犬・猫のための健康ペットコラム『PECOLA』│ブッチ・ジャパン公式通販サイト

ペットコラムPECOLA

愛犬・愛猫との毎日を応援するペットコラム『PECOLA』。
犬・猫に関する豆知識や、ペットの健康・しつけなどのお悩みに関する情報を幅広くご紹介します。

コラム一覧

 

摂り過ぎに注意!知っておきたいワンちゃんと栄養の関係!炭水化物編

  かつて肉食であったワンちゃんにとって理想の食事とされるのは、「高タンパク・低炭水化物・低脂肪」と言われています。 しかし、エネルギー消費の激しい成長期や授乳中、またはアジリティなどのスポーツを行うワンちゃんにとっては炭水化物も大事な栄養素のひとつ。 大量に摂取する必要はないですが、不足してしまうと体に影響が出てしまうことも…。 その一方、パンやごはんなどの炭水化物を多く含む食べ物を、つい愛犬にあげてしまうなんて方もいるかもしれません。 今回は、私たち人間にとって身近な炭水化物の役割や、過剰摂取の注意点について紹介します。   炭水化物の働き   ワンちゃんは雑食寄りの肉食とされているため、炭水化物を消化・吸収することがあまり得意ではありません。しかし、ワンちゃんが健康的に生きるためには欠かすことができない栄養素でもあります。 では、炭水化物にはどのような働きがあるのでしょうか。   エネルギー源 炭水化物はタンパク質、脂質と並ぶ、三大栄養素のひとつ。三大栄養素はどれも、ワンちゃんが元気よく活動するためのエネルギー源となります。 その中でも炭水化物に含まれるでんぷんは、タンパク質や脂質に比べ、消化吸収のスピードが速いため、エネルギーとしてすばやく使える特徴を持っています。 そのため、アジリティなどのスポーツを行うワンちゃんの体に適しているとも言えます。   腸の健康維持 炭水化物には食物繊維も豊富に含まれています。 食物繊維は水に溶けやすい水溶性食物繊維と、水に溶けにくい不溶性食物繊維に分けられ、どちらの食物繊維も腸内環境を整える働きがあります。 水溶性食物繊維は、小腸での吸収をゆるやかにし、血糖値の上昇を抑制。さらに、余分なコレステロールや脂肪酸などを外に排泄する働きも。 不溶性食物繊維は水分を吸収して便の量を増やたり、便通をよくしてくれます。便秘の解消にも効果が期待できるでしょう。   脳にエネルギーをおくる 炭水化物は分解すると糖質と繊維質に分けられます。糖質は、脳にエネルギーをおくることができる唯一の栄養素。体に吸収されたブドウ糖はエネルギー生産のために使われるほか、肝臓や筋肉でグリコーゲンとして蓄えられます。…

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お留守番は自宅でのびのび?ペットシッターとは【ニュース】

  飼い主さんが旅行や出張などで、自宅を長期間留守にすることがありますよね。 ペットを一緒に連れていけない場合、ペットだけでお留守番をしてもらうことになります。 留守中は友人に預けたり、ペットホテルを利用したり、ペットをひとりにしないための方法は様々ですが、ペットシッターという方法があることをご存じでしょうか。 今回はペットと暮らす飼い主さん100人を対象に行われた、ペットのお留守番に関するアンケート結果をご紹介します。   ペットシッターとは ベビーシッターという言葉をよく耳にすると思いますが、ペットシッターは人間の赤ちゃんではなく、ペットが対象となります。 ペットシッターの仕事は、飼い主さんが自宅を留守にする際に飼い主さんに代わって食事や散歩、トイレの掃除などペットの世話をすることです。 自宅を留守にする際、ペットホテルに預けることもできますが、ペットにとっては見知らぬ場所よりも自宅の方が安心できるという子もいますよね。 また、ペットホテルなどの限られたスペースで生活させることを不安に感じる方もいるかもしれません。 そこで、ペットシッターへの依頼も選択肢に入れてみるのはいかがでしょうか。 大切なペットをお願いすることはもちろん、自宅の鍵を預けなくてはいけないため、信頼できるペットシッターを事前に見極め、お願いすることをおすすめします。   お留守番中のペットのお世話 アンケート対象者に、留守番の時どこを頼るかという質問では「ペットホテル」が最多回答の26%、次いで「知人・友人に預ける」の25%で、「知人・友人に来てもらう」が18%となりました。 現状では「ペットシッター」という回答はわずか1%で、認知度の低さや利用が進んでいない現状がわかる結果となりました。 また、これまでにペットにお留守番させることになった理由を尋ねると、「旅行」が59%で最多、2位が「出張」の8%、3位に「入院」の7%となりました。 一方、ペットシッターの利用者の場合、休日では旅行が多いのですが、平日では出張のために依頼する方が多いようです。 仕事によっては避けられない出張がある中で、ペットシッターに留守を預けることができるのはとても心強いですね。   ペットシッターの利用は2~3泊が多い 愛犬・愛猫にお留守番をさせた経験がある人は、全体の89%で、その期間は「1泊」が最多の72%、「2泊」が20%で、「3泊」「4泊以上」はどちらも4%でした。 今回の結果では圧倒的に1泊が多くなっていますが、じつはペットシッター利用者がお留守番させる日数は、1泊よりも2泊・3泊といったケースが多いんです。 自宅であれば、より安心してお留守番してもらえると考える方が多いのかもしれません。…

