口周りに黒いポツポツは汚れじゃない?猫ニキビについて知ろう
ネコちゃんの顎の下などに黒いポツポツとした汚れのようなものを見つけたことはありませんか。 植物の土やホコリがついたようにも見えますが、もしかしたら猫ニキビかもしれません。 ニキビと聞くとぷっくり腫れ上がるイメージを持ちますが、ネコちゃんの場合は黒いものが表れるのが特徴。 放っておくと出血や化膿につながることもあるため注意が必要です。 今回はネコちゃんに表れる猫ニキビの症状や、原因、ケア方法についてご紹介します。 猫ニキビの症状 猫ニキビとは、顎や口周りにできる茶色や黒色のポツポツしたできもののこと。一般的には猫ニキビと呼ばれることが多いですが、病名としては挫創(ざそう)いいます。 何らかの理由により毛穴に詰まった皮脂汚れが、酸化して黒ずみ粒状のできものとなるため、皮脂の分泌が多い顎の下や唇、口角などに発症します。 では、ここでは猫ニキビの症状について確認していきましょう。 口周りに黒いできもの これまでにご紹介しているように、まずは口周りに黒いポツポツとしたできものが発生します。 軽症であれば痛みや違和感はあまりなく、ネコちゃん自身も気にすることはありません。 かゆみや痛み・脱毛 症状が進行していくと、かゆみや痛みが発生してしまうことも。患部の範囲も広がり、壁や家具などに口周りをこすりつける姿が見られるでしょう。また、顎や口周りの毛が抜けてしまうこともあります。 出血や化膿 さらに進行してしまうと、出血や炎症、化膿が見られるようになります。 ここまで悪化してしまうと、ネコちゃんは口元を触られることを嫌がり、傷みや違和感により気が立ちやすくなる様子が見られる子もいます。投薬での治療が必要になるため、必ず動物病院を受診しましょう。 …
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