ワンちゃんあっての名ドラマ!あなたが忘れられない作品は?【ニュース】

ワンちゃんあっての名ドラマ!あなたが忘れられない作品は?【ニュース】

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毎クールさまざまに趣向を凝らした作品が制作・放映されている各局のドラマの数々は、今も昔も私たちを楽しませてくれるものです。

ドラマ出演を通じ、その役柄から一気に注目を集める俳優さんも多くいらっしゃいますが、人間だけでなく、登場したワンちゃんが話題になることもありますね。

作品を盛り上げる重要な役割を担ったり、意外な設定で人間以上の主役級な役を演じたりと、登場の仕方はそれぞれですが、愛犬家ならワンちゃんが出演しているだけで、思わず他作品より注目して観てしまうところもあるのではないでしょうか。

もしかすると、ドラマ作品をきっかけに演じるワンちゃんのファンになったという方もいるかもしれません。

そこで今回は「犬が印象的なドラマ」について、愛犬・愛猫家などペットを愛する人々のためのお役立ち情報メディア「pepy」が行ったアンケート結果をランキング形式で紹介します。

 

第5位「ナンバMG5」

第5位は2022年4月期にフジテレビ系列で放送された「ナンバMG5」で、55票を獲得しました。

「週刊少年チャンピオン」掲載、小沢としお先生の同名人気漫画を原作とする作品で、最強ヤンキーと真面目な高校生の二重生活が笑いあり、涙ありのドラマとして展開されました。
出演したワンちゃんは、「松」の名で呼ばれる茶色の柴犬。
主人公・難波剛の二重生活の秘密を知る、難波家の番犬として登場しました。

この作品を選んだ方からは、次のような声が寄せられています。

『犬の言う事や口調がめちゃくちゃ面白くて、ハマってます。ドラマ毎週楽しみに見てますが、松が理由の一つです。』(兵庫県53歳女性)
『かわいいワンコなのに声がおっさんみたいなのがおもしろいです。』(大阪府53歳女性)

声やセリフと見た目とのギャップを含め、作品を盛り立てる存在となり、見る人を魅了している様子がうかがわれました。

 

第4位「動物のお医者さん」

第4位は2003年にテレビ朝日系列で放送された「動物のお医者さん」で、67票を獲得しました。
原作は「花とゆめ」に掲載された佐々木倫子先生の手による同名漫画ですが、ストーリー進行などは一部変更されています。

主人公で獣医師を目指す学生、西根公輝(ハムテル)の日常がコメディタッチで描かれていく作品で、このハムテルの飼い犬としてシベリアンハスキーの「チョビ」が登場します。
般若のような顔でありながら、とても従順で心優しいチョビは一躍人気者に。
ドラマ放送時には、シベリアンハスキー・ブームを巻き起こしたことでも知られ、それだけ多くの人々に印象的かつ魅力的に映ったと言えるでしょう。

この「動物のお医者さん」を選んだ方からは、次のような声がありました。

『獣医師学科の生徒が主人公という中で飼い犬という役割が非常に大きく、またマスコット的な役割も担っているため。』(福岡県31歳女性)
『漫画から描写が細かく好きでしたが、シベリアンハスキーという犬種の認知度が一気に上がった作品でもある』(埼玉県52歳女性)

ドラマの本放送からは、20年近くの時が過ぎた作品ですが、原作漫画ファンも含め、今なお「チョビ」の人気は継続していることがうかがえます。

 

第3位「結婚できない男」

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 出典:Amazon

第3位には、関西テレビ放送企画、同局及びメディアミックス・ジャパンの制作により、フジテレビ系列で2006年に第1シリーズが、2019年に第2シリーズが放送された「結婚できない男」が選ばれました。

69票を獲得したこの作品は、仕事の評価も高くルックスも悪くないのに、偏屈で皮肉屋な性格ゆえに、高級マンションでひとり暮らしの生活を続ける主人公、建築家の桑野信介の物語。
偏屈とはいえ、どこか憎めない桑野を阿部寛さんが巧みに演じ、ある女性との出会いから恋愛、結婚を模索していく姿をコミカルに描きました。

登場したワンちゃんは、主人公の隣人が飼うパグ犬の「ケン」ちゃんで、その愛らしさもたびたび話題となりました。

「結婚できない男」を選んだ方からは、次のような声が寄せられています。

『大柄な男に小さな子犬でアクセントが効いていて、ドラマ自体も面白かったから。』(岡山県32歳男性)
『ストーリーが抜群で、パグのケンちゃんも絶妙なタイミングで良い味わいの表情で登場するのでとにかく引き込まれる。』(宮城県41歳女性)
『人とは波長が合わない阿部寛が、犬のケンには見つめ合うシーンが何度も続くうちにだんだんと心を開いていく様が印象に残っている。』(神奈川県53歳男性)
『かわいすぎます。主人公の阿部さんとだまって見つめあうシーンが何度か出てきて、何度見ても大笑いしますし、癒されます。』(東京都53歳女性)

テンポ良く見る者を引き込んでいくストーリー展開とともにかわいく、絶妙な表情で登場するパグの「ケン」ちゃんが魅力的で、印象に残っているという方が多くみられました。

 

