ワンちゃんが毎日食べるドッグフード。
愛犬の健康を保つための大切なごはんだからこそ、こだわって選ぶ飼い主さんも多いですよね。
しかし、良かれと思って選んだフードを愛犬が食べてくれない、しばらくたつと飽きてしまう、などフード選びに苦戦している方も多いのではないでしょうか。
今回は、ワンちゃんと暮らす日本在住の228人を対象に実施された「ドッグフードに関する現状・お悩み調査」の結果をご紹介します。
まず、現在愛犬へメインで与えているフードのタイプを調査しました。
すると、全体の約92%が「市販のフード」を与えているという結果に。
「市販のフード」を選んだ飼い主さんに、どのようにして与えているか聞いたところ、「市販のフードに手を加えたもの」「市販のドライフードのみ」が一番多い回答でした。
次に「市販のドライフードとウェットフードの組み合わせ」「市販のフードと手づくりごはんのローテーション」と回答が続き、「市販のウェットフードのみ」が一番少ない結果となりました。
『愛犬のフード選びで、最も重視するポイントを1つだけ選んでください』と質問したところ、「原材料」という回答が最も多く54%で、「愛犬の食いつき」が12%、「機能性」が8%と続きました。
愛犬の体作りの基本となるフード選び。
原材料を重視する飼い主さんが半数以上を占める結果となりました。
また、『フードを選ぶ際に、参考にする情報源として当てはまるものをすべて選んでください』という設問では、「商品パッケージの説明」の回答数が1位、「メーカー公式サイトの情報」が2位、「SNSやインターネット上の口コミ」が3位といった結果が得られました。
公式な商品の紹介や、パッケージに記載された情報から、愛犬のごはんを選ぶ飼い主さんがとても多いことが分かります。
市販のフードを与えている飼い主さんに対し「市販フードの種類や銘柄を1つに決めずに、定期的に変更するフードローテーションをしていますか」という質問をしたところ、約46%の人が「している」と答えました。
差はわずかにあるものの、半数近い飼い主さんがフードローテーションを愛犬のごはんに取り入れているようです。
フードローテーションを「している」と答えた人に自由回答で理由を尋ねたところ、最も多かった理由は「アレルギー対策のため」(32%)。
次いで「飽きて食いつきが悪くなるから」(26%)、「栄養の偏りを防ぐため」(14%)という理由が挙げられました。
愛犬の体質や性格を重視し、複数のフードを使用している飼い主さんが多いようです。
『今後より良い商品に出会った場合には、フードを切り替える可能性はありますか?』という質問では、「できれば早めに今よりも良い商品に切り替えたい」が7.7%、「今よりも良いと思ったら切り替える可能性がある」が89.0%と、現在のドッグフードからさらに愛犬に合ったフードへ切り替えたいと考えている人が全体の96.7%にも上ることが分かりました。
また、『愛犬のフード・フード選びに関するお悩みを教えてください』と自由回答で聞いたところ、「食いつきが悪い、食べない、すぐ飽きる」との回答が最も多く19%となりました。
続けて、「種類・情報が多すぎてどれを選んだらいいかわからない」が14%、「愛犬の体質や体調に合っているかわからない」「良いと思ったフードの価格が高い」が8%という結果に。
愛犬のことを思い選んだフードでも、思うように食べ進めてくれないことに悩みを持つ飼い主さんが多いことが分かります。
「せっかく選んだフードを愛犬が食べてくれなかった」
「食べてくれたのに体に合っていないみたい」
愛犬の体を大切に思うからこそ、フード選びにはこんな悩みが絶えないですよね。
今回の調査によって多くの飼い主さんが、「愛犬に適したフードがあれば変更したい」という考えを持っていました。
大事な家族のために、フードのタイプ・味・価格帯など、さまざまな角度から選択ができると良いですね。
参考リンク
PR TIMES
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