ワンちゃんの高額治療に備えていますか?治療費に関するアンケート【ニュース】

ワンちゃんの高額治療に備えていますか?治療費に関するアンケート【ニュース】

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家族同様の愛犬・愛猫には、何より健康で幸せな毎日を送ってほしいもの。
しかし、生きていればこそ病気や怪我を負ってしまうこともありますよね。

飼い主さんとしては、最善の治療を受けさせ一刻も早く健康を取り戻してあげたい、可能な限り痛みをとってあげたいと思われるでしょう。
そうしたとき、現実的な問題として発生するのが治療費用です。

人間の医療費のように、健康保険や高額療養費制度で負担が軽減されるということがないため、ワンちゃん・ネコちゃんの治療費は高額になりがち。
今は元気いっぱいのワンちゃん・ネコちゃんでも、いつどんな病気を経験するかは分かりません。
どの程度の負担に備えておけばよいのか、考えておくことも大切です。

そこで、このほど公開された「愛犬の治療費」に関するアンケート結果を紹介します。

 

かかった治療費は「10万~20万円」が最多

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今までに一番高額だった治療費の金額を尋ねたところ、「治療経験なし」という回答が74人でした。
それ以外では「10万~20万円」が50人で最多の帯域という結果に。

以下、「1万円以内」が43人、「1万~2万円」が37人、「2万~5万円」が32人、「20万~30万円」が18人、「30万~40万円」の12人などと続いており、20万円以下の回答が多くを占めるほか、それ以上でも60万円以内にはおおよそ収まっているという結果でした。

一方で100万円以上の治療費負担を経験した飼い主さんもおり、最高事例は150万円。
ひとつの傷病にこれだけの費用がかかるとなると、やはりまとまった備えがなければ、十分な治療を受けさせてあげられない可能性も出てくるでしょう。

日本獣医師会が行った2015年度調査でも、1つの病気にかかったときの最大額がワンちゃん(大型犬)の平均で74,893円、13歳以上のワンちゃんでは平均80,912円だったと報告されています。

現実問題として、100%自己負担となるワンちゃん・ネコちゃんの治療費は、高額になる可能性があることを念頭に置いておきましょう。

 

「金額に関係なく治療」を望む飼い主さんが4割超

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高額な治療費用がかかると言われた場合にどうするか尋ねた結果では、「金額に関係なく治療する」とした人が42.7%(128人)で最多となりました。
できる限りのことをしてあげたい、と思う飼い主さんは多いようです。

一方で、「5万円以上なら治療を諦める」人は2.7%、「10万円以上なら治療を諦める」人が12.3%、「25万円以上なら治療は諦める」人が12.0%、「50万円以上なら治療は諦める」人が12.3%となりました。

「100万円以上なら治療は諦める」とする飼い主さんは15.0%で、「300万円以上なら治療は諦める」とした飼い主さんも3.0%の割合で回答がありました。

一度の傷病に10万円前後の治療費がかかるケースも少なくないことは、先の「今までで一番高額な治療費」を尋ねた結果からも明らかです。
それぞれ経済面の事情は異なりますが、「5万円以上」、「10万円以上」といった額で諦めるとしていた飼い主さんを中心に、もしもの備えを進めておくことは必要かもしれません。

動物愛護管理法でも、治療を施さず放置することは虐待として禁じられており、命を預かる飼い主さんの責任という面からも、適切な治療を選択できるような準備や工夫をしておくことが大切です。

 

工面の仕方では「貯金」派が40%超

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続いて現時点で愛犬に高額な治療費が必要になった場合、その費用をどう工面するつもりか全員に尋ねました。

すると「貯金があるから問題ない」が41.7%で最も多く、125人の飼い主さんがこの回答を選択。
約4割の飼い主さんは貯金で賄う経済的余裕があることが分かりましたが、反面で残る約6割の飼い主さんは、どこからか借りて工面することを考えていることにもなります。

具体的にみると、「親族に借りると思う」人が20.0%、「クレジットカードを利用すると思う」は15.3%、「ローンを利用すると思う」人は12.0%でした。

注目点として、まだ少数ではありますが、近年注目されている「クラウドファンディングや寄付を募る」という飼い主さんも2.3%にみられています。

 
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実際に今までで一番高額だった治療費をどう工面したかという質問では、「貯金で賄った」飼い主さんが217人で最も多く、「治療していない」がこれに次ぐ63人、「クレジットカードを利用した」が13人、「親族に借りた」が7人などとなりました。

中には、貯金とクレジットカードや、貯金と親族に借りた分といった組み合わせによって工面した飼い主さんもあったと報告されており、高額になると貯金だけでは不足する事例もあるようです。

 

ペット保険に加入済みは約3割

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高額治療費への備えとして、ワンちゃんのペット保険に加入しているかどうか尋ねたところ、「加入している」飼い主さんは28.7%で、「加入していない」飼い主さんが61.7%、「加入していたがやめた」という飼い主さんも9.7%にみられました。

 
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一方で、ペット保険そのものについて必要だと思うか尋ねると、「必要だと思う」とする人が69.0%で約7割を占め、「いらないと思う」人は31.0%でした。
さらに実際に現在加入している飼い主さんに絞り込むと、9割以上が「必要だと思う」と回答していたそうです。

ペット保険を「必要だと思う」とした飼い主さんからは、以下のような声がありました。

『ペット保険に入ってなかったが、愛犬が皮膚病になった時、病院代等が気になって病院に行くのをためらってしまったから。入っていればいいと後悔したから』(女性/20代/未加入/トイプードル13歳以上)
『保険がないため年取って病院に通う機会が増えた時治療費が高い』(女性/40代/未加入/ビーグル13歳以上)

反対に、保険は「いらないと思う」飼い主さんからは、次のような声が寄せられています。

『大切に育てれば病気になることがないと思うからです』(男性/20代/未加入/シェルティ1~3歳)
『病院に行く頻度が少ないので、保険料の方が高くついてしまうから』(女性/20代/未加入/チワワ3~5歳)

全体として必要と感じる飼い主さんでは、実際に治療が必要になることが増えたシニアのワンちゃんと暮らす方や、高額治療を経験したことがある方、知人のワンちゃんの病院事情を知る方が多く、反対に不要と感じる飼い主さんではまだ若く元気なワンちゃんで、病気になることがイメージしづらいケースが多い傾向がみられました。

 

まとめ

今回は、ワンちゃんの治療費に関するアンケート結果を紹介しました。

普段、元気に暮らしている姿を見ていると、高額な医療・手術などとは無縁に思えてしまうかもしれませんが、病気やケガはいつ発生するとも分からないものです。

ワンちゃん・ネコちゃんとも、全額自己負担となる治療費は、どうしても高額になってしまう可能性があり、だからといって病院に行くことを躊躇していると、状態が大きく悪化してしまう場合もあります。

普段の健康管理でケアしてあげることももちろんですが、うちの子は大丈夫と過信することなく、備えを十分に、気になる点があったらすぐ専門家に相談する体制を整えておきましょう。

 

 

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