何種混合を受けさせていますか?犬猫のワクチンに関するアンケート【ニュース】

何種混合を受けさせていますか?犬猫のワクチンに関するアンケート【ニュース】

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みなさんは愛犬愛猫にワクチン接種をしていますか?

ワクチンは事前に接種することで、特定のウイルスや細菌に対し免疫力を作る医薬品。
狂犬病の予防接種はドッグオーナーの義務ですが、その他のワンちゃんネコちゃんの混合ワクチンは飼い主さんの判断に委ねられています。

ワンちゃんネコちゃんのワクチンは、「~種混合ワクチン」のように複数の病気に対応するものが一般的です。
飼い主さんたちは何種類に対応したものを接種させているのでしょうか。

今回は、ワクチン接種の現状についてまとめたアンケート結果を紹介します。

 

接種するワクチンは「狂犬病ワクチン」が半数以上

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ワンちゃんに接種するワクチンを見てみると、やはり法律によって接種が義務付けられている「狂犬病ワクチン」(56.1%)が最多という結果に。
病気を理由に獣医師の診断によって接種が猶予される場合もありますが、ワンちゃんを飼育する以上は接種が必要です。

2位は「5種混合ワクチン」(20.7%)、3位「6種混合ワクチン」(20.3%)、4位「8種混合ワクチン」(12.8%)続きました。
かかりつけの動物病院で接種可能なワクチンの種類にもよりますが、多くの飼い主さんがこの3つから選んでいるようです。

また、ワクチン接種を「していない、する予定はない」は0.3%にとどまっており、大半の飼い主さんが何らかのワクチン接種を行っていることが分かりました。

 
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ネコちゃんに接種するワクチンは、猫ウイルス性鼻気管炎、猫カリシウイルス感染症、猫汎白血球減少症(猫パルボウイルス感染症)を予防する「3種混合ワクチン」(72.0%)が、2位を大きく引き離して最多でした。

 

ワクチン接種費用の最も多い価格帯

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ワクチン接種の価格帯では、ワンちゃんは「5,000円以上7,000円未満」(27.1%)、ネコちゃんは「3,000円以上5,000円未満」(40.8%)が1位となりました。

これは、「狂犬病ワクチン」や「3種混合ワクチン」など、比較的高額なワクチンが上位に並んだ結果ともいえます。

 

ワクチンの種類を選んだ理由や目的は?

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ワクチンを選んだ理由では、ワンちゃんネコちゃんともに最も多いのは「獣医師からの勧め」(犬83.2%、猫74.6%)で、圧倒的多数でした。

また、ワンちゃんは2位に「ほかの動物と接触の可能性があるから」(11.6%)となっていますが、ネコちゃんは「完全室内飼いのため」(27.7%)が2位でした。

外出の機会が多いワンちゃんと、室内飼いが多いネコちゃんとでは、ワクチンの選択状況についても、違いがみられます。

 
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ワクチン接種の目的では、ワンちゃんネコちゃんともに「ペットの病気を予防するため」(犬88.4%、猫95.4%)が最多でした。

ワンちゃんは「法律で義務付けられているため」(54.1%)が2位に続きます。
ワンちゃんは狂犬病ワクチンの接種義務があり、またドッグランやトリミングサロンといった施設を利用する際にワクチン接種が必要となるケースも多いので、このような結果になったと考えられます。

ネコちゃんには法律によるワクチンの接種義務はありませんが、ネコちゃんはワンちゃんに比べて外に出る機会があまりないので、病気の予防に集中したと見られます。

 

まとめ

家族の一員であるペットの健康管理は、飼い主さんにとって大切な問題です。

今回のアンケート結果からも、多くの飼い主さんがペットへのワクチン接種を行っていることがわかりしまた。

ワクチン費用は、感染病などかかった場合の治療費に比べると、かなり低く抑えられます。

ペットの健康と幸せを守るためにも、獣医師と相談しながら適切なワクチンを選び、定期的な接種を行うことをおすすめします。

 

 

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