ペットカメラを欲しい飼い主さんは6割以上!人気のメーカーは?【ニュース】

ペットカメラを欲しい飼い主さんは6割以上!人気のメーカーは?【ニュース】

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昨今はペット市場が拡大し、さまざまな便利グッズなど愛犬・愛猫家のための暮らしのアイテムが充実してきています。

飼い主さんならではの視点に着目し、埋もれていたニーズをすくう魅力的な商品も増えているため、新商品が出ると、つい気になってしまうという方も多いのではないでしょうか。

中でも、お留守番をさせてしまうシーンに使えるアイテムについては、高い興味関心を持たれている方が多いでしょう。

見守りに使えるペットカメラは、そうしたものの代表的商品です。

すでに活用されている方では、安全・安心に加え、意外な日常の姿を捉えた映像に驚いたり、ほっこりしたり……あまりの愛らしさにSNS投稿したくなる方も増えてきているようです。

今回は全国の愛犬と暮らす353人の飼い主さんを対象に行われた「ペットカメラと愛犬のグッズ」に関するアンケート結果をご紹介します。

 

使用率はまだ低め、欲しい飼い主さんは増加中か

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まず、ペットカメラを欲しいと思うかどうか尋ねたところ、「既に使用している」愛犬家さんは10.2%で、1割強にとどまりましたが、「欲しいと思う」方は61.2%と、6割を超えていました。

「欲しいとは思わない」方の28.6%の倍以上にのぼり、かなりの愛犬家さんがペットカメラに関心を持っていると分かります。

最近では価格帯もリーズナブルになっていますが、どの機種を選べば良いか迷っていたり、設置環境・ネットワーク環境などの面で考慮が必要であったりといった要素が、まだ購入にはいたっていない背景にあるのかもしれません。

 

カメラが欲しい理由は「愛犬の行動を知りたい」

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続いて、ペットカメラが欲しい理由、購入した理由について、複数回答可で尋ねると、トップは「飼い主が不在の時に何をしているか知りたい」の97票でした。

普段は見られないお留守番中の愛犬が、一人でどんな行動をしているのかは、心配であるとともに、気になるところという方が多いようです。

2位は「急な体調不良などのアクシデントに備えたい」の50票、3位が「お留守番できているか心配」の48票でした。

万が一の時に備えたり、より安心してお留守番をさせるために、愛犬の様子をリアルタイムで確認できるペットカメラのニーズは強いようです。
ペットは家族の一員としての認識が定着しつつあるからこそ、当然ともいえる結果ですね。

反対に、「欲しいとは思わない」飼い主さんからのコメントには、以下のようなものがありました。

「現在無くても特に困っていない為」
「ほとんど一緒に居るため不要と感じている」

ほぼ常時、家に誰かがいるなど、そもそも必要性を感じていない方の場合が多いのかもしれません。

また、実際に使用している方からは、次のような声が寄せられました。

「愛犬は高齢で病気持ちなので私はほとんど家にいますが、30分でも買い物に出た時に何かあったら心配なので、念のために買いました」

ほぼ一緒にいることができていても、状況によっては心配が募る、見守りが必要となる場合もありますよね。
そうした方のニーズに、ペットカメラが合致するかたちとなっているのかもしれません。

 

多機能系を1台導入が標準的

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では、実際にペットカメラを使用している飼い主さんは、どのペットカメラを使っているのでしょうか。
今後、購入を検討している方にとっては、特に気になるポイントですよね。

対象となる36人に尋ねたところ、トップはTomofunの「Furbo ドッグカメラ」で7人でした。

2位はパナソニックの「HDペットカメラ」、TP-Linkの「tapo」が4人の同率で続いています。

ペットカメラには、ただ映像で見守るだけでなく、愛犬に動きがあった時に飼い主さんへアラームで知らせてくれるものや、遠隔から声かけができるもの、おやつをあげることができるもの、温度センサーが搭載されたものなど、機種によりさまざまな便利機能がついています。

1位の「Furbo ドッグカメラ」も多機能タイプで、オプションの有料プランサービスもあるなど、ニーズに合わせた多様な使い方ができるようになっており、人気を集めているようです。

また、何台のカメラを設置しているか尋ねた設問では、「1台」が圧倒的最多の32人(88.9%)で、「2台」という飼い主さんが2人(5.6%)でした。

基本的にワンちゃんの生活スペースとして、1台で対応可能なため、1台設置がスタンダードになっているとみられますが、中には「6台」と回答された方もあり、環境によっては複数台での見守りが必要と感じられるケースもあることが分かりました。

 

設置場所は希望も実態もリビングがトップ

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続いて、ペットカメラを設置するなら、どこに設置したいと考える飼い主さんが多いのでしょうか。

複数回答可で尋ねたところ、1位は「リビング」の248人で、2位以下に200人近い差をつけての圧倒的トップとなりました。
これは、普段の愛犬の生活スペースがリビングであるというケースが多いことによるでしょう。

2位は「犬用部屋」の56人、3位が「寝室」の31人、4位に「ダイニング」の28人、5位が「庭」の19人、6位「玄関」の18人などとなりました。

メインの暮らしのスペースや、危険がありそうな場所を中心に選択されているとみられます。

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ペットカメラを導入されている方に、実際に設置しているのがどこかを尋ねた結果でも、「リビング」が30人と圧倒的に多く、最多回答となりました。

以下、2位に「ダイニング」と「犬用部屋」の4人、3位は「寝室」の3人となっています。

 

ペットカメラ、気になる満足度は9割超!

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ペットカメラを導入しようか迷っている飼い主さんなら、すでに設置した先輩飼い主さんが買ってみて、どう感じているか、その満足度が気になるでしょう。

ペットカメラを買って良かったと思うかどうか尋ねた設問では、「買って良かったと思う」とした方が91.7%(33人)にのぼり、「あって良かったが買わなくてもいいと思った」の8.3%(3人)を大幅に上回りました。

留守中の愛犬の様子を確認できる安心感は大きく、設置して良かったと感じている飼い主さんが非常に多いと分かります。

安全・安心ばかりでなく、珍しいおもしろ行動がカメラにとらえられていて、思わず笑ってしまったり、発見があったりといった経験をされている方も目立ちました。

そうした方からのコメントには、下記のようなものがあります。

「普段なら絶対にしない玄関でおしっこを気持ちよさそうにしていた」
「ベッドマットレスを倒して、その頂上にさながらライオンキングのように凜々しく立っている姿をタイミング良くペットカメラで目撃したこと」

愛犬の意外な姿にびっくり、といった体験ができるのも、ペットカメラの良さの1つなのかもしれません。

もちろん、まさに「あって良かった」という危険回避に役立った声も寄せられました。

「怪我をしたとき、帰宅してすぐに対応できたこと」
「愛犬が発作を起こしたことがわかりすぐに帰宅することができた」

やはり怪我や急な体調変化、緊急事態を把握できることは大きな安心につながりますね。
これこそペットカメラ最大のメリットでしょう。

 

まとめ

必ずしもペットカメラは生活に必要なアイテムではありませんが、飼い主さんが愛犬と安心して気持ちよく暮らす環境を整えることに役立つ、現代のサポートグッズといえるでしょう。

愛犬・愛猫のためのグッズについて、飼い主さん達のリアルな意見が垣間見えたアンケート結果になったかと思います。

比較的安価なものも増え、サブスクリプションで利用できるタイプが登場するなど、お試ししやすい環境も整ってきています。
お留守番中の心配・不安など、お悩みがあるなら、一度試してみるのも良いかもしれませんね。

 

 

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