愛犬を預けて大丈夫?ペットホテルを選ぶポイントとは

愛犬を預けて大丈夫?ペットホテルを選ぶポイントとは

Cute fluffy dog in a pets hotel waiting for the owner

 
皆さんは愛犬をペットホテルやドッグホテルに預けたことがありますか?
仕事や旅行、帰省など愛犬を連れて出かけられない時には、ペットホテルの利用を検討する方も多いでしょう。

また、もしも飼い主さんが入院となった場合、お世話をお願いできる人が身近にいなければ、ペットホテルにお願いできれば心強いですよね。

しかし、家族と離れいつもと違う環境でどのように過ごしているか、寂しがってはいないかと心配は尽きません。

そこで今回は、預けるペットホテルの選び方や、施設の利用方法などを解説します。

 

ペットホテル(ドッグホテル)とは?

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昨今、ペットホテルにはさまざまな形態が登場しているのをご存知ですか?
預かりのみを行う専門ホテルだけでなく、ペットサロンや動物病院と併設している施設や、ワンちゃんの保育園や幼稚園に併設されているものがあります。

この他にも、ドッグホストと呼ばれる個人宅にホームステイするかたちでの宿泊も見られるようになりました。ドッグホストの自宅で24時間ケアしてもらえるため、分離不安症が心配な子や、他のワンちゃんと一緒に過ごすことが苦手な犬見知りの子と暮らす飼い主さんに選ばれているようです。

宿泊以外にも日帰りや1時間単位で預けることができるホテルもあります。
1泊の料金の相場は、小型犬が3240円、中型犬が4320円、大型犬が5400円程度。
それぞれの施設の特徴により、預かり以外のサービスも受けることができますよ。

 

ペットホテルの選び方

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ペットホテルを選ぶ際は、愛犬の性格や体調などに合ったホテルを選びましょう。
どのようなポイントをチェックすれば良いか、下記を参考にしてください。

 

預ける部屋のタイプ

一般的にはクレートやケージといった個別スペースで預かるホテルが主流です。
しかし最近は広さのある個室タイプも増えてきており、スペース内にベッドやトイレが設置されているところも見られるようになりました。

中には圧迫感の少ないサークルや大部屋タイプ、広々としたプライベートハウス内でケージレスで預かってくれる施設も登場してきています。

しかしワンちゃんが飼い主さんと離れて緊張状態にある場合、狭いスペースの方が安心できる子もいます。
性格や預ける期間などを考慮し、愛犬に合った部屋を提供してくれるホテルを選んでくださいね。

 

食事

宿泊中の食事は、ホテル側がドッグフードを用意している場合もありますが、ほとんどのホテルで普段食べているフードの持ち込みが可能です。

ワンちゃんによっては環境の変化でストレスを感じ食欲が低下してしまったり、いつもと違う食事でお腹を壊してしまうことも。
変化に弱い子の場合は、普段食べているフードを持ち込むようにしましょう。

また、冷蔵や冷凍フードを与えている場合には、持ち込みが可能かどうか必ず事前にホテルに確認するようにしましょう。

 

サービス内容

最近のペットホテルには、さまざまなサービスを提供しているところも多くあります。
愛犬にとって良いと思うものや、飼い主さんが安心できるサービスがあるかをチェックしてみましょう。
サービス例をあげますので参考にしてください。

ペットホテルのサービス例

・散歩
・ドッグランで遊べる
・排泄物の処理
・トリミング
・健康チェック(動物病院のホテルの場合)
・エステ
・歯磨き
・Webカメラチェック
・LINEなどで愛犬の様子を教えてくれる

 

こんなペットホテルは要注意!

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ペットホテルを選ぶ際には、まず「動物取扱業の登録」がされている施設かを確認しましょう。
登録業者には動物管理の方法や施設、設備に関する基準、従業員の数などを守ることが義務付けられています。
登録の有無は、店内やホームページに「動物取扱業者標識」(氏名、登録番号、動物取扱責任者等を記載)が掲示されているかを確認するほか、都道府県のホームページで「第一種動物取扱業者登録簿」を閲覧することができますよ。

長時間ワンちゃんを預けるペットホテルでは、脱走や怪我といった事故が起こりうることもあります。
大切な家族を預けるからこそ、基本的な管理がしっかりされているのか飼い主さんがしっかり確認してあげなくてはいけません。

また、夜間の預かりの場合にスタッフが24時間常駐していない施設は、預けるのが初めての子やホテルが苦手な子、体調に心配がある子にはいつ何が起きるかわからないので選ばない方が良いでしょう。
火事や大地震などの災害や、夏場や冬場に停電が起きた際の温度管理などの可能性もあるので、健康な子であっても同敷地内にスタッフの住居があるホテルの方が安心ですね。

さらに、診察時間外でも対応してくれる獣医師との関係を持っていないホテルも避けましょう。
愛犬に何かあった時に、しっかりと対応してくれるかどうかをチェックしておく必要があります。

 

ペットホテルの利用方法

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続いて、ペットホテルを利用する際のおおまかな流れを紹介します。
突然の利用でなければ、愛犬がペットホテルに慣れることができるように短時間預けることからはじめてみましょう。

ペットホテル利用の際の流れ例

1.インターネットなどでペットホテルを選ぶ
2.公式サイト、もしくはメールや電話で料金やサービスなどの詳細を確認する
3.予約をする
4.時間の余裕があれば事前にホテルを見学しておく
5.予約日前に愛犬の健康チェックをしておく
6.予約日になったらチェックインをする
7.スタッフによるカウンセリングで愛犬の性格や体調などについて詳しく話しておく
8.預ける
9.Webカメラで愛犬の様子をチェックし、写真やメールで知らせてもらう
10.チェックアウト、お迎え

 

次に、愛犬と一緒にペットホテルに預けたい持ち物をリストアップしました。

愛犬が安心して過ごせるようなものがあれば、不慣れな環境への不安も少しは和らぐかもしれません。

ペットホテルに行く際の持ち物

・飼い主さんや愛犬の匂いがついた毛布やベッド、タオルなど
・普段食べているフードとおやつ日数分
・狂犬病予防注射済票と混合ワクチン接種証明書
・(もしもの場合に備えて)迷子札
・お散歩用品
・寒い日用の洋服

 

 

まとめ

今回は旅行や出張などで利用する、ペットホテルについてご紹介しました。
普段利用することがない方でも、突然の入院などに備えて近くのドッグホテルをあらかじめ調べておくといいですね。
犬友達や近所の方の口コミはもちろん、ぜひ実際に足を運んで見極めておきましょう。

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