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犬の嗅覚で放火かどうかがわかる?微量のガソリンも察知【ニュース】

  犬の嗅覚はとても鋭いことで知られています。 犬はその嗅覚の鋭さから訓練次第で、小さじ10億分の1ほどのわずかなガソリンでさえ、嗅ぎ分けることができるということを、カナダの研究チームが発表しました。 今回は、この研究結果についてご紹介します。 研究の内容とその結果 この研究では2匹の犬を対象に、以下の実験を行いました。 Aパターン さまざまな可燃性の液体を嗅ぎ分ける訓練を実施。 Bパターン ガソリンの匂いを嗅ぎ分ける訓練を実施。   Aパターンの訓練を受けた犬は、あらゆる可燃性の液体を嗅ぎ分けることができましたが、Bパターンの訓練を受けた犬は、ガソリン以外の可燃性の液体に対し、嗅覚が鈍くなるということが分かりました。 しかしその一方で、Bパターンの訓練を受けた犬は、わずかな量でもガソリンの匂いを検出することが可能であることが分かったのです。このわずかな量とは、なんと小さじ10億分の1の量に値します。 つまり、人間であれば実験室の設備がなければ検出できないほどの微量なガソリンを、犬は嗅ぎ分けることができるのです。 この驚くべき犬の能力は、ガソリンを使用した放火であるかどうかを判断する材料になるかもしれません。 犬の嗅覚が放火の証拠に? アルバータ大学科学科の研究者は「犬は法廷で証言することはできません。しかし、犬が示した場所から証拠となる残骸を見つけ、分析することができます。ガソリンに対する犬の検出レベルが明確化したことは、今後、さまざまな証拠を処理する法医学研究所にとっても大きな一助となるでしょう。」と述べ、犬の能力を高く評価しました。 現時点では犬の嗅覚が放火の証拠になるとは言えませんが、将来的にその可能性を大きくはらんだ研究結果であったことは明白です。 犬は現在も嗅覚を生かし、警察犬などとして私たち社会に貢献してくれていますが、今回の研究結果により、活躍の場がさらに広がるかもしれません。   参考リンク📝 アルバータ大学  

