人間だと何歳?愛犬の年齢に合わせたケアを知ろう

人間だと何歳?愛犬の年齢に合わせたケアを知ろう

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ワンちゃん達は、人間よりも早く年をとっていくことは皆さんよく知っていることでしょう。
実際、愛犬の実年齢を人間に換算すると何歳なのだろう?と疑問に思う飼い主さんは多くいるはずです。

どんな年齢でも可愛いワンちゃんですが、改めて人間の年齢に換算してみたら飼い主さんが思っていたよりはるかに高齢だった、ということはよくあるお話し。

飼い主さんがワンちゃんの年齢に合わせたケアができるよう、愛犬が現在どのライフステージにいるのか、人間の年齢に照らし合わせながら確認していきましょう。

 

ワンちゃんの年齢を人間に換算する計算式

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ワンちゃんの年齢は、大まかに「小型犬・中型犬」と「大型犬」で計算の仕方が異なります。
実際に、ワンちゃんの年齢を人間の年齢に換算する計算式を用いて、確認をしていきましょう。

 

小型犬・中型犬

一般的に大きいワンちゃんよりも小さいワンちゃんの方が、性成熟が早く、寿命は長いと言われています。

環境省が出している「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」によると、小型~中型犬の年齢を人間の年齢に換算する計算式は下の通りです。

『 24 +(年齢-2年)× 4 』

小型~中型犬は1歳で人間の15歳に、2歳で人間の24歳に相当します。
3歳からは1年ごとに4歳ずつ年齢を重ねていく計算となりますね。

実際に計算式を当てはめると、下記のようになります。

小型・中型犬の年齢を人間に換算すると

ワンちゃん1歳・・・人間15歳
ワンちゃん2歳・・・人間24歳
ワンちゃん3歳・・・人間28歳
ワンちゃん4歳・・・人間32歳
ワンちゃん5歳・・・人間36歳
ワンちゃん6歳・・・人間40歳
ワンちゃん7歳・・・人間44歳
ワンちゃん8歳・・・人間48歳
ワンちゃん9歳・・・人間52歳
ワンちゃん10歳・・・人間56歳
ワンちゃん11歳・・・人間60歳
ワンちゃん12歳・・・人間64歳
ワンちゃん13歳・・・人間68歳
ワンちゃん14歳・・・人間72歳
ワンちゃん15歳・・・人間76歳
ワンちゃん16歳・・・人間80歳
ワンちゃん17歳・・・人間84歳
ワンちゃん18歳・・・人間88歳
ワンちゃん19歳・・・人間92歳
ワンちゃん20歳・・・人間96歳

 

 

大型犬

大型犬の場合小型~中型犬に比べて性成熟は遅く、成長してからは年齢を早く重ねていきます。

環境省が出している「飼い主のためのペットフード・ガイドライン」によると、大型犬の年齢を人間の年齢に換算する計算式は下の通りです。

『 12 +(年齢-1年)× 7 』

大型犬は1歳で人間の12歳に相当し、その後は1年ごとに7歳ずつ年齢を重ねていく計算となりますね。

実際に計算式を当てはめると、下記のようになります。

大型犬の年齢を人間に換算すると

ワンちゃん1歳・・・人間12歳
ワンちゃん2歳・・・人間19歳
ワンちゃん3歳・・・人間26歳
ワンちゃん4歳・・・人間33歳
ワンちゃん5歳・・・人間40歳
ワンちゃん6歳・・・人間47歳
ワンちゃん7歳・・・人間54歳
ワンちゃん8歳・・・人間61歳
ワンちゃん9歳・・・人間68歳
ワンちゃん10歳・・・人間75歳
ワンちゃん11歳・・・人間82歳
ワンちゃん12歳・・・人間89歳
ワンちゃん13歳・・・人間96歳
ワンちゃん14歳・・・人間103歳
ワンちゃん15歳・・・人間110歳
ワンちゃん16歳・・・人間117歳
ワンちゃん17歳・・・人間124歳
ワンちゃん18歳・・・人間131歳
ワンちゃん19歳・・・人間138歳
ワンちゃん20歳・・・人間145歳

