気になる愛犬の口臭!考えられる原因と予防法を徹底解説

気になる愛犬の口臭!考えられる原因と予防法を徹底解説

Owner brushing teeth of cute dog at home

 
愛犬のお口の臭いが気になることはありませんか?
「この口臭をどうにかしてあげたいけど、何をしたらいいのかわからない」なんて悩んでいる方も少なくないでしょう。

口臭の原因は、歯周病や口腔内の乾燥など、ワンちゃんによって異なります。
中には、病院に連れて行かなければならない病気が隠れているなんてことも…!

そこで今回は、ワンちゃんの口臭の原因や口臭のケアと予防、動物病院へ連れて行くタイミングについてご紹介します。
この記事を参考に、愛犬の口臭の対策をしてあげてくださいね。

 

口臭の原因ってなに?

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愛犬の口臭は早めに改善してあげたいもの。
しかし、ワンちゃんによって口臭の原因は様々考えられます。
そこで、まずは口臭にどんな原因があるのか確認していきましょう。

 

歯周病

口臭の原因の中で1番多いのが歯周病です。

歯周病とは、主に細菌によってお口の中で起こる炎症の総称。
歯周病を引き起こす細菌によって歯茎に炎症が発生し、その後、歯と歯茎の間の溝が深くなり、ここにさらに多くの細菌が入り込んで、最終的に歯が抜けてしまうなどの症状が見られます。

ワンちゃんのお口の中には細菌が漂っており、この細菌は食べかすなどで活発化して、多く集まると歯垢(しこう)となります。
この歯垢が石化し、歯石(しせき)となるのです。
これらを放置すると、先に説明した歯周病の症状が進行してしまいます。

歯周病は、初期の症状ではなかなか見つけることができませんが、悪化すると腐敗臭のような口臭が生じます。
この腐敗臭のような口臭の原因は、歯垢や歯石から発生する臭いや、炎症から生じる膿によるものです。
また、歯石の成分のほとんどが細菌のため、歯周病を放置すると、全身性の疾患に影響する可能性があります。

ワンちゃんは、人間より歯垢が歯石に変わるのが早いと言われています。
特に3歳以上のワンちゃんは歯周病を患いやすいので、口臭が気になる場合は歯周病の検査をする必要があるでしょう。

 

口腔内の乾燥・疾患

口腔内で唾液が乾燥するのも口臭の原因となります。
通常、ワンちゃんのお口の中は湿っていますが、口呼吸が多くなって口腔内が乾燥すると、唾液が濃縮されるため、不快なにおいが発生するようになるのです。

健康なワンちゃんでも鼻づまりをしている時や、夏の気温が高い環境下にいる際には口呼吸が多くなるもの。
そのような時にお口がくさいと感じたら水を適度に飲ませてあげましょう。

 

内臓疾患

ワンちゃんの口臭は、胃や腸、肝臓、腎臓などの内臓に疾患を抱えている場合にも発生します。
疾患によって、口臭に違いがあるので、以下の点をチェックしてみましょう。

・胃に疾患がある場合
・肝臓や腎臓に疾患がある場合
・腸に異常がある場合

 
胃に疾患があると、口臭が胃酸特有の酸っぱい臭いになります。
胃の状態が悪いと胃酸の分泌が過多になり、嘔吐をしたり、胃酸が込み上げてきます。
これが原因で酸っぱいにおいの口臭が発生するのです。

肝臓や腎臓に疾患がある場合の口臭は、普段なら体の外に排泄される老廃物が体内に溜まるため、アンモニアのような臭いがします。

腸閉塞や腸に重篤な症状がある場合、口臭に便の臭いがすることがあります。
腸が正常に内容物を流すことができないため、臭いだけではなく、便のような嘔吐物を吐き出すケースも。
この場合、口臭の他にもほとんどのワンちゃんに、ぐったりする、下痢になるなど深刻な症状が発生し、これは命に関わる状況です。

 