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愛犬がオモチャで遊ばなくなった!興味をなくした理由とは

  「ワンちゃんはオモチャで楽しく遊ぶ」というイメージを持っている人も多いと思いますが、中にはオモチャに興味を示さないワンちゃんもいます。 愛犬のために新しいオモチャを買ってきたのに、全く喜んでくれず悲しい思いをしたことがある飼い主さんは多いと思います。 または、最初は大興奮で遊んでいたのにすぐに飽きてしまい、使われなくなったオモチャがたくさんあるなんて方もいらっしゃるかもしれません。 今回は、ワンちゃんがオモチャに興味を持たない理由や、オモチャで遊ばせる方法などをご紹介します。   オモチャの役割   まず、ワンちゃんにとってオモチャとはどんな役割を持っているかを理解しましょう。 ワンちゃんは元々狩りをする動物のため、小動物などを追いかけ捕まえようとする狩猟本能が備わっています。 ボールやぬいぐるみなどのオモチャは小動物の代わりとなり、追いかけたり噛んだりすることでその欲求を満たすことができるのです。 中でも音が鳴るオモチャは、小動物が逃げる声に似ているためワンちゃんに好まれるという説があります。 また、デンタルロープなどは、捕まえた獲物を噛んで引き裂くという行動に似ていると言われています。 ぬいぐるみなどを噛んで引き裂きボロボロにしてしまうのもこの欲求を満たすためかもしれません。 「狩り」や「捕食」というと、小型犬のような小さいワンちゃんとは無縁のように感じるかもしれませんが、ワンちゃんたちが持って生まれた、生きるための大切な行動なのです。 このように、オモチャはワンちゃんの狩猟本能を満たすために大きな役割を担っていると言えます。   オモチャで遊ばない理由   オモチャに興味を持たない、もしくは突然遊ばなくなってしまったというワンちゃんもいるかもしれません。 このような場合に考えられる理由は、大きく分けて3つあります。   ①ワンちゃんとオモチャのサイズや素材が合っていない 長く使えるよう頑丈で大きなオモチャを買ってあげたものの、愛犬が全く遊んでくれない場合は、愛犬の体の大きさにオモチャのサイズや硬さなどの素材が合っていない可能性が考えれます。 とくに小型犬の場合は、口に咥えにくい大きさや重さのものを好まないことがあります。…

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健康のバロメーター!ワンちゃんの被毛の状態をよくするには

  ワンちゃんのほとんどは、皮膚を被毛に覆われています。そのモフモフとした触り心地は、私たちを癒してくれますよね。 でも、愛犬が体調不良になったり、皮膚の状態が良くない時には、毛ヅヤがなくなりパサパサしていると感じることはありませんか? 実は、被毛は健康のバロメーターと言われるほど、皮膚や健康状態の影響を受けるもの。   たとえば、ブラッシングなどのお手入れをしていても愛犬の被毛の状態が悪い場合、健康状態がよくなかったり、栄養が不足してしまっていることも考えられます。 そんな愛犬の健康状態を知る手がかりとなる被毛について、毛ヅヤがなくなる原因や改善するために必要な栄養素などについてご紹介します。   皮膚の状態による影響   ワンちゃんの毛並みは皮膚の状態に大きく左右されます。 皮膚はいくつもの層が重なってできていて、その層のうち一番外側の部分を表皮と言います。 ワンちゃんの表皮は人と比べると1/5程度の厚みしかなく、皮膚だけで水分保持することが難しいため、全身を毛で覆い皮膚の乾燥を防いでいると言われています。   ワンちゃんの被毛はこの表皮から作られているため、表皮の状態が悪くなればおのずと被毛の状態も悪くなってしまいます。 つまり、皮膚を丈夫に健康に保つことが、よい被毛の状態を保つために必要不可欠なのです。   良質な被毛に欠かせない栄養素   ワンちゃんの被毛を良い状態に保つには、日々の食事にも配慮が必要です。   例えば「ドッグフードを変えるだけで愛犬の被毛の状態が変わった」なんて話を聞いたことはありませんか? 摂取する栄養素の量やバランスによって、皮膚や被毛の状態は変化します。 ここでは、被毛の改善に必要とされる代表的な栄養素についてご紹介します。  …

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区別が難しい?ワンちゃんの内耳炎について知ろう

  私たち人間と同じように、ワンちゃんも耳の病気になることがあります。 ワンちゃんの耳の構造は人間よりも複雑で、奥の鼓膜まで見えにくいつくりになっています。   今回は、聴感と平衡感覚をつかさどる内耳という部分に炎症が起こる、内耳炎についてご紹介します。   内耳炎とは 犬の耳の構造は、外側から外耳、中耳、内耳と分けられます。 内耳は、音を感じ取る「蝸牛(かぎゅう)」と、バランスを保つ器官である「半規管(はんきかん)」「前庭(ぜんてい)」によって構成されています。 この内耳の部分が、何らかの原因で炎症を起こしている状態を内耳炎といいます。   内耳炎は、聴覚を失ってしまうこともある怖い病気です。 私たち飼い主が愛犬の異変に気づいてあげなくてはなりません。   内耳炎の原因とは 内耳炎の原因はさまざまですが、主に寄生虫やアレルギー、異物、細菌などに起因して発症することが多いようです。 耳の病気で最もかかり易いのは、耳たぶや目で直接みることのできる耳の穴の部分にあたる外耳の炎症と言われています。   しかし、外耳炎が悪化したり、そのまま放っておいてしまうと、中耳炎や内耳炎に進行してしまうことがあります。 ちょっとした炎症だったとしても軽視せず、初期段階で治療することが大切です。   内耳炎の症状 では、内耳炎にかかってしまうと、どのような症状が見られるのでしょうか。 主な症状は次の通りです。 ・頭が斜めに傾いて戻らない斜頸(しゃけい)…

