ブッチは全年齢のワンちゃんに食べてもらえるオールステージ対応のフードです。
そのため、お客様からこんな質問をいただくことがあります。
「パピーと成犬では必要なカロリー数が違うのにどうして全年齢のワンちゃんが食べられるの?」
この答えはずばり、給与量を調節するから!!
また、ウェットフードであるブッチはさまざまなアレンジが可能なので、ワンちゃんの年齢に応じて食べ方を工夫することができるのです(^^)
なので、これまでのフードが食べづらくなってきたシニアのワンちゃんにもオススメ!
今回は、よくご質問をいただく「妊娠・授乳中のお母さん犬向け給与量」、「去勢・避妊手術後のワンちゃん向け給与量」も併せて紹介します♪
愛犬の年齢や状態に適した給与量をチェックしてみてくださいね!
「いつからブッチを食べることができますか?」
という質問をいただきますが、離乳食が始まったパピーであればブッチを食べ始めて問題ありません。
しかし、離乳期にそのままのブッチはNG!
冷たいまま大きくカットしてしまうと、パピーには食べづらく、お腹をゆるくしてしまうことも。
この時期は、フォークなどでよくつぶし、ぬるま湯やヤギミルクなどに溶かして離乳食に近い状態にし、日に3~4回に分けてあげると良いでしょう。
また、与える量についても注意が必要です。
生後3ヶ月頃からのパピーは成長期真っ只中!
生涯でもっとも多くのカロリーを必要とする時期です。
ブッチの給与量計算表は成犬向けに作成されているので、現時点での体重から給与量を計算し、その2~3倍の量を目安量としてブッチを与えてください。
ブッチ給与量計算フォームは1kg以上の成犬のワンちゃんを対象に作成されているので、ちょっと計算しにくいですよね。
そこで、今回は離乳期から成犬までのパピー向けに給与量一覧をご用意したので、ぜひ参考にしてくださいね♪
体重 | パピー向け給与量 (1日あたり) |
パピー向けカロリー (1日あたり) |
---|---|---|
0.3kg | 84g~127g | 98kcal~147kcal |
0.4kg | 103g~155g | 120kcal~180kcal |
0.5kg | 122g~184g | 142kcal~213kcal |
0.6kg | 141g~212g | 164kcal~246kcal |
0.7kg | 155g~233g | 180kcal~270kcal |
0.8kg | 176g~264g | 204kcal~306kcal |
0.9kg | 190g~284g | 220kcal~330kcal |
1kg | 207g~310g | 240kcal~360kcal |
成長期は肥満を心配してごはんを減らすよりも、体が健全に発育できるようにサポートするのがもっとも大切です。
まずは目安として2倍から。
「もっと食べられそう!だから少しづつ増やしてあげよう」
「3倍では多すぎるみたいだから少し減らそう」
など、日々愛犬の様子を見て給与量を臨機応変に調節してあげましょう。
また、成犬の体になるにつれ、給与量は成犬時のものに徐々に移行してあげてください。
ブッチは水分量の多いフードのため、もともとカロリー数が低いことが特徴です。
そのため、1日の摂取量が他社のフードに比べると多く設定されています。
パピーはさらに2~3倍量のブッチを必要とするため、その量の多さにびっくりしてしまう飼い主さんも。
もしすべての量を食べきることが難しいという場合には、他社の高カロリーなパピー用フードと併用するのもよいでしょう。
消化機能に負担がかかってしまうので、一度にたくさんの量を食べるのではなく、1日の中で3~4回ごはんの時間を設定し、小分けにしてあげるとよいですよ!
ブッチは消化吸収が良く、アレンジしやすいフードです。
また、お肉の配合が高いため、成長期のパピーにぴったり◎
パピーのごはんデビューにぜひブッチをお試しくださいね!
