猛暑が列島を襲う7~8月は、ワンちゃん・ネコちゃんが熱中症や脱水症状を起こしやすい季節。
飼い主さんは普段以上に愛犬愛猫の様子に気を遣わなくてはいけません。
なかでも大切なポイントは水分補給です。
周知のとおり、適切に水分を摂取することで熱中症や脱水症状を予防することができます。
そこで今回は皆さんの愛犬・愛猫の水分補給に関する意識について、ペット保険比較のピクシー(https://pi-xy.co.jp/)が調査した最新結果をご紹介します。
まず夏場にワンちゃん・ネコちゃんの水分補給に気をつけているかどうか尋ねたところ、「はい」が61%、「どちらかといえばはい」が34%で、95%の飼い主さんが意識的に注意してることが分かりました。
暑さに弱く、熱中症や脱水症状リスクの高いワンちゃん・ネコちゃんにとって、水分補給はとても大切です。
飼い主さんもその重要性をよく理解しているということでしょう。
続いて夏の水分補給で具体的に何を意識しているか尋ねたところ、1位は「水をこまめに取り替える」の76%でした。
新鮮な水ならワンちゃん・ネコちゃんも喜びますし、安心して与えられますね。
2位は「水飲み場を複数用意する」が12%、3位には「自動給水器を使用する」と「フードやおやつをウェットタイプへ」が4%と続きました。
5位には「スープを与える」の2%が入っています。
どこでもすぐに適切な水分をとれる環境を整えるほか、食べ物で工夫する傾向も見られました。
暑い夏の間、愛犬・愛猫の水を1日にどの程度取り替えるか回数を尋ねた結果では、「1日3回」が最多で32%、次いで多いのが「1日2回」の30%でした。
さらに「1日4回以上」という回答も13%にのぼり、1日2回以上交換してあげている飼い主さんが75%を占めていることが分かりました。
水も傷みやすい季節なので、しっかり管理している方が多いようですね。
続いてどんな容器で水をあげているかも尋ねたところ、「プラスチック製」容器が40%で最も多く、2位は「陶器」の26%、3位が「ステンレス製」の20%でした。
ワンちゃん・ネコちゃんがあまり水を飲みたがらない場合、容器の材質や形状が好みに合わないというケースもあるようです。
愛犬愛猫にあった容器で与えられるよう工夫してあげてみてください。
ワンちゃん・ネコちゃんは自ら不調を訴えることができないため、飼い主さんが体調や様子を見てあげなくてはいけません。
そこで飼い主さんは脱水症状をどんな点でチェックしているのか尋ねたところ、1位は「鼻が乾いている」で39%の回答を得ました。
ワンちゃん鼻が乾いている状態は加齢によるものや、眠い時によく見られます。
しかし、脱水症状の時にも見られるため、愛犬の様子を見ながら判断するとよいでしょう。
続く2位は「元気がない」の27%、3位は「呼吸が荒い」の18%でした。
いつもと違いぐったりしていたり、呼吸が速くなっていたりするのは夏バテや脱水のサインの可能性があるので注意が必要です。
以下「食欲がない」の11%、「歯茎が乾いている」は4%、「皮膚の弾力がない」の1%などとなりました。
熱中症や脱水症状は、放っておくとワンちゃん・ネコちゃんの命にも関わる問題です。
普段からしっかり水分補給を促してあげることはもちろん、気になる変化があれば、早めに獣医さんに診てもらうなど適切な対処をとりたいですね。
参考リンク
PRTIMES
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