ワンちゃんに蚊取り線香は大丈夫?安全な使用方法と注意点

ワンちゃんに蚊取り線香は大丈夫?安全な使用方法と注意点

Young jack russell terrier dog sleeping on a floor

 
梅雨時期から夏にかけて多くなる蚊は、人にとってはもちろん、ワンちゃんにとってもやっかいな存在です。
蚊に噛まれると痒いだけではなく、フィラリアなどの寄生虫感染を引き起こす危険性もあります。

蚊除けといえば「蚊取り線香」を思い浮かべる方も多いはず。

しかし、ワンちゃんのいる空間で蚊取り線香を使用することは、愛犬の体に悪い影響を与えないか心配ですよね。

今回は、ワンちゃんに蚊取り線香を使用する際の注意点や使い方をお伝えします。

 

ワンちゃんに蚊取り線香は大丈夫?

2611736_m
 
私たち人間にとって、蚊を撃退できる蚊取り線香はとても重宝するものですが、ワンちゃんにとって悪い影響はないのでしょうか。

まずは蚊取り線香はどんな成分でできているのか確認していきましょう。

 

蚊取り線香は天然成分でできている

蚊取り線香の成分は、ほとんどの場合「ピレトリン」や「ピレスロイド」という天然成分でできています。

この成分は「除虫菊」という花から分泌されるものです。
除虫菊はキク科の花で、子房の部分に殺虫成分が含まれており、ノミ取り粉としても昔から使用されています。

ピレトリンやピレスロイドは、ワンちゃんを含む哺乳類や鳥類にはほとんど無害だと言われており、そのためワンちゃんが少量の煙を吸い込んでも、健康を害する心配がほぼないものとされています。

 

安全な蚊取り線香の使い方

yogendra-singh-5VO3bN_MbqQ-unsplash
 
蚊取り線香はワンちゃんにとって有害なものではないということが分かりましたが、安全に使用するには、どのようなことに気をつければ良いのでしょうか?

 

誤食の危険性

食いしん坊なワンちゃんの飼い主さんは、ワンちゃんが間違って蚊取り線香を食べてしまわないよう気をつける必要があります。

火のついていない蚊取り線香のストックは、ワンちゃんの目の届かない場所で保管して下さい。
万が一食べてしまった時には、蚊取り線香の成分表を持ち、すぐ動物病院を受診しましょう。

また、火がついている蚊取り線香を口にしてしまった時には、まず口の中をやけどしていないかの確認をし、動物病院にかかって下さい。

 

火事に気をつける

蚊取り線香をワンちゃんがうっかり倒してしまい、近くのものに火が燃え移ると火事になってしまいます。

使用する時には、ワンちゃんが触れないよう専用の線香皿に入れましょう。
ワンちゃんが届かない少し高い所や、周りを何かで囲むなど、置き場所にも配慮すると良いですね。

 

ワンちゃんの近くで使用しない

健康には無害な蚊取り線香ですが、あまりに煙を吸い込んでしまうとワンちゃんに悪影響が出るおそれがあります。

特にシーズーやパグなど短頭種のワンちゃんは、のどや鼻の呼吸器が他の犬種と比べて弱く、煙を吸い込むことで呼吸がしづらくなってしまう可能性も。

蚊取り線香を使用する時は、ワンちゃんが過度に煙を吸い込むことを避けるために、ワンちゃんのすぐ近くでは使用せず、離れた場所で使用することを心がけましょう。
室内で使用する場合は、定期的に換気も行ってくださいね!

 

ワンちゃん専用の商品を選ぶ

蚊取り線香はペット専用のものも販売されています。

屋外にいるワンちゃんのために使用する場合は、ペット用の方が長時間使用できるというメリットも。
誤食を懸念して防腐剤が入っていない製品もあります。

ワンちゃんのいる環境で蚊取り線香を使用する場合は、念のためにペット用を選んだ方が安心ですね。

 

電気蚊取り線香を選ぶ

本来の着火して使用する渦巻き状の蚊取り線香とほぼ同じ成分で、電気の熱で殺虫成分を揮発させる電気蚊取り線香をご存知でしょうか。

マット方式と液体方式のものがあり、どちらも煙が発生しないという利点があります。
室内での使用を想定した製品が多く、屋外でない場合には電気式を選んだ方がより安全に使用できるかもしれません。

しかし、液体方式の機器は上部が熱くなってしまう場合があるので、やはりワンちゃんの手の届かない場所に設置しましょう。

 

蚊取り線香を使う際の注意点

andrew-spencer-_fEZvhwc6jI-unsplash (1)
 
安全に使用することができれば、蚊取り線香は虫よけにとても便利なものです。
しかし使用する際にはいくつか注意点があります。

 

換気をする

閉め切った部屋で長時間蚊取り線香を使用すると、飼い主さんもワンちゃんも呼吸器や目の粘膜が刺激される危険性があります。

特に気密性の高いマンションで玄関や窓を閉め切ったうえにエアコンも併用している場合などは、煙の逃げ道がなく室内に煙が充満してしまうので注意が必要です。

ある程度の時間使用したら使用を中断したり、適度に換気を行うように注意しましょう。

 

アレルギー症状

ワンちゃんの中には、蚊取り線香にアレルギー反応を起こしてしまう子もいます。

蚊取り線香をつけた後、ワンちゃんが咳やくしゃみ、嘔吐などの症状を起こしたらそれはアレルギー反応が出ているということかもしれません。

もし蚊取り線香を使用したことで、愛犬にそのような症状があらわれた時は、直ちに使用をストップし、動物病院に相談しましょう。

 

まとめ

蚊取り線香を使用する前に、ワンちゃんのためにさまざまな気をつけるべきポイントがあることがわかりました。
注意点や安全性を考慮して蚊取り線香を使用することで、人間もワンちゃんも蚊の被害を軽減できれば良いですよね。

ワンちゃんがどうしても嫌がる時や、アレルギーがある時には他の防虫グッズを使うという選択肢もあります。
その時もハーブなどの天然成分でつくられたものを選ぶのがおすすめです。

いずれにしても、ワンちゃんが快適で安全に夏を過ごせるように、色々な蚊の対策をしてあげたいですね。

この記事が気に入ったら
いいね !しよう

Twitter で

この記事はいかがでしたか?みんなにシェアしていただけると嬉しいです♪

ブッチ・ジャパンによる愛犬・愛猫との毎日を応援するペットのためのコラムページ『PECOLA(ペコラ)』。犬・猫に関する豆知識や、ペットの健康・しつけなどのお悩みに関する情報をご紹介します。

上へ戻る