ペット飼育で負担増?電気代に関するアンケート【ニュース】

ペット飼育で負担増?電気代に関するアンケート【ニュース】

 
日本の夏は年々厳しさを増しています。

私たち人間だけでなく、大切な家族であるペットにとっても、快適な室温を保つことは健康を守る上で欠かせません。

しかし2024年7月には、大手電力会社10社が値上げを発表し、電気代の高騰が家計の負担を増大させていると感じる飼い主さんは少なくありません。

そこで今回は、ペットと暮らす家庭の「電気代節約に関する意識調査」結果をひも解きながら、ペットとの暮らしにおける節電のポイントを探っていきましょう。

 

ペットを飼い始めて電気代は上がった?

main
 
まず最初に、ペットと暮らすようになってから電気代が高くなったかを尋ねました。
すると79%もの人が「ペットを飼い始めてから電気代が高くなった」と回答。
ペット専用家電の利用や、エアコンの長時間稼働などが要因として考えられます。

 

エアコンは24時間つけっぱなし?

sub1
 
続いて、ペットのためにエアコンを24時間稼働させているかと問いには、全体の59%が「はい」と回答しています。

飼育するペットの生態にもよりますが、日本の夏はエアコンなしでは生活が厳しいのが現状です。
また、冬はストーブやファンヒーターに比べ、エアコンは安全性が高いことで使用している飼い主さんも多いでしょう。

 

ペットのために一番電気を使う家電は?

sub2
 
続いてペットのために使用する電化製品を尋ねました。

先ほどの調査からも分かるように、最も多く挙げられたのは「エアコン」で71%。
続いて「脱臭機・空気清浄機」が12%と続きました。

ペットの健康を守るためには、エアコンの使用は避けられないという声が多数寄せられています。

また、脱臭機や空気清浄機の回答が多かったのは、脱走防止やエアコンの使用により窓を閉め切りにするため、匂いや空気の循環を気にする飼い主さんが多いのかもしれません。

 

ペットと暮らす家庭ならではの節電対策は?

sub3
 
最後に、家庭での節電対策を尋ねる問いには、「冷却・暖房グッズを使用」が28%、「特になし」が23%と上位を占めました。

ペットのために使う家電の1位がエアコンであることからもわかるように、28%の家庭がペット用の冷却・暖房グッズを使用してエアコンの電気代を抑える節約策を実施しています。

一方で、「特になし」の回答が多いことから、電気の使用は必要不可欠であると考えている飼い主さんも多いようです。
なかには「ペットのためにかかる電気代ではなく、他の部分で節約を心がける」という意見も挙げられました。

その他、「同じ部屋で過ごす」(16%)や「エアコンの設定温度に気をつける」(11%)、「風通しが良い・日が当たりすぎないようにする」(9%)といった節電方法の回答が見られました。

出典:LIVIAKによる調査

 

まとめ

 
調査の結果から、ペットの健康を第一に考えながらも、無理のない範囲で節電を心がける家庭が多いことがわかりました。
現代の日本でペットを快適に生活させるには、電気代の負担増は避けては通れないものになりつつあります。

室温管理は命や健康に影響するため、使用を控えすぎてもいけませんが、同じ部屋で過ごすようにする、窓から入る熱を出来るだけ減らすといった無理のない範囲で節電対策を試してみてはいかがでしょうか。

 

 

この記事が気に入ったら
いいね !しよう

この記事はいかがでしたか?みんなにシェアしていただけると嬉しいです♪

ブッチ・ジャパンによる愛犬・愛猫との毎日を応援するペットのためのコラムページ『PECOLA(ペコラ)』。犬・猫に関する豆知識や、ペットの健康・しつけなどのお悩みに関する情報をご紹介します。

上へ戻る