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柴犬オーナー必見!千葉県柏市で「あつまれ!柴犬」が開催【ニュース】

柏の葉T-SITEで開催決定! 今年2月に千葉県柏市の柏の葉T‐SITEでの開催が予定されていた「“ワンOneday”「あつまれ!柴犬」」ですが、新型コロナウイルスや雨天の影響で中止となっていました。 今回、約半年の時を経て、再び開催が決定!   「“ワンOneday”「あつまれ!柴犬」」とは このドッグフレンドリーイベントは、2017年にオープンした生活提案型商業施設「柏の葉T-SITE」で定期的に開催されてきたワンちゃんイベントで、毎回ひとつの犬種にフォーカスを当てて開催されてきました。 今回は大人気の柴犬だけを集めたイベントを開催。 犬種を絞り込むからこそできる、そのワンちゃんにぴったりなこだわりアイテムのショップ販売や、愛犬と一緒に楽しめるゲーム、撮影会など、盛りだくさんの内容が期待されます。 柴犬オーナーさん必見のイベントですね!   当日のイベント内容 30秒間に何回「お手」ができるか、美味しそうなご飯を前に1分間「待て」ができるかを競い合う「オテマテ選手権」といった愛犬参加型のゲームも企画されています! 我が子の賢さを披露するチャンス?!かもしれません。 さらに、柴犬オーナーの心をくすぐるハイクオリティなグッズの販売店舗なども「ワンOneマーケット」としてオープン予定。 愛犬と一緒に気になるアイテムを試してみたり、いつものアイテムを新調してみてはいかがでしょうか。   無料撮影会開催!あの「柴犬まる」もやってくる! 当日は、雑誌『柴犬ライフ』の無料撮影会が実施され、特別な1枚となる愛犬との家族スナップを撮ってもらうことができます。 撮影写真は実際に雑誌に掲載される可能性もあるそうなので、我が子の雑誌デビューに期待ができますね! さらに、Instagramのフォロワー数250万人超を誇る、柴犬界のアイドル「柴犬まる」も来場します。 オーナーである小野さんとの「“柴犬あるある”トークショー」など、楽しい企画も予定されており、ぜひこちらもチェックしたいですね。 イベントはオーナーと愛犬が安心・安全に楽しめるよう、新型コロナウイルス感染予防対策を十分に講じた上で実施するとアナウンスされていますから、会場内での対策に協力し合い、来場者の皆さんが気持ちよく楽しめるようにしましょう。 詳細情報は「柏の葉T-SITE」の公式ホームページやSNSなどでも確認できます。 お近くの方や関心のある方は、ぜひ愛柴と参加してみてくださいね。  …

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意外な研究結果!車内の暑さのピーク時間とは?【ニュース】

  暑さに弱いワンちゃんにとって、日本の夏はとても過ごしにくい季節。 そんな中でも、旅行はもちろんトリミングや動物病院など、愛犬と車でお出かけする機会はありますよね。 エアコンがしっかり効いていれば快適な車内ですが、ひとたびエンジンが停止してしまえば、空気がこもりやすく窓から入ってくる日差しによって非常に高温となりやすい環境です。   また、気温がもっとも高くなる時間帯が、車内と屋外では少し異なることが分かりました。 今回は犬を専門とする大学の研究チームが発表した、車内が最高気温になる時間帯についての調査をご紹介します。   車内の暑さのピークは午後4~5時 一般的に、気温が高くなる時間帯は午後2時頃といわれていますが、外気温と車内ではそのピークに差があるようです。 イギリスのノッティンガム・トレント大学で犬を専門とする研究チームによると、年間を通じて車内の気温を測定したところ、最も高温となる54.5度を記録した時間は、午後4時57分。 この調査によると、車内で最も室温が高くなるのは午後4~5時の夕方の時間帯であることが分かりました。   また、犬はパンティングと呼ばれる舌を出して速い呼吸をすることで、唾液を蒸発させ、その気化熱で体温を下げようといます。 室外であれば、空気が循環しているため、パンティングの効果が得られますが、車内ではそうはいきません。 車内には空気の流れがないために、パンティングを行っても体温は下がりにくい状態となってしまいます。 ワンちゃんにとって、車内はとても危険な場所であるということが分かりますね。   夏だけでなく、春や秋も要注意 犬は気温が35度を超えると体温調節が難しくなると言われています。 同大学の研究チームによると、4月から9月にかけては車内の気温が35度に達することがあり、5月から7月にかけては3日に1回の割合で35度を超えてしまいます。 そのため、ワンちゃんとのドライブで熱中症の注意をすべき季節は真夏だけではなく、春や秋も注意が必要です。 同大学での研究に参加した博士によると、たとえ短時間でも、春から秋にかけてワンちゃんを車内に置き去りにすることは非常に危険であると述べています。   まとめ…

