飼い主さんの多くは愛犬をかけがえのないパートナー、家族と考えているでしょう。
そんな大切な存在だからこそ、お互いの信頼関係を大切に暮らしていけたらいいですよね。
ワンちゃんは人間のように言葉を発することはできませんが、私たちと同じように感情を持ち、時には不安やストレスを感じています。
そうした気持ちを汲み取り、寄り添うためには愛犬とのコミュニケーションが欠かせません。
愛犬家の皆さんはどのようにコミュニケーションをとっているのでしょうか。
そこで今回は、飼い主さんとワンちゃんのコミュニケーションやお悩み事についてのアンケート結果を紹介します。
「愛犬との生活において悩みはありますか?」と尋ねたところ、約半数にあたる50.4%の方が「ある」と回答。
僅差ではありますが、悩みがあるとする方が、悩みのない方の割合をわずかに上回りました。
では具体的にどのようなお悩みがあるのか、複数回答可の結果をランキング化して見てみましょう。
最も多かったのは「無駄吠えをする」の36.2%、2位が「人間の食べ物を欲しがる」の31.9%、3位は「しつけ方、接し方が難しい」の18.8%。
犬種やその子の性格の特性にもよりますが、無駄吠えが多く感じられる場合、何かストレスがかかっている可能性も考えられます。
不安や恐怖、気持ちの高ぶりがある時、伝えたい要求が上手く届かない時などに無駄吠えが生じやすいため、愛犬が何を伝えようとしているのかを汲み取ってあげることが大切ですね。
3番目に回答の多かった「しつけ方、接し方が難しい」については、しつけを頑張ってはいるものの思うように行動してくれなかったり、これで良いのかと悩んだりしている飼い主さんも多いようです。
また、愛犬と接するにあたって意識していることを具体的に尋ねた結果では、下記のような回答が寄せられました。
「家族の一員として対応に接している」
「叱るときと褒めるときのメリハリをつけるように心がけている」
「自宅に居る時には極力、触れ合うようにしている」
このように、愛犬を家族や我が子のように愛情いっぱいに接している飼い主さんが多いことが、よく分かる結果となりました。
愛犬と一緒に遊ぶ時間を設けているかどうか尋ねた問いには「ほぼ毎日も受けている」という回答が50.3%で最も多く、過半を占めました。
また、「たまに設けている」という方も33.8%にのぼり、合計84.1%の方は、ある程度積極的に愛犬と一緒に遊ぶ時間を設け、コミュニケーションを大切にしている飼い主さんが多いようです。
ワンちゃんにとって飼い主さんと一緒に遊ぶ時間は、とても楽しいひと時に違いありません。
忙しい日が続くこともありますが、できるだけ愛犬と過ごす時間を設けるようにしてあげたいですよね。
続いて、どんな遊びをしているかとどんなおもちゃを使っているかについての回答をランキングで紹介します。
「愛犬とどのような遊びをしていますか?」にはレトリーブ、引っ張りっこ、追いかけっこが上位にランクイン。
どれもワンちゃんの本能を刺激し、飼い主さんと一緒にできる遊びですね。
とくにレトリーブはおもちゃを飼い主さんに渡すと褒めてもらえるので、コミュニケーションを深めるにはぴったりと言えるでしょう。
続いて「どのようなおもちゃを使っていますか?」という問いには、ボール、ぬいぐるみ、ロープの順に人気があることが分かりました。
やはり、レトリーブや引っ張りっこといった、人気の遊びに使いやすいおもちゃが人気のようです。
アンケートの結果からは体を動かす遊びが人気であることが分かりました。
シニアになると体を動かす遊びをあまり好まなくなることもあるので、その場合は宝探しや知育トイなどで一緒に遊んでみるといいかもしれません。
ワンちゃんにとって飼い主さんとの遊ぶことは、体にも心にもいい影響を与える大切な時間です。
できるだけ毎日、一緒に遊ぶ時間を設けてしっかりとコミュニケーションをとってあげてくださいね。
忙しい日や疲れてしまった日には、アイコンタクトをとったり、体を撫でたりして愛情を伝えてあげましょう。
私たちのように、好きな時に誰かに会ったり連絡をとることができない愛犬にとって、一緒に暮らす飼い主さんの存在はとても大きいことを再認識したいですね。
参考リンク
PRTIMES
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