ここ数年、街中で洋服を着ているワンちゃんを見かけることが増えた気がします。
可愛いらしいデザインのものや機能性を取り入れた洋服もあり、店舗やインターネットで豊富なラインナップを見ることが出来ます。
しかし、ワンちゃんに洋服を着せることは人間のエゴなのか?と悩む飼い主さんもいるかと思います。
今回は犬を飼っている122人に聞いた「犬の洋服に関するアンケート」の結果をご紹介します。
まず「ペットに洋服を着せていますか?」という質問では、「はい」と回答した人が47.5%、「いいえ」と回答した人が52.5%という結果になりました。
ワンちゃんと暮らしている方の半分くらいは、洋服を着せることがあるようです。
ワンちゃんの体のサイズ別に洋服を着せているかを調査する質問では、「小型犬」が62.1%、「中型犬」が24.1%、「大型犬」が3.4%に。
小型犬に洋服を着せている方が圧倒的に多く、大型犬に洋服を着せている方はあまり多くないことがわかりました。
町中で見かけたワンちゃんを思い返してみても、洋服を着ているのは小型犬が多いのではないでしょうか。
ワンちゃんに洋服を着せている方に、洋服を着せる意味を聞いてみました。
すると、「寒さ対策のため」という回答が47.4%、「汚れ防止のため」と「かわいいから」という回答が共に17.5%、「抜け毛防止のため」「映えのため」「洋服を着せることが当たり前」が共に5.3%、「おしゃれさせたい」が1.8%という結果になりました。
約半数の方は、寒さ対策を目的として洋服を着せているようです。
「かわいいから」「映えのため」と回答した方も少なくないことから、純粋な見た目のかわいさから洋服を着せている方が一定数いることがわかります。
洋服を着せる理由を問う質問において、「かわいいから」と回答した方を対象に行われた「洋服を選ぶ時に重要視することは?」という質問では、1位が「かわいさ」2位が「機能性」3位が「低コスト」という結果になりました。
洋服を選ぶ時には、着せた時のかわいさだけでなく機能性も重視されている方が多いようです。
かわいい洋服だったとしても、着せた時にペットが嫌がるのであれば着せることを躊躇ってしまいますよね。
また洋服を着せる理由を「寒さ対策」と回答した方に聞いたところ、1位が「機能性」、2位が「丈夫さ」、3位が「低コスト」という結果になりました。
寒さ対策目的で洋服を着せている方は、機能性や丈夫さを重視しており、見た目のかわいさは特別求めていないことがわかりました。
洋服を着せる理由を問う質問において、寒さ対策と回答した方を対象に行われた「洋服をどこで着せていますか?」という質問では、「どちらも」が48.1%、「外」が40.7%、「家の中」が11.1%という結果になりました。
犬種によっては、室内であっても寒さを感じることから、室外だけでなく室内でも変わらず洋服を着せている方が多いとわかりました。
「実際に着せた後、変化はありましたか?」という質問では、「寒さで震えなくなった」という回答が最も多く35.8%、「外で歩くようになった」が11.9%、「シャンプーの頻度が減った」が11.9%、「抜け毛が少なくなった」が10.5%と続きました。
寒さで震えていることがわかるのであれば、洋服を着せることで体を守ってあげることが必要なのかもしれません。
アンケートの結果、愛犬の寒さ対策として洋服を着せる飼い主さんが多くいることが分かりました。
洋服を選ぶ際には可愛さや機能性も重視したいですが、愛犬に似合うかどうかも大切なポイントですね。
また、寒さで震えなくなったりシャンプーの頻度が減ったりと、洋服を着せることのメリットも多いことが伺えます。
もしも愛犬が寒さで震えていたり、外出のたびに体が汚れていたりするのであれば、洋服を着せてあげるか考えてみて良いかもしれません。
参考リンク
petan
この記事はいかがでしたか?みんなにシェアしていただけると嬉しいです♪
ブッチ・ジャパンによる愛犬・愛猫との毎日を応援するペットのためのコラムページ『PECOLA(ペコラ)』。犬・猫に関する豆知識や、ペットの健康・しつけなどのお悩みに関する情報をご紹介します。