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塩分は避けるべき?知っておきたいワンちゃんと栄養の関係!<ナトリウム編>

  ナトリウムと聞くと、塩分を指すと考える方も多いかもしれません。 しかし、塩分(つまり食塩)はナトリウムと塩素が結合したもので、「ナトリウム=塩分」ではありません。   ワンちゃんはあまり塩分を摂る必要がないと言われますが、ナトリウムは必要不可欠な栄養素のひとつ。 今回は、ワンちゃんにはどれくらいの量のナトリウムが必要なのか、また不足した場合の影響や、ナトリウム過多にならないための注意点をご紹介します。   ワンちゃんにもナトリウムは必要   ワンちゃんは人間のように汗をかかないため、暑い時期でも積極的にナトリウムを摂る必要はありません。 そのため、ナトリウムを多く含む塩分はワンちゃんに不要であると考える方がいるかもしれません。   しかし、人間が汗から排出するナトリウムの量は摂取した全体の約1割で、残りは全てオシッコとして排出されます。 ワンちゃんも同じ哺乳動物ですからオシッコでナトリウムを体外に排出することができます。   大昔に野性で生息していた頃、犬は動物の肉を食べる事でナトリウムを摂取していました。動物の肉に含まれる血液は、じつは高塩分。 つまり、昔から高塩分のものを食べていたワンちゃんは、塩分(ナトリウム)を排出する機能を備えているのです。 そのため「ワンちゃんにナトリウムは不要」ではなく「ワンちゃんには人間ほど必要ではないが、適量のナトリウムは必要」というのが正解といえるでしょう。   ただし、健康な状態ではナトリウムの排泄機能が働いていても、腎臓や心臓に疾患があれば排泄機能が制限され、病気が悪化する危険性があります。 とくに、慢性腎臓病は早期の病状発見が難しいので、ナトリウム摂取には十分な注意が必要です。   ナトリウムの働き   そもそも、なぜワンちゃんにはナトリウムが必要なのでしょうか。…

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気になるワンちゃんのニオイ!原因と対策をご紹介

  室内で愛犬と生活していると、どうしても気になるのがワンちゃんのニオイ。 生活する中でニオイが気にならなくても、外出先から部屋に戻って来た時に「あれ?ちょっとにおうかも?」と思ったことはありませんか?   家の中には飼い主さんが感じているよりも、ワンちゃんのニオイが漂っているもの。 とくに、湿気が家にこもる梅雨や、窓を頻繁に開けられない夏・冬の季節にはよりニオイがこもりやすくなります。   部屋にワンちゃんのニオイがこもる原因はいったい何なのでしょうか? 今回はその原因と、ワンちゃんのニオイを軽減して、快適な空間を保つためにできる方法をご紹介します。   ニオイはゼロにはできない   毎日綺麗にしていても、動物であるかぎりワンちゃんのニオイがゼロになるということはありません。 人によって体臭の強弱があるように、ワンちゃんもそれぞれニオイは異なります。   だからといってワンちゃんの体臭を気にするあまりに、ワンちゃんを毎日お風呂に入れてはいけません。 ワンちゃんの体をシャンプーするのは3週間に1度ぐらいのペースが最適といわれています。 これは、ワンちゃんの皮膚のターンオーバーがおおよそ3週間に1度と考えられているためです。   ワンちゃんを頻繁に洗うことは、皮膚炎のきっかけとなることもあるので注意が必要です。 この点を大前提とし、おおらかな気持ちでワンちゃんとの生活を楽しみましょう。   ニオイの原因とは   獣臭…

