ペットとのお別れをどう乗り越える?ペットロスに関する意識調査【ニュース】

ペットとのお別れをどう乗り越える?ペットロスに関する意識調査【ニュース】

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ペットブームと共に広まりつつある「ペットロス」という概念。

ペットロスとは、大切なペットを失った際に受ける精神的ダメージのことを指しますが、実際にはどの程度の人がペットロスを経験したことがあるのでしょうか?

今回は、これまでにペットの飼育経験がある人391名に聞いた「ペットロスに関する意識調査」の結果を紹介していきます。

 

約4割がペットロスを経験

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最初に行われた「ペットロスを経験したことはありますか?」という質問では、「言葉も知っており経験もしたことがある」が43.2%、「言葉は知っているが経験したことはない」が40.2%、「言葉も知らず経験もしたこともない」が16.6%という結果となりました。

ペットの飼育経験がある人には、ペットロスという言葉はかなり浸透していながらも、実際に経験をしている人は半数程度ということがわかりました。

 

ペットロスの乗り越え方1位は「写真や思い出の品を飾る」

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続いての「ペットロスを経験したことのある人は、どのように乗り越えましたか?経験したことない人は、効果的だと思うものを選択してください」という質問では、「写真や思い出の品を飾る」が32.2%、「家族でペットについて語り合う」が32%、「後悔のない葬儀を行う」が29.7%、「新しいペットを飼う」が19.2%という結果となりました。

ペットロスを乗り越える方法は人それぞれではありますが、写真などの思い出の品を飾ったり、同じ悲しみを感じている家族と語り合ったりすることで乗り越えようと考える人が多いようです。

一方で「その他」と回答した人は15.6%で、その大半は乗り越えられていないと回答していました。

ペットロスは簡単に乗り越えられるものではなく、中にはロス状態から抜け出せないままでいる人も少なくないようです。
大切な家族ですから、そのような心理状態になる可能性は誰にでもあるものです。

愛犬との別れを思い出して悲しい気持ちになる時は、楽しかった時の日々を思い返したり、家族や友人と語らってみてはいかがでしょうか。

 

約7割が「ペットの存在は家族と同じ」と回答

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最後に「あなたにとって、ペットとはどのような存在ですか?」という質問をしたところ「家族が優先ではあるが、ほぼ同等」という回答が最も多く40.7%、次点で「家族と全く同等」が32.2%、「家族との区別は明確につけている」が17.9%、「家族と捉えたことはない」が9.2%という結果になりました。

約7割の人が、ペットのことも家族と考えていることから、社会全体でペットの家族化の意識が高まっていることがうかがえます。
しかし、「ペットを家族と捉えたことはない」との回答も少なからずあるため、動物愛護や飼育放棄における啓蒙活動などが積極的に取り組まれている今の社会的背景も推測できます。

※「サンセルモsorae調べ」

 

まとめ

 
調査の結果、ペットロスという言葉は広く浸透しつつあり、ペットを家族のように扱う人が増えてきていることがわかりました。

ペットを飼育する以上、ペットロスから逃げることはできません。
だからこそ一緒に過ごす時間を大切に、楽しい思い出をたくさん作っていきたいですね。

 

 

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