好き嫌いが分かれる？ドライフードを食べない理由と対処法 │ ブッチ・ジャパン公式通販サイト

 
愛犬にいつものドライフードを突然拒否されると、飼い主さんはとても心配ですよね。
健康維持のためにも栄養バランスのとれたフードを食べてほしいところ。

なぜ急にドライフードを食べなくなったのか、どうすれば愛犬の食欲が戻るのか、その原因を探りいつも通り食べてくれるように、愛犬の食事管理に努めている方も多いかと思います。

今回は、ワンちゃんがドライフードを食べなくなる理由と、それぞれの対処法を解説します。

ドライフードを食べない原因

　
 
愛犬がいつも食べていたドライフードを食べなくなるのには理由があります。
ここでは考えられる原因を、ひとつずつ見ていきましょう。

体調不良

愛犬がドライフードを食べなくなった場合、何かしらの健康上の問題を抱えている可能性があります。
大きくは、食欲がなく食べられない場合と、食欲はあるけれども食べることが困難な場合の2通りがあり、以下の不調が疑われます。

上記以外にも食欲不振はあらゆる病気の症状として現れる可能性があります。
病気が原因の場合、食欲不振のほかに下痢やおう吐、元気がないなどの症状が見られることも。

また、食べ物だけでなく水も飲まない場合は緊急度の高い病気の危険性もあるので、早急に動物病院を受診する必要があります。

好みの変化

ワンちゃんも毎日同じものを食べ続けていると飽きてしまうことがあります。
もしくは、元々好みではない、美味しくないけど我慢して食べていたのかも知れません。
また鶏肉・牛肉などお肉が好き、穀類や野菜が好きなど、ワンちゃんの好みにも個体差があります。

ドライフードは食べないけれど、ほかのフードや手作り食、トリーツなら食べるような場合は、単に飽きたか好き嫌いをしている可能性が高いです。

年齢による影響

ワンちゃんには年齢に合ったドライフードを与えることが大切です。

パピーの場合、まだ歯が生え揃っていないため、ドライフードの粒の大きさや硬さが適していない場合もあります。

また、シニア犬の場合は噛む力が弱くなり、ドライフードを噛まずに丸呑みして喉に詰まらせてしまうことも。
形状が食べにくいのに加え、嗅覚、味覚が衰え、食べなくなっている可能性も考えられます。

ストレスや環境の変化

引っ越した、家族が増えたなどの環境の変化や、留守番が多い、工事や自動車などの騒音、飼い主さんとのコミュニケーション不足など、さまざまなストレスによって食欲がなくなることがあります。
また、食事の際に起きた嫌なことがトラウマとなっていることも。

食べないからと叱ったり、無理強いさせたりすると逆効果となります。

気温の変化や季節の影響を受け、食欲が減退することもあります。

ドライフードを食べなくなった時の対処法

　
 
ワンちゃんも家族の一員です。
毎日おいしくご飯を食べられるように、原因を突き止め、対処、改善してあげましょう。

健康状態のチェック

一番最初に確認するべき問題は健康状態です。

健康そうに見えても、ワンちゃんは自分の体の不調を話すことができません。
そのため、まずは獣医師に相談して健康に問題がないかを確認しましょう。

疾患がある場合は、フードを変える必要が出てくる可能性もあります。

前回健康診断をしてから時間が経っている場合は、一度受診を検討するのもおすすめです。

ドライフード以外のものを与えてみる

もしワンちゃんがフードに飽きたり、好き嫌いをしていたりするようなら、ウェットフードやワンちゃんの好きな食材をトッピングしてみたり、手作り食に切り替えてみるのもおすすめです。

ドライフードは有事の際にも保存がきくため完全にやめるのではなく、様々なフードや食材を試してみて愛犬に美味しく食べてもらえるごはんを用意してみましょう。
その際、急にすべての食事を初めて食べる食材に変えてしまうとお腹を下すこともあります。
新しいフードを与える場合は、最初はいつものごはんの1～2割程度を変えてみて、様子をみながら少しずつ割合を増やしていきましょう。

シニア犬にドライフードを与える時には、ワンちゃん用のスープやシニア犬用のヤギミルクなどでふやかして与えることが多いですが、一度愛犬に適したフードを獣医師に相談するのも良いでしょう。

ストレスをなくす

体が健康で、フードを切り替えてもドライフードを食べない場合は、ストレスが原因かもしれません。
まずは、食事を与える場所を変えるなど、愛犬がリラックスできる環境を整えます。

また、愛犬に淋しい思いや不安な思いをさせていませんか？
愛犬とのスキンシップを怠らず、ストレスのサインを出していないか、日ごろからしぐさを観察することが大切です。

まとめ

ワンちゃんがドライフードを食べなくなる理由は多岐にわたります。

嗜好性のみならず、体調や環境の変化が原因である可能性がありますので、この記事を参考に原因を探り、健康問題の可能性がある場合は獣医の診察を受けることが最優先です。

適切な対処法を見つけ、愛犬の健康的な食生活のために、愛情と忍耐を持って向き合いましょう。