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エアコンは何度設定?お留守番中の暑さ対策

  昨今の夏は「命にかかわる危険な暑さ」と言われるほど、猛暑日が続いていますね。 愛犬と一緒に過ごしていれば体感温度を察して室温を調整してあげることができますが、お留守番中はそうはいきません。 熱中症にさせないためにも、私たち飼い主がしっかりとした対策をしてあげなくてはなりません。   「エアコンをつけておけば大丈夫」と思う方もいるかもしれませんが、それだけでは対策として不十分な場合もあるんです。 そこで今回はワンちゃんの留守番中の暑さ対策について、部屋の温度調整やエアコンだけではない対策を詳しく解説します。   ワンちゃんは暑さに弱い   鼻と肉球でしか汗をかけず、体中を被毛に覆われているため、ワンちゃんは暑さに弱い動物です。 ワンちゃんが快適に過ごしやすい気温は20℃前後、湿度は50%前後。 そのため、気温22℃で湿度60%以上になると熱中症のリスクが高まります。   日本の夏は気温が高くなるだけではなく湿度も高く、ワンちゃんにとっては苛酷な季節と言えるでしょう。 とくに、以下の特徴を持つワンちゃんは暑さに弱いため、対策が必要です。   短頭種 ブルドッグやパグなどの短頭種は、その特徴的な鼻の構造により、体内から熱を逃がすのが得意ではありません。   被毛が厚い シベリアン・ハスキーやシェットランド・シープドッグなどの寒い地域原産のワンちゃんは、寒さに強く暑さに弱い特徴があります。寒さから守るための厚い被毛は、熱を蓄えるはたらきがあるため夏場は体温調節が難しくなります。   体高が低い コーギーやダックスフントなどの足の短いワンちゃんは、地面やアスファルトからの放射熱の影響を受けやすいため、体温の調節が得意ではありません。…

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ペットに多いケガや病気とは?犬・猫別のランキングが発表【ニュース】

  大切な家族であるペットにはいつまでも元気でいてほしいですが、どの子にも、ケガや病気のリスクはあるもの。 しかし、ワンちゃんやネコちゃんにどういった傷病が多いのかを知っておければ、愛犬や愛猫を傷病から守るための対策ができるかもしれません。 そこで今回は、ワンちゃんやネコちゃんに多い病気や怪我はどのようなものか、ペットの保険会社が発表した調査結果をご紹介していきます。   犬は「皮膚炎」、猫は「下痢」が最多   犬の総合ランキングの第1位は「皮膚炎」で、3年連続の1位という結果になりました。 続けて、第2位は「外耳炎」、第3位は「胃腸炎」となっています。 飼い主さんがワンちゃんの変化に気づきやすい傷病が上位を占めていることがわかります。   また猫の総合ランキングの第1位は「下痢」で、こちらも3年連続となりました。 続けて、第2位は「皮膚炎」、第3位は「腎臓病」が続きます。   犬猫どちらにも共通して多かったのは、「胃腸炎」「下痢」「嘔吐」などの消化器系に関わるものでした。 また、泌尿器科系の疾患が多いとされる猫は、「腎臓病」「膀胱炎」「尿結石」が上位にランクインしています。 ランキングにあるような症状が見られた時には、動物病院に相談・受診するなどして、症状が軽い内に治療にあたれるようにしたいですね。   手術費用の保険金請求が多い傷病は?   愛犬・愛猫の病気では、治療費も気になるところです。 手術での保険金請求が多い傷病ランキングは、次のようになっています。   犬の手術の第1位は「腫瘍」、第2位は「歯周病」、第3位は「骨折」でした。 「腫瘍」では症状や治療法などによって手術費用は異なりますが、皮膚腫瘍を手術で切除で9万400円の診療費が発生したケースがあります。…

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ブッチ・ジャパンによる愛犬・愛猫との毎日を応援するペットのためのコラムページ『PECOLA(ペコラ)』。犬・猫に関する豆知識や、ペットの健康・しつけなどのお悩みに関する情報をご紹介します。

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