ワンちゃん・ネコちゃんと暮らしている飼い主さんにとって、ペット相談可の物件はありがたい存在です。
しかし、ペットが住める物件は家賃が高いイメージがありますよね。
部屋を借りるならできる限り家賃の安いお部屋に住みたいというのが正直なところですが、実際にはどうなのでしょうか?
今回は「ペット相談可物件が多く、家賃が安い駅ランキング(東京都23区)」を紹介していきます。
最近では、社会全体でペットも「家族の一員」として認識されつつあります。
物件を貸す側も、このような社会のニーズをくみ取っていると考えられます。
実際に、LIFULL HOME’Sに掲載されていた一都三県の「ペット相談可物件」割合の月別推移は、2020年1月時点で14%だったのに対し、2022年12月では18.4%に。
3年間で約4.3%増加する結果となりました。
ペット相談可物件が増えてきているとはいえ、まだまだ一般的に普及しているとは言えないでしょう。
実際にペット相談可物件を探したことがある人に、「物件探しをしていて感じたこと」を聞いてみたところ、「物件数が少ない」、「家賃が高い」、「サイズや頭数に制限がある」という回答が並びました。
1位の「物件数が少ない」については圧倒的票数が集まっているため、飼い主さんのニーズを満たす物件は少ないことが伺えます。
東京都のペット相談可物件とそれ以外の物件の平均家賃を比較してみましょう。
単身者向け(5〜34㎡)では、ペット相談可以外の平均家賃が86,026円、ペット相談可物件は98,804円と12,778円高い結果に。
ファミリー向け(35〜100㎡)では、ペット相談可以外の平均家賃が176,175円に対してペット相談可物件は203,546円と、27,371円の差がでました。
やはりイメージ通りにペット相談可能物件は、総じて家賃が高い傾向にあることがわかります。
「東京都23区内のペット相談可物件が500件以上ある駅の平均家賃が安い駅ランキング」では、1位が四ツ木駅で78,983円、2位が青井駅で80,367円、3位が浮間舟渡駅で82,917円、4位が京成立石駅で83,897円、5位が荏原中延駅で88,120円という結果になりました。
家賃を抑えたペット相談可物件を探している方は、参考にしてみてくださいね。
調査の結果、東京23区でペットと暮らすためには、単身で約8~9万円、ファミリーで約20万円の家賃がかかることがわかりました。
単身にしてもファミリーにしても、ペット相談不可の物件よりは相談可物件の方が家賃が高い傾向にあります。
ペットを迎える際は今よりも家賃が高額になることに注意して、きちんと準備しておきましょう。
参考リンク
LIFULL
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