涙によってワンちゃん・ネコちゃんの目の周りの毛が変色してしまう涙やけをご存知ですか?
涙やけは流涙症という病気の症状のひとつで、悪化するとにおいを発したり皮膚の炎症を引き起こしてしまうこともあります。
そこで今回は、飼い主さん1,326人を対象に行われた「涙やけ」に関するアンケート調査結果を紹介します。
ワンちゃんとネコちゃんの涙やけについて気になったことがあるかを聞くと、75.7%の飼い主さんが「気になったことがある」と答えました。
涙やけが気になったことがないとした飼い主さんからも、涙やけになった際の対策や原因の病気について知りたいという声が多く上がっています。
いずれにしても、ほとんどの飼い主さんがワンちゃんとネコちゃんの涙やけに関心があることが読み取れました。
次にどういった観点から涙やけを気にしているかを尋ねました。
すると1番回答が多かったのは見た目で、2番目には病気の心配、3番目ににおいが続きました。
見た目に起きる変化は分かりやすいため、気にされる方が多いのも納得ですね。
また、涙が出る原因には鼻涙管のトラブルやアレルギーなどの病気が関わるケースもあるため、獣医さんやトリマーさんへ相談する方もいるようです。
続いて具体的な対策について尋ねたところ、「目元のふき取り」を行っている飼い主さんが圧倒的に多い結果となりました。
次に「フードの変更」「病院・専門家に相談」と続きます。
「目周りの毛のカット」や「目薬」と答えた方もあり、自宅で対策出来る方法も多くみられました。
実際に涙やけに関係がありそうだと思うものを飼い主さんに聞くと、1位は794件の「食事」、2位は780件の「アレルギー」、3位は747件の「目周りの毛・まつ毛」の回答となりました。
グラフから分かるように回答数の差は小さく、涙やけにはさまざまな要因が関わっていると飼い主さんが感じていることが読み取れます。
涙やけについて情報を得たことがある媒体を質問すると、931件の「ネットの記事」が圧倒的1位でした。
2位は640件の「動物病院で」、3位は388件の「動物関連雑誌」。
飼い主さんは、インターネットやSNSなどオンラインの情報と、動物病院や知人などオフラインの情報の両方を得て判断しているようです。
「株式会社レティシアン調べ」(https://laetitien.co.jp/column/)
今回の調査で、ワンちゃん・ネコちゃんの飼い主さんの多くが涙やけで悩んでいることが分かりました。
しかしその原因を特定するのは難しく、根本からの解決にいたらず悩んでいる飼い主さんも多いようです。
涙やけが気になったら、まずは目元のふき取りなどの対策をした上で、動物病院に相談してみてはいかがでしょうか。
参考リンク
PRTIMES
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