ワンちゃんやネコちゃんを家族の一員としてお迎えした後に、発情期や避妊・去勢手術について悩む飼い主さんも多いのではないでしょうか。
一般的に、性成熟期前に不妊手術をすることで、女の子だと子宮蓄膿症や乳腺腫瘍、男の子であれば精巣腫瘍や前立腺肥大などの生殖器系の病気の予防につながるとされています。
今回はペット保険比較のピクシー(https://pi-xy.co.jp/)が170人の飼い主さんを対象に行った、ペットの発情期や避妊・去勢手術についてのアンケート調査の結果を紹介します。
女の子も男の子も成長すると、発情期がやってきます。
発情期で大変だったことを飼い主さんに質問すると、1位は43%の「鳴き声や遠吠え」でした。
2位は、32%の「マーキングやスプレー」、3位は29%の「攻撃性が高まる」となり、ペットの落ち着きがなくなることに困る飼い主さんが多いようです。
ペットが避妊・去勢手術を受けたかと尋ねると、73%が「手術を受けた」、10%が「受ける予定」と答え、多数派となりました。
避妊・去勢手術を「受けるか迷っている」と答えたのは8%、「手術は受けない」と答えたのは9%です。
手術を決めた理由を聞くと、61%が「生殖器系の病気の予防」で最多、次いで45%が「ペットのストレス軽減」と答えました。
「望まない妊娠を防ぐ」は40%で3位となり、いずれにせよ大切なペットを守るために避妊・去勢手術を受けさせることが読み取れます。
避妊・去勢手術を受けるときに心配なことは何かを尋ねると、1位は59%の「全身麻酔のリスク」でした。
次に、39%の「ペットがかわいそう」と「手術費用がかかる」という結果でした。
避妊・去勢手術にはメリットがあるものの、このようなデメリットも避けては通れないため、大切なペットへの影響を心配する飼い主さんも少なくないようです。
アンケートからペットの発情期による体調や様子の変化が分かる調査結果となりました。
また飼い主さんが愛犬・愛猫の不妊手術について悩んでいることも良く分かりますね。
避妊・去勢手術による、全身麻酔に対する不安や手術費用の負担など、マイナスな一面も見えますが、手術を受けることで発情期にともなうストレス軽減や病気の予防、望まない妊娠を防ぐプラスな面もあります。
もしもペットの発情期や避妊・去勢手術で悩んでいるのであれば、掛かりつけの動物病院に相談してみてはいかがでしょうか。
参考リンク
PRTIMES
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