 

 

サイズ別の平均寿命

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一般社団法人ペットフード協会による「令和3年 全国犬猫飼育実態調査」によると、日本で飼育されているワンちゃんの平均寿命は2021年の段階で14.65歳と報告されています。

獣医学の発展などに伴いワンちゃんの平均寿命は年々伸びてきており、2010年の平均寿命である13.87歳に比べると、0.78歳も伸びている状況です。

次からは、ワンちゃんのサイズ別に平均寿命を見ていきましょう。

 

超小型犬・小型犬

ワンちゃんは哺乳類にしては珍しく、体が小さいほど寿命が長くなるという傾向をもつ動物です。

個体差はもちろんありますが、超小型のワンちゃんの平均寿命は15.3歳で、小型のワンちゃんの平均寿命は14.05歳と報告されています。

 

中型犬・大型犬

中型・大型のワンちゃんは小さいワンちゃんよりも平均寿命が短いもの。
中型犬は13~14歳、大型犬は9~13歳が平均寿命であると言われています。

大型犬の中には、「10歳からは神様からの贈り物」と言われる犬種もいるほど。
犬種や個体差はもちろんありますが、小型犬のワンちゃんに比べると、平均寿命に差がある事はよくわかるでしょう。

 

ワンちゃんの年齢に合わせたケアをしよう

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ワンちゃんの年齢を人間の年齢に変換すると、思ったより年を重ねるのが早いと感じますよね。

飼い主さんが思っているほど愛犬が幼いわけではない、また、想像以上に老いていたといったこともあるでしょう。

愛犬に合わせたケアをするためには、その子の実際の体年齢に合わせた対処が必要です。

 

パピー期

生後1年で、人間の年齢に換算すると、小型のワンちゃんは15歳、大型のワンちゃんは12歳を迎えます。

生後1歳を迎えるまでのパピーには、ワンちゃんにとってとても大事な「社会化期」が存在します。
社会化期での過ごし方がその後のワンちゃんの性格にも影響すると言われるほど大事な時期です。
色々な物に触れたり匂いを嗅いだりしてたくさんのことを学び、人間との生活の上のルールなども身に付けていく必要があります。

飼い主さんにとってはしつけなど大変なことも多い時期ですが、愛犬のためにたくさんの体験をさせてあげましょう。

また、体調面では、パピーの時期は免疫力が弱く、体調をくずしやすいので、愛犬をよく見て、ささいな変化を見逃さないようにしましょう。

 

成犬期

成犬期はワンちゃんの大きさによってその期間が異なります。
小型犬・中型犬のワンちゃんは、1歳頃~7歳頃まで、大型犬のワンちゃんは1歳半頃~5歳頃までが当てはまります。

犬種や個体ごとに差は生じますが、1歳をすぎたあたりから、体調が落ち着いてくると共に、ワンちゃんの性格もある程度固まってきます。
体力にも自信が出てくると同時に、遊び盛りで運動量も多くなる時期です。
また、食べるごはんの量もある程度定まってくるでしょう。

有り余るエネルギーを、散歩や遊びなどを通してしっかりと発散させてあげてください。

 

シニア期

小型のワンちゃんなら7歳で人間の44歳、大型のワンちゃんなら6歳で人間の47歳に該当する年齢となり、早くもシニア期を迎える頃になります。

足腰が弱ってくる頃なので、1回の散歩の時間を短くしたり、家の段差にスロープを設置するなどしてワンちゃんが生活しやすいような工夫も必要となります。

病気のリスクも高くなってくるので体調の変化にも気を配り、できれば毎年健康診断を受けることがおすすめです。

代謝や運動量が減ってくるため、これまでと同じ量を食べていると肥満になってしまいます。
ごはんやおやつの量を調整して太り過ぎないように気を付けてあげましょう。

 

まとめ

私達人間に比べて、あっという間に高齢になってしまう愛犬達。

ワンちゃん達の1日は、人間の3日にも相当すると言われています。
1日1日を大切にして、愛犬がストレスなく元気で健康に過ごせるようにサポートしてあげましょう。

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