フード選びの基準が変化!最重要視するのは食いつき【ニュース】

フード選びの基準が変化!最重要視するのは食いつき【ニュース】

news252

 
毎日の楽しみであり、生きるために必要不可欠なのが食事。
それは人間もワンちゃんも同じです。

多様化するニーズに対応し市場にも多くのフードが登場していますが、その中で「これ!」というものを選ぶのはなかなかに大変なことですよね。

愛犬が気に入ってくれたと思ってもしばらくすると好みが変化したり、栄養面や費用面など総合的に考えた場合に、他のフードの方が良く見えてきたりと、悩んでしまう飼い主さんも多いことでしょう。

そこで今回は最新のフード事情を調査したアンケート結果をご紹介します。

 

しっかり食べてほしいから「食いつき」は大切!

スクリーンショット 2024-01-31 184716
 
まず、フードを選ぶとき、最も重要視しているポイントを尋ねたところ、「食いつき」が23.4%(106人)で最も多くなりました。

2位が「原材料」で16.1%(73人)、3位は「価格」と「仕様(対応年齢や対応犬種など)」が同率で11.0%(50人)、5位が「添加物」の10.6%(48人)となっています。

これまでの調査では、「原材料」や「添加物」をとくに気にする飼い主さんが多かったのですが、今回は「食いつき」を重視する傾向が目立ちました。

もちろん安全性は気になるところですが、ワンちゃんがフードを選り好みしたり、食べ残したり、飽きてしまうといったケースが多く、まずは喜んでしっかり食べてくれなければ意味がないと考える飼い主さんが増えているようです。

 

トッピングを必要とするワンちゃんも約4割

スクリーンショット 2024-01-31 184911
 
現在の愛犬の食べ方を調査したところ、そのドライフードを「トッピング無しでも食べる」という回答は58.9%(267人)で、6割弱となりました。

回答としては最も多いものの、「たまにトッピングが必要」な子は22.1%(100人)で、「毎回トッピングが必要」という子も17.4%(79人)にのぼっています。

「ドライフードをあげていない」という回答も1.5%(7人)あり、ドライフードだけではなかなか食べてくれないワンちゃんが増えてきていることも、「食いつき」を重視する背景にあるのかもしれません。

 

同じフードを長期間食べ続ける子は少数

スクリーンショット 2024-01-31 185038
 
現在、愛犬にあげているフードの継続期間について尋ねたところ、「1年以上2年未満」が98人で最も多く、次いで「6カ月以上1年未満」の88人、「2年以上3年未満」の60人となりました。

「3カ月未満」が29人、「3カ月以上」は58人で、2年未満に該当するのは、全体の約6割になっています。

「8年以上」という回答も33人にみられているほか、ワンちゃんの年齢や病気などでフードを変えざるを得ないケースも考えられるため一概には言い切れませんが、長期間同じフードを継続できるケースは少なくなっている可能性があります。

 

食いつきが悪い原因、実は与えすぎ?

スクリーンショット 2024-01-31 185314
 
種類とともに気になるのはフードの量ですが、どのように与えているか尋ねたところ、「一度パッケージなどに記載されている量を計り、その後は目分量」という回答が37.8%(171人)で最も多くなりました。

2位は「とくに気にしていない、適当」と「パッケージなどに記載されている量を毎回計る」が19.2%(87人)で同率でした。

4位は「体重(カロリー計算)に応じて量を毎回計る」の13.9%(63人)、5位が「体重(カロリー計算)に応じて計り、その後は目分量」の9.9%(45人)となっています。

フードのパッケージに記載されている量は、標準体型のワンちゃんを基準とする大まかな目安にすぎず、個々のワンちゃんのライフスタイルやライフステージなどは考慮されていないため、多すぎ・少なすぎといった問題が出てくる場合もあります。

カロリー計算で管理されている飼い主さんが少なめである結果から考えると、1回に与える量が多すぎるなどするために、食いつきが悪くなっている可能性もあるでしょう。

 

まとめ

今回の調査結果ではなかなか思うように愛犬が食べてくれないことに悩み、できるだけ「食いつき」の良いものを美味しく喜んで食べてくれるものを、と新たなフードを求め模索されている方も多いことが伺われました。

一方で、本当にその子に最適な量を与えることができているのか疑問が残る面もみられ、それゆえに食いつきが悪くなっている可能性も考えられています。

フードは健康を作る何よりの基礎となるもの、毎日摂るものだからこそ、安全性や嗜好性、適正量など、さまざまな観点から考え、バランス良く管理してあげたいですね。

 

 

この記事が気に入ったら
いいね !しよう

この記事はいかがでしたか?みんなにシェアしていただけると嬉しいです♪

ブッチ・ジャパンによる愛犬・愛猫との毎日を応援するペットのためのコラムページ『PECOLA(ペコラ)』。犬・猫に関する豆知識や、ペットの健康・しつけなどのお悩みに関する情報をご紹介します。

上へ戻る