多頭飼いの割合は？複数ワンちゃんとの散歩についてアンケート【ニュース】 │ ブッチ・ジャパン公式通販サイト

 
最近では、多頭飼いや多頭飼育という言葉を耳にするようになりましたね。
多頭飼いとは文字通り複数のペットと暮らすことを指します。

同時に2頭を迎える家庭もあれば、先住のワンちゃんの次に新しい子を迎えた家庭もあるでしょう。
性格や相性もありますが、多頭飼いであれば飼い主さんがいない時間もひとりぼっちにはならず、寂しい思いをしなくてすみますね。

そうした魅力ある多頭飼いですが、1匹の時にはなかったお世話の大変さや、愛情の注ぎ方の工夫が必要になるといった、事前に知っておきたい課題が少なからずあるようです。

そこで今回は、ワンちゃんと暮らす飼い主さん500人を対象にpepy株式会社が実施した、多頭飼いとワンちゃんのお散歩に関する調査結果を紹介します。

複数のワンちゃんと暮らす人は全体の1割

 
まず、ワンちゃんを何頭飼っているか尋ねたところ、「1頭」という飼い主さんが444人で圧倒的に多く、88.8％を占めていました。
一方、複数のワンちゃんと暮らす多頭飼いの飼い主さんはまだまだ少数派で全体の11.2％という結果に。

比較的多いのは「2頭」の44人、「3頭」の8人といった回答ですが、中には7頭、8頭といった、まさにワンちゃんたちに囲まれて暮らす生活を送っている方も見られます。

ペースも違うワンちゃんたちのお散歩、みんなはどうしてる？

 
続いて、2頭以上のワンちゃんと暮らしていると回答した56人を対象に、どのようにお散歩を行っているかを尋ねました。

すると「2頭以上を一人で同時にお散歩する」が57.1％で最も多く、「2頭以上を複数人で同時にお散歩する」が17.9％、「1頭ずつお散歩する」は16.1％という結果に。
基本的には、2頭以上となっても1人の飼い主さんがみんなを連れて同時にお散歩しているケースが多いようです。

「2頭以上を一人で同時にお散歩する」とした方からは、次のような理由が挙げられました。
『時間がないのでそのようにしている。2匹もその方が楽しそうに見えるから』
『犬が一緒の方が喜ぶし自分の散歩の回数も1回で済み、時間を有効に使えるから』

続いて「2頭以上を複数人で同時にお散歩する」という方の場合では、次のような理由がありました。
『大型犬と小型犬なので、大きさが違いすぎて1人ではお散歩が大変。1人だとフンを拾うのも苦労するので』
『大型犬でそりを引く犬種なので、一人で2頭を散歩させるのは大変』

皆で仲良く出かけたいけれど、体格の違いや大型のワンちゃんで力が強いため、1人の飼い主さんでは難しいという方が、複数人での同時実施を選んでいるようです。

一方、「1頭ずつお散歩する」という方からは、次のような理由のコメントが寄せられました。
『2匹の散歩のペースが異なるので』
『同時に行くと暴れるので』

ワンちゃんの大きさや性格にもよりますが、歩く速さに違いがある場合には、1頭ずつのお散歩の方が安心ですね。

複数のワンちゃんとのお散歩はやっぱり大変？！

 
2頭以上同時にお散歩を行っている方に、お散歩中、困った経験があるか尋ねました。

すると「困ったことがある」飼い主さんが52.4％、「ない」飼い主さんは47.6％と、約5ポイントの差で「困ったことがある」が多い結果となりました。

具体的にどんなことに困ったか、フリーコメントで回答を求めると、以下のような声が寄せられました。
『それぞれが違う方向へ行き、リードが絡まってしまう』
『一頭が歩かないとき』
『一頭がもう一頭にちょっかいをかけに行くため、リードがすぐに絡まること』
『2頭各々性格が違い、他の散歩している犬に対して態度が違うことがある』

やはり複数のリードの扱いが難しいこと、ワンちゃん同士のペースやテンションの違いから統制がとりにくくなることがあるようです。

お散歩時間は30分弱が約3分の1

 
では、日常のお散歩にどれくらいの時間をかける飼い主さんが多いのでしょうか。

全員に尋ねたところ、「10分未満」が9.8％、「10分～20分未満」は23.0％、「20分～30分未満」が最も多い33.2％で、「30分～45分未満」は17.8％となりました。

1回にかける時間としては、30分未満の方が多くみられますが、「1時間～2時間未満」という方も4.4％あり、中には「2時間以上」という飼い主さんも0.4％と少数ながらいらっしゃいました。

散歩の時間はワンちゃんの年齢や犬種、体の大きさや性格によって異なるので、複数飼育している方はそういった違いでも別々に連れて行く方もいるのかもしれませんね。

まとめ

多頭飼いをされている方は、今回の調査では約1割とあまり多くはありませんでした。
気になるお散歩の実態も調査されましたが、リードが絡まって苦労するなど、複数のワンちゃんを同時にお世話する難しさはやはりあるようです。

とはいえ、かわいい家族が多いことはとても嬉しいことですよね。
いつかは多頭飼いをと夢見ている方や、今、新しい子を迎えることを検討されている方は、ぜひ今回の声も参考に、大変さも踏まえた上でしっかり考えてあげるようにしてくださいね。