フードローテーションや失敗談など!今時のペットフード事情を調査【ニュース】

フードローテーションや失敗談など!今時のペットフード事情を調査【ニュース】

dog-5504866_1280

 
愛犬愛猫の体を作る食事。
フードにはこだわりたいという飼い主さんも多いでしょう。
我が子の好みはもちろん、体質に合ったフードを食べてもらいたいですよね。

そこで今回は、飼い主さん555人を対象に行われた「ペットフードに関するアンケート調査」の結果を見ていきましょう。

 

フード選びでは安全・健康を重視

スクリーンショット 2023-06-18 183750
 
まず「ペットフードを選ぶときに重視していること」を尋ねました。

最も多かった回答は「原材料」(16.0%)。
次いで「栄養面」(15.8%)、「食べっぷり」(12.5%)、「対象年齢」(11.7%)、「値段」(10.8%)が続きました。

「原材料」や「栄養面」を重要視する方が30%を超えており、安全性や健康にこだわる飼い主さんが多いことが分かります。
原材料にどんな食材が使われているか、何が多く入っているのかなどを気にする方もは多いようです。

 

フードローテーション実施派はまだ少数

スクリーンショット 2023-06-18 184107
 
皆さんはフードローテーションをご存知でしょうか?
アレルギーや栄養の偏りなどのリスクを回避し、食事への関心を高めるなどのメリットがあることで近年注目されているフードの与え方ですが、どのくらい浸透しているのでしょうか。

アンケートによると「実施している」と回答した方は17.4%に留まり、「実施していない」が82.6%と圧倒的多数となりました。

次に、フードローテーションを行っている飼い主さんにその頻度を尋ねたところ、「1か月以内」(33.3%)、「1~2か月」(30.8%)、「2~3か月」(23.1%)の順という結果に。
フードローテーションに取り組んでいる方の内、8割以上が3ヵ月以内での変更をしていることが分かります。
また、1ヵ月以内が最も多かったことから、フード1袋ごとにローテーションをしている飼い主さんも多いのかもしれません。

さらに、何種類をローテーションしているかについては「3種類」(38.5%)、「2種類」(35.9%)が多数を占めています。
7割以上の方が2~3種類をローテーションしていることが分かりました。

「フードローテーションを行っている理由」については、「食べ飽きずに、アレルギーが増えないように」、「食べ飽きずに、栄養が偏ることを防ぐため」といった回答が多く見られました。
食べ飽きないことに加え、愛犬の健康を考えている飼い主さんが多いことが分かります。

 

フードの失敗談では「買いすぎ」「栄養の偏り」が多数

今回のアンケートでは、「ペットフードの購入で後悔していることや失敗をしたエピソード」についても尋ねています。

飼い主さんたちからは、「割安だからと大袋を買ったが、酸化してしまった」、「一度に大量に買い込んだフードが気に入ってもらえず、無駄にしてしまった」など、購入する量についての失敗談が多数寄せられています。

また、「好きなものをあげすぎて、腎臓を悪くさせてしまった」、「ワンちゃんにはタンパク質が必要だと思い込み、海外の高タンパク・グレインフリーにこだわりすぎていた。やっぱり栄養バランスが大切」など、「栄養」についての失敗談も目立ちました。

 

まとめ

今回の調査から、多くの飼い主さんが我が子の健康や安全を考えてフードを選んでいることが分かりました。

その一方でフードローテーションについては言葉は知られていても、実際に取り組んでいる方が少ないことも明らかに。
フードローテーションはメリットも多くありますが、ひとつのフードをまとめ買いできない、複数のフードを試す際に愛犬の体に合わないものもあるといったデメリットも挙げられます。

食物アレルギーがある子や、消化不良になりやすい子などは、予めかかりつけの動物病院に相談してみると良いかもしれません。

 

 

この記事が気に入ったら
いいね !しよう

この記事はいかがでしたか?みんなにシェアしていただけると嬉しいです♪

ブッチ・ジャパンによる愛犬・愛猫との毎日を応援するペットのためのコラムページ『PECOLA(ペコラ)』。犬・猫に関する豆知識や、ペットの健康・しつけなどのお悩みに関する情報をご紹介します。

上へ戻る