テレビやYouTubeで注目度アップ!保護犬のお迎えに約7割が関心あり【ニュース】

テレビやYouTubeで注目度アップ!保護犬のお迎えに約7割が関心あり【ニュース】

news219

 
近年では動物愛護への関心が高まり、保護犬や保護猫にも注目が集まっています。
新たにお迎えするなら保護犬を、と考えている方も多いのではないでしょうか。

その一方で保護されたワンちゃんゆえの難しさ、デリケートな問題などを不安に思われる面もあるでしょう。
そこで今回は保護犬の迎え入れに関する意識調査の結果を紹介します。

 

保護犬の迎え入れ、全体の3分の2が関心あり

スクリーンショット 2023-09-18 163513
 
まず、保護犬の迎え入れに関心があるか尋ねたところ、「関心がある」との回答が66%と全体の約7割に及びました。
この数字からも分かるように、保護犬への関心は非常に高くなっていることが伺えます。

一方で「現在保護犬を飼っている」という方は3%に留まりました。

 
スクリーンショット 2023-09-18 163755
 
関心があるとした人に、そのきっかけを尋ねると、最も多いのは「テレビ」の515件(69%)で、2位が「YouTube」の161件(22%)、3位は「Twitter」の139件(19%)でした。

とくにテレビの影響が大きく、2位のYouTubeとあわせると、動画メディアの強さが光っています。

以下4位は「Instagram」の101件(14%)、5位に「親族や知人の紹介」の97件(13%)、6位「ペットのイベント」の83件(11%)、7位「Facebook」60件(8%)などとなりました。

 
スクリーンショット 2023-09-18 164036
 
続いて、保護犬の迎え入れには関心がないとした人を対象に、お迎え先をどう考えているかを尋ねました。
すると最も多かったのは「ペットショップ」が55%で、半数以上という結果に。

次いで「ブリーダー」が37%となりました。
「その他」の8%では、友人や知人からの譲り受けを望む人が多くみられました。

 

保護犬への不安は「なついてくれるか」

スクリーンショット 2023-09-18 164224
 
最後に、保護犬に関心がある人またはすでに保護犬と暮らしている人に対し、迎え入れで最も不安に感じる(感じた)ことを尋ねました。

すると「なついてくれるかどうか」が214件(29%)で最も多く、2位は「しつけが難しいのではないか」の153件(21%)でした。
虐待や飼育放棄を受けた子など複雑な事情を抱えている場合もあり、そうした子とうまく暮らしていけるかという点を不安に感じる人が多いようです。

また、3位には「飼い主側の審査基準が厳しいのではないか」とする117件(16%)、4位に「病気などがあるのではないか」の103件(14%)などが続いています。
「特に不安はない(なかった)」という声は53件(7%)と1割を切っており、現実には何らか心配を抱えているケースが多いと分かりました。

一方で、すでに保護犬の飼い主さんとなっている人からは、「保護犬の命を救うことができた」ことを最も良かったこととして挙げるコメントが多く寄せられています。
我が子となったワンちゃんの命が失われていたら、と考えると恐ろしいですよね。
 
 
出典元:ペット保険『PS保険調べ』

 

まとめ

今回の調査からも保護犬のお迎えに対する関心は、やはり大いに高まってきていると言えるでしょう。
しかし現実には不安を抱えている方も多く、実際に保護犬を迎えた人の割合は少ないこともまた明らかになりました。
保護犬にもさまざまな事情がありますが、人慣れしている子やしつけがされている子もいます。
動物愛護団体では飼育環境や生活に合った子を紹介してくれるので、不安を抱きつつも保護犬に関心のある方は、ぜひ譲渡会に参加して相談してみてはいかがでしょうか。

もちろん、ペットショップで運命的な出会いをしたり、好きな犬種を信頼できるブリーダーから受け入れたいと思う方も多いでしょう。
お迎え先に関わらず、家族となったワンちゃんを愛し、最期まで責任を持ってお世話をすることが私たち飼い主の責任です。
そうした意識の高まりが、保護されるワンちゃんの数を減らすことにも繋がるでしょう。
 

 

この記事が気に入ったら
いいね !しよう

この記事はいかがでしたか?みんなにシェアしていただけると嬉しいです♪

ブッチ・ジャパンによる愛犬・愛猫との毎日を応援するペットのためのコラムページ『PECOLA(ペコラ)』。犬・猫に関する豆知識や、ペットの健康・しつけなどのお悩みに関する情報をご紹介します。

上へ戻る