【成犬時の給与量はこちらから!】
人間には、入学、入社、結婚などなど、人生にさまざまな節目がありますよね。
ワンちゃんの「犬生」の節目として、『妊娠・出産』、『去勢・避妊手術』が挙げられます。
今回は、これらの節目にどのようにフード量を調節すべきなのか注目してみました。
ワンちゃんの妊娠期間は一般的に9週間と言われています。
妊娠中のお母さん犬は、おなかの中で赤ちゃんを育てるために多くのエネルギーが必要です。
妊娠初期~4週目までは妊娠前と同じ分量、5週目からごはんの量を15%~20%増してあげましょう。
赤ちゃんが大きくなると、お母さん犬の胃が子宮に圧迫されて1回に食べることのできるごはんの量が減ってしまうかもしれません。
1日の給与回数を増やし、1度に食べるごはんの量を調節してあげましょう。
妊娠中のワンちゃんの体は、とってもデリケートです。
食べることのできるごはんの量はそれぞれ異なるため、紹介した給与量を食べないからといって、過剰に心配することはありません、
お母さん犬のペースに合わせて、食べることのできる分量をしっかりととりましょう。
ワンちゃんの授乳期間は0~30日程です。
その間、お母さん犬は子犬達にお乳をあげるためにたくさんのエネルギーを必要とします。
授乳10日頃までは妊娠前の2倍のカロリー量を必要とし、授乳20日頃には妊娠前の3倍のカロリー量が必要となります。
ブッチをしっかりと食べることできるお母さん犬であれば、ブッチの給与量を2倍、3倍と増やしてあげましょう。
多くの量を食べることが難しいというワンちゃんの場合、母犬用フードなどを併用するのも良いかもしれません。
他のフードと併用する場合、ブッチの給与量計算フォームを用いて、それぞれのフードの分量を計算するととても便利ですよ(^^)/
「去勢・避妊手術」後は、太りやすくなったり食欲の増すワンちゃんが多いと言われています。
ワンちゃんによって差はありますが、手術によってホルモンバランスが乱れ、太りやすい体質となる事が多いんだとか。
また、これまでより食への関心が高まり、食欲が増すワンちゃんもいるようです。
それぞれのワンちゃんによって個体差があるので、給与量を何%減らすべき!という決まりはないのですが、手術後は特に体重の変化や愛犬の食欲に気を配り、給与量を調節しながら様子をみてあげましょう。
ブッチはローカロリーなフードです。
これまで他のフードと一緒にブッチを食べていたのであれば、少しブッチの割合を増やしてあげると、全体の給与量も増え、より満足感が高まるかもしれませんよ!
【成犬時の給与量はこちらから!】
ブッチは嗜好性が高く、生肉と同じ70%程度の水分を含んでいることから消化吸収もスムーズ!!
そのため、食欲や消化機能が低下したシニアのワンちゃんにもとってもオススメです。
柔らかい食感のため、歯に問題を抱えるワンちゃんでも安心して食べることができます。
しかし、シニアになると運動量や基礎代謝が落ちるため、成犬の時と同じ量のごはんを摂取してしまうと太りやすくなってしまいます。
よって、ブッチの給与量も少なめに設定してあげなくてはいけません。
まだまだ元気よく走り回るワンちゃん、寝ていることがほとんどのワンちゃん、シニア期になるとワンちゃんによってより運動量や体調に著しく差が生じてくるでしょう。
愛犬に適した量を調節する必要がありますが、ブッチでは、同じ体重の成犬の給与量の8割~9割を目安量としてシニアへオススメしています。
体重やうんちの様子を細かくチェックし、愛犬に合った量を調節してあげましょう。
また、ハイシニアになると、これまでのようにブッチを食べることが難しいというワンちゃんもいるかもしれません。
そんな時は、ミキサーやすり鉢でブッチを細かくすりつぶしてトロトロの状態にしてあげると、流動食のようになり食べやすくなります。
シリンジを使う場合には、ミキサーにかけたブッチを目の細かいザルで濾すとつまりにくくなりますよ。
【成犬時の給与量はこちらから!】
ワンちゃんも日々成長し、老いていく「生き物」です。
その日その時によって、適切なフード量を調整してあげることは、愛犬の健康や長生きにつながります。
もし、どの位のブッチ量が適正なのか分からなかったら、お気軽にブッチスタッフまでご相談ください!
老犬介護士、犬の管理栄養士、愛玩動物飼養管理士といった資格をもったスタッフが、ワンちゃんの年齢や状態に適したブッチの食べ方、給与量をご提案しています。
その際には、愛犬の体重、一緒に食べているフードがあればそのカロリーを準備していただくと、計算がとてもスムーズになり大助かりです★
今回ご紹介した給与量を目安に、愛犬に合ったブッチの食べ方や量を見つけてあげてくださいね♪
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