ごはんの種類

ごはんの種類によって、口臭が変わることも。
いつもと愛犬の口臭が違うと感じたら、ごはんを見直してみてください。

臭いの強いごはんや、空気に触れて酸化し、劣化したごはんを食べさせていませんか?
また、ごはんが歯にくっついて臭いの原因になっていることもあるので、こまめに歯の掃除をする必要があるでしょう。

 

口臭がひどい時は病院へ連れて行こう

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愛犬の口臭の原因が内臓疾患などの場合、対処が遅くなると深刻な状態に悪化する可能性があります。
特に腸閉塞は、激しい腹痛や急激な嘔吐、下痢、ぐったりするなどの症状が現れ、命の危険が伴うこともあります。
ワンちゃんにとってもつらい状態であり、緊急性が大変高いので、大至急動物病院を受診しましょう。

また、口臭の原因が他の内臓疾患である場合も、手術や投薬など動物病院での治療が必要です。
ワンちゃんのお口から口臭を感じると共に、嘔吐や腹痛、下痢などの症状が見られる場合には、すぐに動物病院へ連れていきましょう。

 

口臭の対処法・予防法

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最後に、口臭の対処法と予防法についてご紹介します。

 

歯垢・歯石除去

こまめに歯ブラシをしたり、歯磨きガムやグッズを使うことによって、家庭でも歯垢のケアをすることは可能です。
歯石になってしまうと、きちんと除去するために動物病院で全身麻酔をかけて処置を行う必要があります。

しかし、全身麻酔は少なからずワンちゃんの体に負担がかかるもの。
とくにシニアのワンちゃんは、歯石をとるメリットよりも麻酔をかけるデメリットの方が上回る可能性もあります。
歯石除去など歯のケアを行う際は、獣医師さんとしっかり相談した上で判断してくださいね。

 

食べ物

犬の食事になんといっても欠かせないのが、ドッグフード。
すべて同じように見えるドッグフードですが、その原材料や形状は実に様々です。

保存・管理がしやすいドライフードは多くの愛犬家が使用していますが、水分量が少ないわりに油分が多いので、口臭の原因になる可能性が非常に高いです。
油分が多い食事は口内の酸化を促してしまうので、口臭が気になる場合はなるべく避けるようにしてみましょう。

また犬は、腸などの内臓が肉食動物に非常に近い構造になっていて、野菜や穀類などを消化・吸収するのが苦手です。
野菜や穀類の含有量が多いドッグフードを与えている場合は、消化不良を起こしている可能性も考えられます。
消化不良は腸内環境の悪化を引き起こし、口臭や排泄物の悪臭の原因になります。

気になる場合は、肉などの動物性タンパク質が多く含まれているドッグフードに切り替えてみましょう。
原材料一覧や成分表のひとつ目の項目は主原料を示しているので、ここに肉類が記載されているものを選ぶようにすると安心です。

 

歯磨きと歯磨き以外のケア

愛犬の口臭対策として、もっとも大切なケアは定期的な歯磨きです。
お口の中に食べかすを残したままにすると、歯垢が溜まり歯石へ変わる原因になります。
そうならないためにも、歯磨きの習慣を身につけることはとても大事です。

また歯磨きと並行して、奥歯などの磨きにくい場所は、ロープやタオルなどのおもちゃで遊びながら噛む刺激と摩擦の刺激で歯垢を落とす方法もおすすめ。

どうしても歯磨きを嫌がるワンちゃんの場合、口腔内環境の改善をするサプリメントやガム、飲み水に混ぜる洗口液などを使用するのも良いでしょう。

 

まとめ

今回は、愛犬の口臭の原因や口臭のケアと予防、動物病院へ連れて行くタイミングについてご紹介しました。
ワンちゃんの口臭には、口腔内疾患や内臓疾患など、さまざまな病気が潜んでいることがわかりましたね。

口臭を放置すると悪化する可能性があります。
愛犬の歯の様子もチェックしながら、口臭の変化など十分に気をつけるようにしましょう。

歯周病や内臓の病気が隠れていないか、定期的に動物病院を受診することも大切です。
飼い主さんは、日頃から口臭のケアと予防をしっかり行って、大切な愛犬の健康を守ってあげてくださいね!

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