犬の誤飲・誤食に要注意!身近な危険から愛犬を守ろう

身近な危険!ワンちゃんの誤飲・誤食に要注意


 

誤飲・誤食とは、文字通りワンちゃんが食べ物でないものを誤って飲み込んだり、食べてしまうことを指します。

愛犬と生活する中でも発生しやすい事故のひとつで、人間の食べ物による中毒など、ワンちゃんの命に関わる危険性もあるためとくに注意が必要です。

今回は誤飲・誤食の例から、どんなことに気を付ければよいか確認していきましょう。

 

誤飲・誤食とは

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ワンちゃんは、ストレスや興味などの様々な理由から、石や金属片、草など食べ物以外のものを口にしてしまう傾向があります。

排泄できないものを飲みこんでしまうと腸でつまってしまい、腸閉そくを起こす危険性も……
 

また、本能的に他の動物に居場所を知られないよう、自分の匂いを誘発する排泄物の痕跡を消すため自ら食べてしまう「食糞」をすることがあります。

原因については様々な推測がなされていますが、まだはっきりとした解明には至っていません。

 

パピー期はとくに要注意!

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パピー期は好奇心旺盛な時期。

「これはなんだろう?」となんでも口に入れて確認をする子が多いので、ハラハラした思い出のある飼い主さんも多いのではないでしょうか。

 
パピー期は歯が成長途中で痒いために、家具を噛んでボロボロにしてしまうこともしばしば。

噛んだ後の家具の破片や、ソファから引っ張り出した中綿を食べてしまうこともあります。

飲み込んだことによって体調を崩すことも多いので、危険なものは床に放置しない、お留守番時はクレートに入れるなど必ず対策をしてあげましょう。

 
また、パピー期には食糞をしやすい傾向があり、多くの飼い主さんが悩まされる誤食のひとつと言えます。

食べるだけではなく、おもちゃにして遊んでしまうこともあるので、排便後はできるだけすぐに片付けるようにしましょう。

 

誤飲・誤食の危険と防止策

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ワンちゃんの誤飲・誤食を防ぐには環境を整えることが最も重要。

ワンちゃん生活する空間、歩くであろう場所には、口にしてはいけないもの、危険なものは一切置かないというのが鉄則です。

人間の食べ物や観葉植物なども、ワンちゃんにとっては有害となるものもあるので、手の届くところには置かないように心がけましょう。

 
誤飲・誤食を防ぐしつけをする以前に、飼い主さんが身の回りの環境を整えることが大切です。

では、ワンちゃんと生活をする中で誤飲・誤食の危険性が高いものをご紹介します。

 

屋内で注意したいもの

①電気コード

目の前にひもやコードなど長いものがあると、噛みたくなってしまうワンちゃんは多くいます。

電気コードへの嚙みつきを放置すると、感電してしまう恐れがあるため、コードが愛犬から見えない状態にしてあげることが一番の防止策。

最近では、電気コードを保護する商品も販売されていますよ。

 

②トイレシート

トイレシートの中に含まれるポリマー剤は飲み込んでしまうと、お腹の中で水分を吸収し膨れてしまうのでとても危険です。

トイレシートで遊んだり、食べてしまうワンちゃんの場合は、シートの上に網目のカバーがついているトイレトレーがオススメです。直接シートに触れることがないので、誤食防止になりますよ。

 

③クッションの中綿、飼い主の化粧スポンジ

綿類は飲み込んでしまってもレントゲンに写らず、処置がしにくいものです。

執拗にクッションを噛んだりするワンちゃんの場合は、手の届くところに置かないようにしましょう。

また、お化粧道具は使い終わった後、すぐに愛犬の目のとどかない場所へしまってください。

小物類を飲み込んでしまった場合、ウンチと一緒に体の外へ出てくることもありますが、念のため獣医師さんに相談しましょう。

 

④オモチャ

お気に入りの大好きなオモチャは壊れてもずっと遊んでいたいもの。ですが、少しでもオモチャが壊れてしまった場合はカケラを飲みこんでしまいやすいため、すぐに破棄して下さい。

ラバー製のオモチャは飲み込んだ直後は柔らかくても、胃酸でガラスのように固くなり、尖った部分で胃壁を傷つけることがあるので要注意です。

 

⑤ヘアピン、ヘアゴム、クリップなど

小さなクリップなどは、床に落としても気付きにくいもの。ですが、飼い主さんのことをよく見ているワンちゃんにはすぐに気付かれてしまいます。

小さいもののため、口にしているところを慌てて取り上げようとすると、ワンちゃんたちはびっくりして飲み込んでしまうことがあるので興味をそそる音を立てたり、おやつなどで注意を引くようにしてから対処してください。

 

⑥薬

小さいものが多いため、ワンちゃんが飲み込んでしまう事故が多いです。

中毒を起こしてしまう可能性もあるので、飲みこんでしまった場合はすぐに獣医師さんに相談しましょう。

その時は、どんな薬を飲んでしまったか同じものを持参すると良いでしょう。

 

⑦人間の食べ物

テーブルの上に何気なく置いた食べ物によって、ワンちゃんが中毒症状を起こしてしまう事故は多いです。

代表的な食べ物として、チョコレート、レーズン、コーヒーが挙げられます。

人間の食べ物の誤食は、飼い主さんによって未然に防げることがほとんど。

買い物の後や食べ終わった後は、すぐに食べ物を片づけ、愛犬の目に入らないように工夫してあげましょう。

 

屋外で注意したいもの

①薬品・薬物

道路に落ちている食べ物はとくに注意が必要です。
害獣駆除のために毒が含まれている可能性があります。

また、除草剤をまかれた草をなめたり食べたりすることも、とても危険です。

口にしてしまった際は、すぐに獣医さんに相談して指示をあおいでください。

 

②タバコの吸い殻

タバコに含まれるニコチンは水溶性で成分が水に溶け出しやすいため、雨で濡れたタバコの吸い殻は特に注意が必要です。

万一誤飲してしまった場合は、水は絶対に飲ませないようにし、ただちに動物病院を受診しましょう。

 

誤飲・誤食をしてしまったら?

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どんなに気をつけていても、私たちと暮らす中ですべての危険を排除するのは非常に難しいですよね。

万が一、愛犬が誤飲・誤食をしてしまったら、どう対処したらいいでしょうか。

 
飲みこんだものによっては開腹手術が必要な場合もありますが、排泄物と一緒に体の外へでてくることも多いです。

しかし、その判断は私たちができるものではないので、まずは何をどれくらい飲みこんでしまったかを確認した上で、かかりつけの動物病院に相談してください。

また、相談した上で「様子をみるように」と指示された場合でも、食欲不振や下痢など愛犬の様子に異変があれば、動物病院を受診するようにしましょう。

 

まとめ

誤飲・誤食の危険性は身近なところに多く存在しています。

生活をしている部屋の中に、愛犬が誤って飲み込んでしまいそうなものはありませんか?

日ごろから、「口にしたものを出す」、「地面に落ちているものを食べない」といったトレーニングを行うことも大切です。

飼い主さんが気にかけてあげることで、愛犬の事故を未然に防いであげましょう!

 

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