家の中は危険がいっぱい!「ペットの誤飲調査」が発表【ニュース】
ワンちゃんやネコちゃんは、私たちが思いもよらないものを食べてしまうことがあります。 ものによっては、開腹手術が必要になったり命に関わることがあるので心配ですよね。 では「実際にどういったものが誤飲しやすいのか」について、ペット保険会社に寄せられた事案のうち、件数の多い物からご紹介します。 犬・猫別での誤飲が多いものは? ワンちゃんの誤飲トップ5 ワンちゃんを対象にした調査で、誤飲の相談が多かったものは、チョコレートや人間の薬、ネギ類、タバコ、プラスチックなどでした。 また、チョコレート類、ネギ類、人間用の薬は、ネコちゃんも同様に多発する誤飲という結果に。 これらは中毒の危険性が高いので、特に注意が必要です。 4番目に多かったタバコについては、ワンちゃんは嗅覚が優れておりタバコのに匂いを嫌う子が多いため「犬はタバコなんて食べない」と思いこんでしまう飼い主さんもいます。 しかしワンちゃんの中には、タバコの匂いを飼い主さんの匂いとして認識している場合があり、これが誤飲へとつなががるケースも少なくないようです。 このほか、6番目のブドウ・レーズン類も腎不全を発症する危険があるため、ワンちゃんが食べてはいけない食品として要注意です。 ネコちゃんの誤飲トップ5 ネコちゃんの誤飲について件数が多かったのは、ひもや糸類、ビニール、ネギ類、ゴム類、人間用の薬でした。 一番多かったひもや糸のほか、6番目のイヤフォン、8番目のコード類など、ネコちゃんの狩猟本能を刺激する長いひも状のものを、遊んでいるうちに誤飲するケースが多いようです。 また、ネコちゃんによってはビニールやスポンジなどをしゃぶったり、かじったりする“ウールサッキング”や異食といわれる行動の延長で誤飲してしまうケースも。 この行動の原因はまだ解明されていませんが、不安やストレスの他、シャムなどのアジア系品種の遺伝子的な要因が考えられています。 まとめ ワンちゃんやネコちゃんの誤飲を防ぐためには、私たち飼い主が「誤飲を引き起こさない環境を整える」ことが不可欠です。 花や観葉植物はもちろん、食卓に少しの時間だけおいた食べ物など、「まさか、こんなものまで?」「ちょっとした隙に・・・」なんて後悔することのないよう、細心の注意を払ってください。 また、「ワンちゃんなら食卓に上がれないから」といった油断も大敵。…
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