犬種や年齢によって違う?飼い主さんが意識している愛犬のケアとは【ニュース】

犬種や年齢によって違う?飼い主さんが意識している愛犬のケアとは【ニュース】

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愛犬の健康管理のため、体の状態や体調チェックを欠かさないという飼い主さんは多いでしょう。

自ら体調不良を訴えてはくれないため、出来るだけ早い段階で異変や変化に気付いてあげたいですよね。
愛犬の健康管理は私たちの責任と言えます。

そこで今回は、飼い主さんが愛犬にケアしてあげたい項目についてのアンケート結果をまとめました。
グラフで分かりやすく紹介します。

 

全体では約5人に1人が痒み、口腔ケアを意識している

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飼い主さんがケアしたいと思っている項目について尋ねたところ、全体の統計では「痒み」の回答が最多で、次点で「口腔」が多い結果となりました。
痒みと口腔と回答した方がそれぞれ20%に近かったことから、約5人に1人が悩んでいることがわかりました。

その他の回答としては、「腸内」「関節」「瞳」「腎臓」がそれぞれ約10%に近い結果であり、ワンちゃんの見た目に現れやすい項目が選ばれたと推測できます。

 

痒みケアと口腔ケアを意識する飼い主さんには強い相関がある?

続いて飼い主さんがケアしたいと思っている項目間の相関関係について注目してみましょう。
例えば瞳ケアを意識している方は目元のケアも意識しやすいといった傾向があるようです。
複数回答で選んだ項目をグラフにまとめているので、見ていきましょう。

<痒みを意識している飼い主>
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 <口腔を意識している飼い主>
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 <腸内を意識している飼い主>
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 <関節を意識している飼い主>
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 <瞳を意識している飼い主>
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ケアしたい項目ごとの統計結果としては、痒みケアを意識している方は「口腔」を、口腔ケアを意識している方は「痒み」をそれぞれ最も意識していることが分かりました。

項目間の選択傾向には必ずしも関係があると断言することはできませんが、関係がある可能性を感じさせる結果となりました。

続いて腸内ケアを意識している方は「痒み」を最も意識し、関節ケアを意識している方は「口腔」を意識する傾向があります。
瞳ケアを意識している方は「目元」が約11%となり、他の統計より高水準であることがわかります。

 

年齢別で意識する項目が違う

次に愛犬の年齢によって飼い主さんが意識する項目に違いがあるのかを見ていきましょう。

<0歳>
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 <1〜6歳>
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 <7〜12歳>
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 <13歳以上>
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まず0歳の場合は「目元」を最も意識している方が多く、1~6歳の場合は「痒み」、7歳以上の場合は「口腔」をそれぞれ最も意識しているという結果となりました。

また13歳以上の場合は、他の年代と比べて「関節」を意識している方が多い傾向にあります。
加齢と共に意識している項目が変化していることがわかりますね。

 

ケアを意識する項目には犬種との関係性がある

最後に犬種と意識する項目に関連性があるのかを見ていきましょう。

<トイ・プードル>
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 <チワワ>
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 <柴犬(豆柴も含む)>
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 <ミニチュア・ダックスフンド>
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トイ・プードルの飼い主さんは「瞳」と「目元」、チワワは「肝臓」と「心臓」を意識している方が多いことが分かります。
次いで柴犬は「痒み」と「口腔」、ミニチュア・ダックスフンドが「口腔」「関節」という結果に。

この結果から、年齢だけでなくワンちゃんの犬種によっても意識するケア項目は変わってくることが分かりますね。
ワンちゃんの遺伝子や体の構造的にかかりやすい、なりやすい病気や怪我があるため、このような傾向が見られるのかもしれません。

 

まとめ

調査の結果、愛犬のケアしてあげたい項目には品種や年齢と関係性があることがわかりました。

現状気になることがなかったとしても、愛犬の加齢に伴ってケアが必要な部分が生まれてくる可能性があります。

日々の生活の中でしっかりと愛犬に目を向け、ケアが必要な箇所に早い段階で気が付けるようにしましょう。

 

 

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