食は十分な量を備蓄しておく必要があります。   何日分の量を準備しておくべき? では、愛犬用の非常食は何日分ストックしておく必要があるのでしょうか。 前項で、被災地の「動物救護本部」からの配給は1週間ほど要する例があると解説しましたが、災害の規模によってはそれ以上の時間がかかる可能性もあります。 そのため、最低でも1週間から10日分のストックを準備しておきましょう。 日常のフードを常に多めにストックしておき、使用したら補充する「ローリングストック法」という備蓄方法にしておけば、消費期限も気にせずにすみます。…

  • ごはん / フード
  • 暮らし
  • 犬のコラム
  • 豆知識
  • 防災 / 災害対策
 

愛犬の誤飲に注意!与えてはいけない飲み物とは

私たちは日常生活において、水をはじめとするさまざまな飲み物を日々、口にしています。 ワンちゃんと暮らしていると、コップやグラスの中身に興味を持ったり、においを嗅ごうとすることがありますよね。 ですが、私たちにとってはおいしく喉を潤してくれる飲み物でも、ワンちゃんにとっては健康を害したり、命に関わったりする危険があることをご存知ですか? 愛犬の命を守るためにも、危険な飲み物をしっかりと認識しておくことが大切です。 今回はワンちゃんが飲んではいけない飲み物、飲ませて良い飲み物、また危険な飲み物を誤飲してしまった時の対処法を解説します。   ワンちゃんが飲んではいけない飲み物って? ワンちゃんの体は60〜70%が水分からできています。 毎日体内の水分は失われていくため、生きていくためにも水分補給は欠かせません。 しかし、私たちと体の構造が違うワンちゃんにとっては、私たちが当たり前に口にする飲み物が体に悪影響を与えることもあります。 飼い主さん自ら与えることがなくても、目を離したすきに飲まれてしまうことがないよう、以下に紹介する飲み物は取扱いに注意しましょう。   アルコール類 アルコールはワンちゃんにとっては非常に毒性が強く有害です。 人と違い、ワンちゃんは摂取したアルコールを分解する酵素を持っていないため、誤飲すると重篤な問題を引き起こす可能性も。 アルコールに含まれるエタノールは急速に吸収されるため、30分〜1時間以内に嘔吐や呼吸の異常、意識朦朧などの症状が出始めることがあります。 ほんの少量でも中毒を起こす危険性があるので、絶対に飲ませてはいけません。   カフェイン含有飲料 コーヒー、紅茶、緑茶、エナジードリンクなどに多く含まれるカフェインは、ワンちゃんにとって非常に危険な成分です。 カフェイン入りの飲み物を少量でも摂取すると、2~4時間以内に嘔吐や下痢、パンティング(荒い呼吸)、心拍異常、過度の喉の渇き、排尿、震え、痙攣などの症状を起こし、命に関わることもあります。   牛乳 牛乳には「乳糖(ラクトース)」という成分が豊富に含まれています。 ワンちゃんの体には、この乳糖を分解する「ラクターゼ」という消化酵素が少なく、乳糖の消化吸収がスムーズに行われず「乳糖不耐症」となり、下痢や消化不良、嘔吐といった悪い影響を引き起こしてしまいます。…

  • ごはん / フード
  • しつけ / マナー
  • 暮らし
  • 犬のコラム
  • 豆知識
 

日々のケアで対策を!肉球の役割と起こりやすいトラブル

ワンちゃんのチャームポイントのひとつとして挙げられる肉球。 近くにいるとつい触ってしまいますよね。 中には、肉球独特の香ばしいポップコーンのようなにおいを嗅いでしまう強者もいるのではないでしょうか。 そんなかわいい肉球は、さまざまな役割を担う皮膚器官でもあります。 今回はそんな肉球の役割やトラブル、ケア方法について解説します。   肉球の役割とは? 肉球は、基本的にネコ科、イヌ科、クマ科などの食肉目の動物の足の裏に見られる盛り上がった無毛部分の名称です。 私たち人間にはない肉球は、どのような役割を果たしているのでしょうか。   衝撃からの保護 ワンちゃんの肉球は表皮・真皮・皮下組織からなる器官。 地面に接する表皮は角質層という硬い組織に覆われ、毛は生えていません。 また、皮下組織はやわらかい脂肪や弾力性のある弾性線維(エラスチン)、膠原線維(コラーゲン)によって構成され、プニプニとした独特な触り心地を生み出しています。 このような構造のおかげで、ワンちゃんは走ったり高い場所から飛び降りたりする時の衝撃を、吸収・分散させています。 つまり肉球は、ワンちゃんにとってクッションのような役割を担っているのです。   体温調節 全身から汗をかくことができる人間とは違い、ワンちゃんの汗腺は鼻の頭と肉球にしか存在しません。 ワンちゃんは基本的に、口を開けて大きく呼吸するパンティングをすることによって熱を外に出して体温調節をしますが、それだけでは体温調節が間に合わない時に、肉球から汗を出します。   地面温度の感知 ワンちゃんの肉球には毛がなく、人間の手のひらや足の裏のように、温度の変化を敏感に感じ取ることができるデリケートな感覚がある器官でもあります。 ただし室外飼育や、屋外での運動量が多いワンちゃんは肉球の皮膚が厚くなっているため、多少の地面の熱さや冷たさには順応できる場合も。 とはいえ、火傷や凍傷を負わないよう注意が必要です。…

  • 健康
  • 犬のコラム
  • 猫のコラム
  • 豆知識
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 33

ブッチ・ジャパンによる愛犬・愛猫との毎日を応援するペットのためのコラムページ『PECOLA(ペコラ)』。犬・猫に関する豆知識や、ペットの健康・しつけなどのお悩みに関する情報をご紹介します。

上へ戻る