第2位「マルモのおきて」

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 出典:FOD

第2位には、2011年にフジテレビ系列で放送された「マルモのおきて」が97票で選ばれました。

阿部サダヲさん演じる主人公、30代独身のサラリーマンである高木護(マルモ)が、亡くなった親友の忘れ形見である幼い双子を引き取り、懸命に育てながら共に生きていく姿が描かれた作品です。

子役として主演を果たした芦田愛菜さん、この作品が出世作となった同じく子役の鈴木福さんの二人が役名の「薫と友樹、たまにムック。」の名義で担当した主題歌「マル・マル・モリ・モリ!」は、エンディングで流れた二人のダンスとともに大好評となり、社会現象的ブームになりました。

ここに登場するのが、ミニチュア・シュナウザーの「ムック」。
主人公と双子とだけ会話ができる不思議な存在として人気を集めました。

「マルモのおきて」を選んだ方からは、次のような声がありました。

『犬が喋っていたのと、芦田愛菜ちゃんとダンスしていたのが印象的だったため。』(東京都28歳女性)
『喋る犬の可愛い感じと3人を見守る姿に感動しました』(福岡県36歳女性)
『会話の掛け合いがよかったし、毛むくじゃらな感じがかわいいから。』(静岡県41歳女性)
『ドラマが終わる前ぐらいから、シュナウザーの人気が凄かったのを覚えている』(神奈川県44歳男性)

喋るワンちゃんが登場する作品は多くありますが、主人公ら3人との掛け合いや、自然体のかわいらしさに魅了された方が多く、さらに人に寄り添い見守る姿に感動を覚えた方も少なくなかったようです。

 

第1位「家なき子」

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 出典:Amazon

並み居る強豪を抑え、栄えある1位に輝いたのは153票を獲得した「家なき子」でした。

1994年、1995年に日本テレビ系列で制作・放送されたテレビドラマの名作で、1994年12月には劇場版の公開もなされました。
家庭内暴力を受ける小学生の少女が、理不尽な環境下、波乱に満ちた人生となりつつも、困難に負けることなく生きていく姿が描き出された作品。
「同情するなら金をくれ!」のセリフで知られる主人公「相沢すず」を演じた安達祐実さんを、一躍有名にしたドラマとしても知られています。

そんなすずの相棒として登場したのが柴犬の「リュウ」。
孤独な主人公にリュウが寄り添う姿を見て涙した方も多いでしょう。

「家なき子」を選んだ方からは、次のような声がありました。

『中島みゆきの主題歌の歌詞が犬目線で書かれているぐらい、主要なキャラだから』(山口県38歳男性)
『いつも安達祐実に寄り添っている忠犬ぶりが印象的だったから。』(千葉県41歳女性)
『安達祐実を見上げるリュウの凜々しい表情が印象的』(沖縄県56歳男性)
『これでもかと言うほど辛いストーリーの中、リュウの存在は癒された記憶がある』(大阪府60歳女性)

すずのピンチを救う忠誠心の高さや、凜々しい表情が柴犬の魅力ともマッチし、強く印象に残ったという方が多かったようです。
また、重いテーマの辛いストーリーだからこそ、ワンちゃんの存在に癒やされた方も見られました。

 

6位以下にも記憶に残る作品が多数!

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惜しくもトップ5からは外れましたが、6位以下にも魅力的なワンちゃんの登場するドラマ作品が数多く挙がりました。

第6位に選ばれたのは、2011年に日本テレビ系列で放送された「デカワンコ」で、23票を獲得しました。
多部未華子さん演じるヒロインの天真爛漫な可愛らしさ、天然すぎる魅力とともに、シェパードのカリスマ警察犬「ミハイル」らの活躍がユニークなコメディタッチで描かれ、印象的な作品となっていました。

第7位は「犬飼さんちの犬」と「刑事犬カール」が10票を獲得し、同率でランクインしています。
「犬飼さんちの犬」は東名阪ネット6加盟局、日本テレビ系列のSTV、独立UHF局の岐阜放送、テレビ東京系列のTVQによる共同制作ドラマとして2011年(一部地域では放送期間が異なる)に、「刑事犬カール」はTBS系列で1977年~1978年に、それぞれ放送されたドラマです。

第9位には「犬を飼うということ~スカイと我が家の180日~」が獲得票8票でランクインしました。
2011年にテレビ朝日系列のナイトドラマとして放送された作品で、壊れかけた家族に1匹の子犬が加わったことをきっかけとして変わっていくそれぞれの姿が描き出されていました。

第10位には「南極大陸」が6票を獲得し、選ばれています。
映画としても名高い名作ですが、2011年にTBS系列で同局開局60周年記念番組の集大成として、木村拓哉さん主演でドラマ化されました。
人間とワンちゃんの絆を描きだした不朽の名作として再び注目され、感動を覚えた方も多かったのではないでしょうか。

 

まとめ

最新作から年数を経たものまで、作風も多彩に、名作ドラマが揃うランキングとなりました。
どの作品でも、ワンちゃんはストーリーに欠かせないキャラクターとして描かれており、感動や癒し、笑いを与えてくれる重要な存在であることが分かります。

最近では動物病院や保護活動などを舞台に、ワンちゃんを主軸とした映像作品も数多く見られるようになりました。
皆さんも、お気に入りの作品に出会えるといいですね。

 

 

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