室内でも油断しないで!ネコちゃんの熱中症は8月がピーク【ニュース】

室内でも油断しないで!ネコちゃんの熱中症は8月がピーク【ニュース】

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年々、極端な暑さが目立つようになってきている昨今、ペットの熱中症の危険性も広く知られるようになりました。

ネコちゃんは比較的暑さに強いと言われていますが、熱中症と無縁というわけではありません。

熱中症は、飼い主さんが十分な知識や情報を持ち、注意深く必要な対策をとっていってあげることで予防できる病気であり、なくしていくことを目指せる疾患です。
重症化すると命にも関わりますから、飼い主さんはしっかり知識を持ち、対策を施してあげることが大切でしょう。

そこで今回は、ネコちゃんの熱中症の発生傾向を分析したデータを紹介します。

 

熱中症の発生は8月がピーク

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アニコム損保の公開データによると、ネコちゃんの熱中症は春先や冬場にも一部で発生しています。
しかし5月頃からまとまった件数が見られ始め、梅雨明けの7月に66件と6月の3倍近い値まで急増、8月にはさらに増えて89件とピークに達しています。

9月以降にも発生報告があり、ピークを過ぎたからといって気を抜くことはできないものの、とくに件数の多い8月はリスクが高く、注意して見てあげることが大切です。

 

晴れの日の28度以上はさらなる注意を!

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さらにデータでの分析結果を見ていくと、天候別では「晴れ」の日が70.7%を占め、「曇り」の日は14.9%、「雨」の日は14.4%となっていました。

屋内で暮らしているネコちゃんで、エアコンの効いた涼しい室内で一緒に過ごしていても、強い日差しが差し込んでいる場合などは注意が必要とされています。

人間との感じ方の違いもありますから、晴れの日は雨戸やシャッター、カーテンなどで日差しを遮ってあげ、普段と違った様子はないか、気をつけてあげると良いでしょう。

 
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最高気温と地域別で発生件数を集計・分析した結果では、主に東日本と西日本で20度台後半、28度以上で件数が急増、32~34度でピークとなっています。

ちなみに北日本は比較的少なめの発生件数でもありますが、最高気温による差があまり見られないという特徴がありました。

人も暑いと感じやすくなる、気温20度台後半以上の日は、普段以上にネコちゃんの熱中症にも注意が必要と言えそうです。

 

まとめ

暑さが厳しくなってきた今、室内の空調管理は欠かせません。
朝は涼しくても日中は高温になることもあるため、お留守番させる際には天気予報を確認して適切にエアコンを設定しましょう。

大切な家族をリスクの高い環境に置いておくことがないよう、十分に対策を講じてあげてくださいね。

 

 

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